トゥーフェイス

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トゥーフェイス」を以下のとおり復元します。
//日本語訳を吹替版に変更。字幕版はCOで残しといた
#image(twoface anime.png,height=450,title=『DCAU』版。『OnePiece』のMr.1と『リトルマーメイド』のアースラに似てなくもない)

&font(b,i,25,#c0c0c0){"The world is cruel, &font(b,i,black){and the only morality in a cruel world is chance. }}
&font(b,i,25,#c0c0c0){&space(1)Unbiased. &font(b,i,black){Unprejudiced. Fair."}}

&font(b,i,23,#c0c0c0){(残酷な世の中で、&font(b,i,black){唯一の正義は運だ。}}
&font(b,i,23,#c0c0c0){ えこひいきもない、&font(b,i,black){偏見もない。フェアだ)}}
//この残酷な世界で、唯一のモラルは運だ。
//えこひいきもなく、偏見もない。フェアだ

#region(コミック版はこちら(グロ注意))
#image(twoface comic.jpg,height=450,title=デザインのモデルは『ジキル博士とハイド氏』だとか)
#endregion

#region(日本語吹替声優)
:筈見純|『バットマン(1989年映画版)』(ソフト版)
:[[原田一夫>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:原田一夫|]]|『バットマン(1989年映画版)』(TBS版)
:[[田中信夫>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:田中信夫|]]|『バットマン(1989年映画版)』(テレビ朝日版)
:田中耕二|『バットマン(1989年映画版)』(テレビ朝日吹替補完盤)
:[[菅生隆之>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:菅生隆之|]]|『フォーエヴァー』(ソフト版)
:[[小林清志>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:小林清志|]]|『フォーエヴァー』(テレビ朝日版)
:[[大塚明夫>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:大塚明夫|]]|『バットマン(DCアニメイテッド・ユニバース)』
:[[木下浩之>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:木下浩之|]]|『ダークナイト』(ソフト版)、『ブレイブ&ボールド』
:[[井上和彦>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:井上和彦|]]|『ダークナイト』(テレビ朝日版)
:[[遊佐浩二>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:遊佐浩二|]]|『GOTHAM/ゴッサム』
:[[滝知史>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:滝知史|]]|『アーカムナイト』
:[[丸山壮史>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:丸山壮史|]]|『レゴバットマン ザ・ムービー』
:[[森川智之>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:森川智之|]]|『ニンジャバットマン』
#endregion

[[DCコミック>アメコミ]]の代表作『[[バットマン]]』に登場するヴィラン。某[[ピンクの悪魔>カービィ]]のゲームに登場する同名の敵は無関係。
初出は1942年の『Detective Comics #66』。
バットマンの古参の宿敵の一人にして、二代目[[ロビン]]ことジェイソン・トッドの父親を殺害した張本人である。

本名は&b(){ハービー・デント}&link_anchor(*1){*1}。日本だと初期はハーヴェイと翻訳されていた。身長182.9cm。体重82.6kg。
ゴッサムシティの有能な検事であり、端整な容姿から「[[アポロ>チーターマン]]」と渾名されるほどだったが、
裁判中にギャング団のボス、サル・マローニに化学薬品を投げつけられ、
顔の左半分の皮が剥げて筋肉が剥き出しになっているグロテスクな容姿になってしまう。
結果、[[二重人格>キャベンディッシュ]]にして二重性に取り憑かれたヴィラン、トゥーフェイスに変貌する。

顔の損傷の具合は作品やアーティストによってかなり差異があり、上記したような筋繊維剥き出しの人体模型状態だけでなく、
記事冒頭のように変色して引き攣っている程度の場合もある。こちらのバージョンはアニメなど低年齢向け媒体に多い。
また、人格も善と悪でハッキリと二分されている場合もあれば、完全に悪人サイドの人格だったり、
善悪の人格を混ぜ合わせたような、独自の美学を持った犯罪紳士的なキャラになっている作品もある。

特殊な能力は持っていないが、射撃の腕に優れている。
最大の特徴として意思決定を[[コイントス>ホワイト]]で行う習慣がある。
主に使うのは1ドル銀貨、それも両表のエラーコインで、片側が傷付いているためそちらを「裏」としている。
傷は上記の薬品による劣化とする場合もあれば、切り傷のようなものとされる場合もあるが、
どちらにせよコインに描かれた自由の女神は彼の半身の如く無残な姿になっている。

