#image(bagira467.jpg,width=400,title=6話のバギラ。5話に比べて両腕が強化改造されている) &font(24,b,i,blue){「できたぞ…全身刃物の怪獣…バギラだ!」} 1993年に放送された円谷プロの特撮作品『電光超人グリッドマン』に登場した[[怪獣]]。別名「裂刀怪獣」。 身長71m、体重7万7千t。第5話「男の意地の必殺剣!」並びに第6話「恐怖のメロディ」に登場した。 #region(『電光超人グリッドマン』とは) 円谷プロ創立30周年を記念して製作され、1993~1994年にかけて放送された特撮ドラマ。 パソコン通信やインターネットを題材としており、コンピュータと連動する異次元空間「コンピューターワールド」を舞台に 魔王カーンデジファー及び彼の手先となった少年や彼らが送り込む怪獣達に &b(){ハイパーエージェント・グリッドマン}と3人の少年少女達が協力して立ち向かうという王道のヒーローもの。 怪獣が直接街を破壊するのではなく、コンピューターを狂わせて街を混乱に陥れる→グリッドマンが怪獣を倒して コンピューターを修復して解決、が基本ストーリー。 もう少し新しめの作品で言うなら『[[ロックマンエグゼ>ロックマン.EXE]]』に近いといったところである。 製作都合で39話で終了。しかし視聴率が低迷していたというわけではなく(むしろ玩具の売上含め好評な方に入る)、 当初は2クール構成の予定が4クールに延長され、それが予算の都合で1クール短縮になった、という説も。 序盤には、本項目のバギラのエピソードの他に ・水道局のコンピューターを狂わせて水を塩酸に変える ・電話線を破壊して緊急通報などの連絡が使えなくなる などの現実的な被害を取り扱っていたのだが、当時はそれほどパソコンやインターネットが普及していなかったため 終盤にはインフラ破壊によるネタも底を尽き ・リモコン掃除機を改造して&b(){人間を小さくして吸い込む人間掃除機に変える} ・瞬間移動実験装置を&b(){タイムマシンに変えて弁慶を呼び出す} ・&b(){ドライヤーを使った人間を金髪不良に変える} といった東映不思議コメディーシリーズのごときトンデモ展開も多数作られた。 また予算やスポンサーの要請などの都合で没になったり一回出したきりで終わってしまった要素も多い(中盤から登場するライバル戦士案やコンピューターワールドの住人など)。 しかしサイバー空間を見事に表現したメカニカルなセットや、主人公チームが作るアシストウェポン及びそれらと合体するグリッドマンの活躍などに魅了された視聴者は多く、 また作品のもう一つのテーマとして「怪獣を倒すだけではなく、悪の道から人を救う」ヒーロー像も掲げられており これを日常と環境に対する鬱屈した感情から魔王の配下として選ばれてしまった少年・武史の成長を巡るドラマとして描いた内容も評価が高く、 円谷プロの特撮作品としてはマイナーな部類ながら未だに根強いファンが存在している。 以上のことから「時代を先取りしすぎた」「早すぎた名作」とする声も多い。 2015年には『日本アニメーター見本市』にてグリッドマンの戦いをダイジェスト風に纏めたショートアニメが公開され、 更に2018年10月には、特撮版を原作としたオリジナルTVアニメ『SSSS.GRIDMAN』の放送が開始。 特撮版を知る者のみならず未見のアニメファンの間でも話題沸騰のヒット作となった。 |&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm25886752){340,185}|&nicovideo(http://www.nicovideo.jp/watch/sm33834737){340,185}| 『SSSS.GRIDMAN』のヒットを受けて、2021年4月からはスピンオフ作品『SSSS.DYNAZENON』の放送も開始されている。 また、『SSSS.DYNAZENON』の宣伝も兼ねてか、同時期に『電光超人グリッドマン』の無料配信もYouTubeにて行われており、 今尚新規のファンも増えつつある。 #endregion //region外にもコンピューターワールドの簡易説明を追加、region外だけ読んでも概要が分かるように。 中学生の藤堂武史がコンピューターグラフィックで描いた怪獣のCGが、魔王カーンデジファーにより コンピュータと連動する異次元空間「コンピューターワールド」に実体化した存在であり、 [[両腕を始め、全身が刃物で覆われている>ガイガン]]のが特徴。 #image(bagira466.jpg,width=350,title=右が5話のバギラ。