セクロス

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セクロス - (2009/02/27 (金) 11:42:23) の編集履歴(バックアップ)


シューティングセクロス!!


1984年から稼動された日本物産開発のアーケードゲーム『セクターゾーン』の
ファミリーコンピュータ移植版(1986年発売)および北米版の名称。

横スクロールシューティングゲームに分類され、高速スクロール面と低速スクロール面が交互に展開される。
前者は敵機とのデッドヒートを初めとしたレースゲーム的要素が強いが、
後者はシューティングゲーム的な要素が強く、ステージによってゲーム性が大きく異なる。
敵・敵弾・地形に当たるか、バイクのエネルギーが切れるとミスとなる。

ストーリーは地上に取り残された「ペトラ人」を救助用ホバーリングバイク「ギルギットペトラ」で救出するというもの。
救出した人数に応じてステージクリア時にボーナス点が入る。一度に救出できる人数に上限はない。
が、人数が多くなるとバイクのエネルギーの減りが早くなり、アーケード版では更に動きも遅くなる。
そのためハイスコアクリアを目指すのでなければ、救出せずに無視することも可能。

ちなみにファミコン版がアーケード版劣化移植としてリリースされてきたケースが非常に多かった当時、
『セクロス』は『セクターゾーン強化型』とも言えるほどゲーム性が強化されており、かなり稀有な存在だったりする。
原作ゲームでは自分の倒した敵の残骸も「障害物」として残り、下手に敵を倒せばそれだけ、進行に障害が生まれるというテクニカルでシビアなゲームだった。
ファミコン版ではその様なギミックを施すとスプライトがまず足りなくなるので、一部のキャラや固定障害物を除き、敵は倒したら消滅させるというシューティングの基本に戻り、後ゲームテンポもアーケードに比べてかなりアップしている。
そのスピード感と爽快感が、原作を越える絶妙なゲームバランスとなり、今なお横スクロールアクションシューティングの傑作としてこのゲームを挙げる人は多い。
また「ニチブツサウンド」と称されるBGMも、このゲームでも遺憾なく発揮されており、BGM共々名作と言われている。



…今ではインターネットスラングの意味の方が有名になってしまっているため、なかなか口に出しにくいゲームでもある。



MUGENでは翡翠の夫氏(現・萃香の夫氏)が制作。
ジャンプやしゃがみがなく、方向キーで画面内を自由に動ける。攻撃方法は前方に飛ぶショットのみ。
いわゆるかみキャラであり、殴られたり撃たれたりすると一撃で死ぬ。
しかしAIが入っており(速度を自重した射撃を連発しつつ、一定の距離を保ちながら高さをあわせるだけのAIだが)
タッグ戦だと結構強かったりする。…AIスイッチが入っても相手に突っ込み、攻撃されて死んだりするが。
しかし、元がシューティング要素の強いゲームだけあって、プレイヤー操作ならショットを連射してるだけで大抵の敵を封殺出来たりする。

何気にブラックとゴールドカラーまで持っている。
「11P(ブラック)・移動速度&攻撃力1.5倍・弾がダブル」
「12P(ゴールド)・移動速度&攻撃力2倍・弾がトリプル・爆死しない」
ただし、CPU戦では出ないように設定されている。



出場大会


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