また、現在はハービー・デント時代にバットマンと盟友だったという設定も加えられている。

#region(実写映画での活躍(グロ注意))
#image(https://i.imgur.com/2TGAfvn.jpg,height=300,title=役者のせいか妙に大物っぽいバートン版デント)
実写映画『バットマン』ではトゥーフェイスになる前の新任の地方検事ハービー・デントとして登場。
本作においてはゴッサムシティの市長から招聘され、ギャング撲滅を公約として宣言する。
主だった出番はこれだけで、その後は物語からフェードアウト。ハッキリ言ってチョイ役もいいところである。
演じたのは[[スターウォーズ>ルーク・スカイウォーカー]]のランド・カルリジアン役で有名なビリー・ディー・ウィリアムズ氏。
原作のデントは白人だが本作では役者の都合上、黒人となっている。

なお、ウィリアムズ氏は結局トゥーフェイス形態を演じることはなかったが、この映画の後で作られたアニメ版(DCアニメイテッド・ユニバース)では、
この辺の要素を生かしてかトゥーフェイスが黒人風の容姿(トップ画像参照)になっている。

#image(https://i.imgur.com/9Fj71o2.jpg,height=300,title=ジョーンズさんむちゃくちゃ楽しそう)
『バットマン フォーエバー』ではメインヴィランの一人として登場。
演ずるはこの時点でアカデミー賞俳優であり、日本では缶コーヒーBOSSのCM『宇宙人ジョーンズ』としてもお馴染み、
トミー・リー・ジョーンズ氏。
正義感溢れる地方検事だったが、裁判中にギャングのサル・マローニに硫酸を投げつけられ、
左半身が焼け爛れたことで精神に異常を来してトゥーフェイスとなった。&b(){「2」}という数字に異常な執着を見せる。
自分を助けてくれなかった(正確には間に合わなかった)バットマンを逆恨みし、
収容されてから&b(){2}年目にアーカム・アサイラムを脱獄してゴッサム&bold(){第二}銀行を襲撃。
その後、[[リドラー]]と同盟を組んでバットマンと[[ロビン]]を追い詰める。
武器は&b(){ダブル}ノック式の拳銃であり、シュガーとスパイスというトゥーフェイスの二面性を表現した&b(){二人}の娼婦を側に侍らせている。
隠れ家は半分が美しい調度品で彩られ、もう片方は醜く荒らされている上、
用意された食事も片方は上等のシャンパンとスフレ、片方は生肉と丸焼きなど極端である。
特殊メイクで再現されたヴィジュアルは秀逸そのもの、なのだが……原作のトゥーフェイスと比べるとやたらとハイテンションであり、
身振り手振りも大げさで高笑いするシーンなどが非常に多い。
&s(){というか本作は設定上『バットマン』から地続きの世界のはずなのにハービーは人種すら変わっている}
また、本作でも片面が傷ついたコインでのコイントスによって己の行動を決めるのだが、
なんと&b(){納得のいく結果になるまでコイントスを繰り返す}というキャラ崩壊どころではない行動を取るため、原作ファンからはかなり不評である。
しかし、それ以外のシーンにおいては中の人が心から楽しんで演技していたというはっちゃけた怪演ぶりで中々評価が高い。

#image(https://i.imgur.com/J6U8Dl5.jpg,height=300,title="I thought you was dead."(し、死んだと思ってた…)
"Half."(半分な))
//「死んだはずじゃ?」「半分だけな」

