キングドラ



     
  • 分類:ドラゴンポケモン
  • タイプ:みず・ドラゴン
  • 高さ:1.8m
  • 重さ:152.0kg
  • 特性:すいすい(雨の時に素早さが2倍になる)
               スナイパー(急所に当たった時のダメージが1.5倍~2.25倍に増える)
  • 隠れ特性:しめりけ(じばく、だいばくはつ、ビックリヘッド、ミストバースト、ゆうばくを不発にする)

はがれた ウロコは おうぞくへ けんじょうされるほど
じょうひんで ふかみのある かがやきを もつ。

+ 担当声優
三木眞一郎
1997年アニメ版(イブキの手持ち)
小西克幸
『結晶塔の帝王 ENTEI』(ミーの手持ち)

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第2世代(『金・銀』)。
ギドラではない。
シードラにりゅうのウロコを持たせて通信交換する事で進化する

普段は生物が棲まない程の深海にある海底洞窟で眠り、力を蓄えている。
長らく、あくびによって海流を引き起こすと言い伝えられていた。
台風が発生すると目覚め、獲物を探しに行く。
カイリューとは敵対関係にあり、出くわすと激しく争う。

初登場の『金・銀』ではフスベシティのジムリーダー・イブキの切り札として登場。
みず・ドラゴンの複合タイプは耐性面で相性がよく、この頃はフェアリータイプが無かった事もあり弱点はドラゴンタイプのみに加え、
りゅうせいぐんやドラゴンクロー等のドラゴンタイプ技も無かった為、高火力によるゴリ押しで勝つしか方法がなかった
(一応、高威力のドラゴン技としてげきりんが存在するが、2~3ターン後にこんらんする上にミニリュウ系統しか覚えられず、
 そもそも同作のトレーナー達が繰り出すポケモンのLvは総じて低めな為、上記のゴリ押しが最適解でもあった)。

アニメ第7シーズンでは新無印の88話でゴウが捕獲している。

漫画『ポケットモンスターSPECIAL』ではシルバーの手持ちとして登場。
実は1章・2章時点でブルーが所持していたタッツーであり、
第3章でシルバーに返された後でシードラに進化していたところで、スズの塔周辺でのロケット団とのバトルにて、
ゴールドのニョロゾのニョたろうをニョロトノに進化させるべく交換した際にキングドラに進化させていた。
……シルバーのオーダイル、ギャラドスがそれなりに見せ場があるのに対して、
シルバーがみずタイプばっかり持っているせいか、キングドラは見せ場に乏しい。
むしろタッツーの頃の方がナツメ戦で「えんまく」使って相手の目を眩ませたりスミを垂らして後続に道しるべを作ったり活躍していた


原作中の性能

HP:75
攻撃:95
防御:95
特攻:95
特防:95
素早さ:85
合計:540

ドラゴンタイプの中では無駄も尖りも無い、バランス型の平坦な種族値だが、
上記の通りドラゴン対策の常套手段であるこおり技はみずタイプとの複合により等倍、
みずタイプの弱点もドラゴンタイプが補っており、弱点がドラゴンとフェアリーのみであり耐性が優秀。
メインウェポンは特殊技が「ハイドロポンプ」「なみのり」「りゅうせいぐん」「りゅうのはどう」「ぼうふう」、
物理が「たきのぼり」「げきりん」、サブウェポンに「れいとうビーム」「ラスターカノン」「アイアンヘッド」、
補助技に「きあいだめ」「りゅうのまい」「あくび」などが採用されやすい。

何と言っても雨(降らし)パーティ(通称「雨パ」)にて特性「すいすい」を活かして素早さ2倍&威力2倍のみず技でゴリ押すスタイルが強力で、
対雨パのでんき技・くさ技を等倍に抑えながら、並みの特殊受け耐久要員なら一撃で消し飛ばす火力で攻め立ててくるのは驚異。
しかも「すいすい」や「ようりょくそ」持ちのポケモンの中では素の素早さも比較的高いので
素早さに努力値を振らなくても「すいすい」で上がった分だけで130に先制することも可能。
天候パーティが大暴れした第5世代ではとりわけ猛威を振るい、まともに居直れるのは「ちょすい」持ちか、
ヌケニン、ハピナス、ナットレイなどのごく一握りであった。
そのため、続く第6世代では天候変化は特性でも一部を除いて5ターンに制限された他、
上記の特殊のメインウェポンがこぞって威力が下方修正された程であったが、
それでもなお雨パ有数のアタッカーとして君臨し続けた。
そして、雨パは確かに脅威だが、みず技や天候の対策にだけ気を取られるのは危険。
特性「スナイパー」と「ピントレンズ」「きあいだめ」「サンのみ」等を併用した確定急所型も厄介で、
特に「りゅうせいぐん」はドラゴン技最強の火力を誇る代償に一度放つと特攻が2段階下がってしまうデメリットがあるが、
急所に当たるとこれらの能力低下を無視してダメージ計算されるため、確定急所状態だと常に最大火力で「りゅうせいぐん」を撃ち続けられる。
この型が可能なドラゴンタイプはボーマンダやサザンドラなどの一握りのドラゴンタイプのみで希少な個性であり、
ドラゴン技の優秀な攻撃範囲からはがねやフェアリーが出て来なければ大抵の相手ならゴリ押しで突破できるため、
雨パやみず技への対策にだけ注意を向けていると不意を突かれて一気に崩されてしまう。
また、第8世代で新規取得した攻撃後に退避する「クイックターン」により、
「りゅうせいぐん」を使用してから撃ち逃げも可能になった。


MUGENにおけるキングドラ

マイク・ワゾウスキも手掛けたRoundOne氏によるキャラが某所で公開されている。
JoshR691氏製作のスプライトを用いている。

操作方法は4ボタン方式。
必殺技超必殺技はいずれも飛び道具
必殺技は泡を飛ばす「Water Pulse(みずのはどう)」、連続ヒットする竜巻「Twister(たつまき)」。
超必殺技は津波を引き起こす「Surf(なみのり)」と電撃を飛ばす「Dragon Pulse(りゅうのはどう)」となっている。
Dcat Power氏のシュレッダーの「RETRO MUTAGEN」を浴びると進化元のタッツーになる
AIは搭載されていない。

出場大会

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最終更新:2024年04月28日 22:28