腕の剣が6話より小さい) 誕生の発端は、スーパーの荷物運送に衝突し、恥をかいた武史がその腹いせに作り出したもので 総合配送センターのコンピュータワールドを襲撃し、品物の流通を完全にストップさせて街中を大混乱に陥れた。 グリッドマンとの直接戦闘では、全身の刃物でグリッドマンを遠ざけ、 グリッドマンの必殺光線を始めとするビーム攻撃を刃物で防いで完全に無効化して苦戦させたが、 コッペパンに具材を挟んだスペシャルドッグをヒントに一平が作り出した新兵器バリアシールドを装備したグリッドマンが互角に戦えるようになったため、 形勢逆転。 斬り合いの末にプラズマブレードで両腕を切断され、カーンデジファーの命令を受けて逃亡した。 続く第6話では両腕の刃を強化されて再登場、電子楽器店のコンピュータから[[殺人音楽>ジャイアン]]を流そうと目論むが、 コンピュータワールドに生息する電子生命体アノシラスが放った光線を浴びて絶命した。 また、第18話「竜の伝説」では改造を受けてパワーアップした&b(){メカバギラ}として復活。 考古学研究所のコンピュータを乗っ取り、[[ミイラ>アナカリス]]を甦らせて暴れさせている。 #region(「ぎっ、擬人化が!」「どうなっておるのだ、武史!」) #image(img_bagira.png,width=300) 2017年には登場作であるグリッドマンのBD-BOX発売にちなんでか、 『ウルトラ怪獣擬人化計画』において出身がウルトラシリーズでないにも関わらずシノビラーに続いて擬人化された。 デザインがすーぱーそに子でお馴染みの津路参汰氏ということもあってグラマラスな体形になっている。 ちなみに擬人化計画にはニトロプラスのイラストレーターが多く参加している他、 そに子に関しても擬人化バギラが登場する以前にも2017年のエイプリルフールにて ウルトラ戦士よろしく変身・巨大化して[[エレキング]]と戦うコラボ作品『ウルトラソニコ』が公開されており、 これらの縁が津路氏の擬人化計画への参加につながったと思われる。 #endregion ---- **MUGENにおけるバギラ //region外に簡易説明を置いて詳細を作者ごとにregionに格納する方式に変更 #image(bwalk.gif,,title=見やすさを優先して縮小したが、実物は縮小されていないのでドットがつぶれていない) [[レイザース]]を製作したバリ音スクス氏が製作したバギラが2011年8月21日に公開開始。 当初はサイズも小さくD0ドットだったが、2013年2月の更新でスプライトが描きなおされD4ドットになりサイズが大きくなった。 その後も技の追加や性能調整、不具合修正が何度か実施され、公開当初とは変更点も多い。 //バリ音スクス氏はtwitterのプロフ欄に公開場所のリンクも貼らないし、キャラ公開ツイートを最上部に固定もしないため、今後のつぶやきによっては公開場所のツイートにたどり着けなくなる危険がある。 //そのため公開場所を示すなら怪獣スレのスレ番で公開場所を提示した方が後からでも見つけやすいと思われる。スレ名でググれば出て来るし。 2018年11月18日の更新でこれまでのバージョンに存在した不具合の修正や性能調整がされており、 現在は『MUGEN怪獣キャラ総合スレ3』の853にて[[他の>レイザース]][[怪>ギマイラ]][[獣>ゲルカドン]][[達>バイラス]][[共々>ジグラ]]公開されている。 旧バージョンもなだげつ氏のサイトで代理公開中だが、不具合修正が更新内容であるため最新版を使用した方がいいだろう。 攻撃判定が大きい斬撃攻撃を多く搭載した近~中距離戦向けの性能をしており、 飛び道具の性能は低めだが打撃攻撃が強めで、デフォルトAIは搭載されていない。 Snowwolf氏が上記バギラのスプライトを使用した改変版「&bold(){バギラEX}」も2012年8月26日公開開始。 こちらも当初はD0ドットだったが、上記バギラの更新に伴いD4ドットに変更されている。 氏の他のキャラと似た傾向の性能をしており、攻撃面が凶キャラ並みの強力さだが防御面は一般的なキャラという性能。 特に飛び道具が大幅な強化をされており、AI戦では打撃攻撃以上に飛び道具を多用する立ち回りを目にしやすいだろう。 氏の他のキャラ同様のド派手な演出の一撃必殺技も搭載されている。 こちらはデフォルトでAIが搭載されており、凶キャラ大会や動画で目にするのはこちらである事が多い。 ウルトラシリーズ以外の作品出典の円谷怪獣としては、初のMUGEN入りとなった。 #region(バギラ(バリ音スクス氏製作版)) -バギラ(バリ音スクス氏製作版) 2011年8月21日に無限ロダで公開開始。 