&font(b,i,25,#c0c0c0){"You're a lucky man.&font(25,b,i,black){But he's not."}}

&font(b,i,20,#c0c0c0){(お前は幸運だ。&font(b,i,black){その男は違う)}}
//お前は運がいい。彼は違う

&font(b,i,25,#c0c0c0){Who?}}

&font(20,b,i){&color(gray){(誰だ?)}}

&font(b,i,25,#c0c0c0){"Your &font(b,i,black){driver."}}

&font(b,i,20,#c0c0c0){(運転&font(b,i,black){手だ)}}

『ダークナイトトリロジー』では二作目である『ダークナイト』から登場。
演じたのはアーロン・エッカート氏。
「闇の騎士」であるバットマンに対して、「光の騎士」とも称される有能な地方検事。
かつて内務調査部に所属していた頃は警察から皮肉を込めて、&b(){「ハービー・トゥーフェイス」}と呼ばれていた。
父親の形見であるコインを持ち歩き、重要な決断はコイントスによって行うのだが、
このコインは&b(){両方が表}であり、実際は&b(){自分の正義に従って一度決めたことは必ずやり遂げる}という事と、
&b(){自分が決めた正義に間違いはない}という独善的な部分をも象徴していた。
しかしながらこの時点の彼の正義感自体はごくごく真っ当な物で、
加えて当時のゴッサムでは警察等の公権力に公然と汚職が広がっていた事もあり、
一時はバットマンもその強固な信念と市民に慕われる姿勢を兼ね備えるハービーこそが、
ゴッサムを真に守るに相応しい存在ではないかと本気で考えていた程。
ゴッサム市警の[[ゴードン>ジェームズ・ゴードン]]やバットマンと共にマフィア壊滅のために果敢に奮闘するも[[ジョーカー>ジョーカー(バットマン)]]に捕まり、自身はバットマンに助けられるが、
建物の爆発に巻き込まれ顔の左半分を失った上に、同僚であり想い人でもあったレイチェルがジョーカーに殺害され絶望。
その後は耐え難い激痛にも関わらず鎮痛剤も皮膚移植も拒否し、
さらに病院に現れたジョーカーによって言葉巧みに惑わされ、精神が完全に破綻してしまい、
爆発によって片面が焼け爛れたコインと共に、レイチェルの死に関わった人間達へ復讐を開始する[[処刑人>パニッシャー]]となる。
復讐に関しても&b(){基本的には}コインによる意思決定を重視しており作中では裏切り者の警察関係者を見逃してもいるが、
一方でコイントスで裏面が出た直後にもう一度それを行い、自分と相手の乗っている自動車の運転手を(上記のやり取りの直後に)射殺。
事故を起こさせる事で間接的な(=自らの意思に関係ない運任せの形での)殺害を試みてもいる。
本作では当初登場する事が伏せられており、サプライズ的な出演を果たした。
トゥーフェイスとなってからの恐ろしい表情はCGによって処理されている。
#endregion

&i(){(以上、Wikipediaより引用・改変)}

&font(b,i,25,#c0c0c0){"Chance trumps choice every &font(b,i,black){second of every day."}}

&font(b,i,25,#c0c0c0){(いかなるときも&font(b,i,black){偶然は選択を凌ぐものさ)}}

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**MUGENにおけるトゥーフェイス
#image(shining & candido159 twoface.gif,title=2P側で顔が正しくなる)
shining氏とcandido159氏の共同製作による、[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用のキャラが存在し、海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
Buyog氏による『[[MVC>MARVEL VS. CAPCOM]]』仕様のキャラ製作テンプレートをベースに作られており、
[[ドット>ドット絵]]は[[カーマン・コール]]を改変したものと思われる。
ちなみにデフォルトカラーでは初期のデザインをイメージした左半身が緑色の姿だが、
[[カラー>カラーパレット]]によっては「白黒のスーツに赤黒く爛れた左半身」というお馴染みのものや、映画『フォーエヴァー』をイメージしたものになる。

簡易的な[[AI]]がデフォルトで搭載されている他、Colosse氏によるAI&改変パッチも公開されており、
爆弾や銃といった[[飛び道具]]を中心に攻める動きをする。
|Colosse氏AIパッチ(DLリンク有り)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=61WeEuCeyWY){320,240}|

&font(b,i,25,#c0c0c0){"I've given up my fiancee, my carrer, &font(b,i,black){everything. }}
&font(b,i,25,#c0c0c0){&space(1)Now stay out &font(b,i,black){of my way…"}}

&font(b,i,23,#c0c0c0){(私は婚約者も、仕事も、&font(b,i,black){何もかもを失った。}}
&font(b,i,23,#c0c0c0){ もう私の邪魔をするのは&font(b,i,black){やめてくれ……)}}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[トゥーフェイス],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[トゥーフェイス],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[トゥーフェイス],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
実は初出時点は「ハービー・ケント(Harvey Kent)」という名前だったのだが、自社の[[著名ヒーロー>スーパーマン]]と被るという理由で一文字違いのデント(Dent)になった。
DCではその後アース1(戦後の再設定)と2(戦前版設定)に世界を分けた際、アース1→デント、アース2→ケントがそれぞれいることにされた。
なお、彼の名前関連のトラブルはしょっぱなからあり、最初のエピソード中、妻のギルダから[[「ケント」と姓で呼ばれた>ショー・疾風]]場面がある。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:筈見純|,|CV:原田一夫|,|CV:田中信夫|,|CV:田中耕二|,|CV:菅生隆之|,|CV:小林清志|,|CV:大塚明夫|,|CV:木下浩之|,|CV:井上和彦|,|CV:遊佐浩二|,|CV:滝知史|,|CV:丸山壮史|,|CV:森川智之|,アメコミ,ヴィラン,銃使い,爆弾,喫煙者,病人,復讐者,多重人格,スカーフェイス,茶髪,白髪,緑色,白色

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