2018年11月18日の更新でこれまでのバージョンに存在した不具合の修正や性能調整がされており、 『MUGEN怪獣キャラ総合スレ3』の853にて公開されている。 氏が以前手掛けた改変版[[ギマイラ]]をベースに製作されたとのこと。 当初はサイズも小さくD0ドットだったが、 2013年2月の更新でスプライトが描きなおされD4ドットになりサイズも大きくなった。 2014年の更新でしゃがみや技が追加、技性能もかなり調整されている。 原作同様の斬撃技が数多く搭載されており、攻撃範囲、技の発生ともに他の氏の怪獣に比べて多少広くて速め。 斬撃技には飛び道具にも攻撃が当たる技や発生に無敵のある技も有るので注意が必要。 使用後に一定時間使用不能になるものの、無敵付きで前方に移動できるダッシュがあるなど機動力も怪獣にしては高め。 同じく使用後に一定時間使用不能になるものの、使用中は無敵になる刃物を交差させた特殊ガードも有る。 攻撃を無効化されないように、攻める時には相手の攻撃後や相手の攻撃をガードしてできた隙を狙いたい。 ゲージ技の「バギラ、鋭い刃をお前に与えよう」は、 他作品の怪獣の能力をモチーフとした三つの効果から、ランダムでいずれかが発動する。 『[[パチモン怪獣大熱戦]]』のドイラーの技である“高熱鰭剣”は突進技で当てやすく、 破李拳竜氏の漫画版『[[ガメラ]]』の技である“[[ガメラ剣法まとめ切り>ギロン]]”は射程が短いが高威力、 [[デストロイア]]の技である“ヴァリアブルスライサー”は射程、威力ともに他より劣るがゲージ消費が少ない。 とはいえこのように効果がバラバラでランダムなので使いこなすのは難しいかもしれない。 //以降は試合終了までその技が継続される仕様となっている。 //MUGENの乱数なんで偏りやすいけどランダムっぽい 2011年9月21日の更新で、メカバギラに変身するゲージ技「テールブーメラン」も搭載された。 2018年11月更新版ではAI戦で相手がガードできなくなる状況が発生する不具合などが修正され、 オプションで技使用後に一定時間使用不能になる技が今使用可能なのかどうかを表示することが可能になった。 同梱のreadmeの記述に従って記述を修正すれば、アイコンで使用不能な技が分かるようになるので人操作向きかもしれない。 AIは搭載されていない。 //大きすぎるドットが急にあっても見栄えが悪かったのでコメントアウト //#image(bagira6005.gif,,title=D4版のドット、MUGEN上では半分の大きさで表示される) #endregion #region(バギラEX(snowwolf氏改変版)) -バギラEX(snowwolf氏改変版) 2012年8月26日公開開始。 Snowwolf氏がバリ音スクス氏製作版のスプライトを使用して作った改変版。 当初はバリ音スクス氏製作版のD0版ドットを使用していたが、 後のバリ音スクス氏製作版のD4版への更新に伴いドットもD4版に更新された。 こちらはエフェクトがサイバー感に満ちた派手なものになっており、 機動力が増したほか地を這う飛び道具などが追加されるなど、全体的に性能が強化されている。 氏のキャラクター恒例のド派手な即死技も搭載されている。 |公開当初の紹介動画。まだ本体ドットがD0版でD4版になっていない。&br()&nicovideo(sm18720347)| #endregion &font(20,b,i,purple){「怪獣バギラ、我がしもべよ、&br()&space(2)人間どもを混乱させ苦しみを与えるのだ!」} ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[バギラ],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[バギラ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[バギラ],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[ネクサスまてぃっく]](Snowwolf氏改変版バギラEX。第16話に登場。) ---- //他の怪獣キャラのページで日付タグを消していないのにバギラのページでだけ消す意味は無い。消すなら全キャラクターページまとめて //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //怪獣,|円谷|,プログラム,剣士,二刀流,尻尾攻撃,角(鼻先),刃物になった体 &hiduke(1993/05/01)