「ワッフゥ!ルプルドゥ!」
ナムコのアクションゲーム『風のクロノア』シリーズの主人公。名前の綴りはKLONOA。
初出は1997年に発売されたPSソフト『風のクロノア door to phantomile』。
以降もシリーズ化され、さらに『
NAMCOxCAPCOM』など他のナムコゲームにも複数出演している。
2008年にはWiiで初代クロノアがリメイクされた。
外見は、長い耳を持つ黒と白の毛の猫+犬のような獣人の少年。俗に言う
ケモショタ?。
声優はケロロ軍曹などでお馴染みの渡辺久美子。
手に持つ「風のリング」で
風を操る能力を持ち、空中で長い耳を羽ばたかせる事でホバリングもできる。
原作では風だまを相手にぶつけて膨らませ、別の敵に投げたりジャンプの踏み台にしたりしてステージを進んでいく。
その外見から
青いハリネズミと比較される事もあるが、敵を捕まえてぶつける攻撃方法は
どちらかというと
ピンクの悪魔(初代GB版)に近い。膨らむのは敵だけど。
また、ARPG『クロノアヒーローズ』やSLG『NAMCOxCAPCOM』などではウィンドソードなど他の武器も使用する。
作品によって「夢見る黒き旅人」だったり「ヒーローを目指す少年」だったりと設定や外見がいろいろ変化している。
また、初期の作品では登場キャラクター達が独自の架空言語(ファントマイル語)で喋り、
同時に日本語字幕を表示するという形式を取っていた。
例えばクロノアの場合は「るっぷ!(行こう!)」「とぅらっぱ!(ありがとう!)」
「ぱらみゅう・・・(ごめんなさい・・・)」みたいに喋る(発音・和訳は適当)。
『風のクロノア2』では歌詞が全てこの言葉でクロノアが歌う「Stepping Wind」なんて歌もあった。
ナムカプなど、後の作品ではクロノアが普通に日本語で喋ったりしてるケースも多いが、
「わっふー!」などの掛け声はクロノアの代名詞としてそのまま使ってる事が多い。
Wii版ではなんと日本語モードとファントマイル語モードの両方が収録されている。
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ナムカプでの活躍 |
序盤から参戦する。本作のクロノアはGBAの「クロノアヒーローズ」が出典であり、(ただしBGMやステージは2出典が多い)
原作同様、さすらいの賞金稼ぎガンツ(CV 櫻井孝宏)とコンビを組んでペアユニット「 クロノア&ガンツ」として登場している。
個性の強いナムカプヒーロー達の中でも一際異端なその姿から、 着ぐるみと疑われたり、女性陣に モフモフされたりしている。
性能面では、近距離攻撃をクロノア、遠距離攻撃をガンツが担当する分割戦術になっており、(他に ギルガメス&カイもこの方式である)
通常攻撃は属性武器の多いクロノア、必殺技は攻撃力の高いガンツが有利となっている。使い分けが大切である。
また、 バイクに乗っているため移動力がとても高く、戦場に切り込んだり、アイテム回収にも役立つ。
また、バーニングフォースの天現寺ひろみとMA攻撃(スパロボにおける合体攻撃)を持つが、 バイクで散々轢いた後に全弾発射をかますという酷い内容である。
(ただしガンツがメインの技なのでクロノアは置いてけぼり)
攻撃力が高く、属性の数も多いのだが、これにMPを回すぐらいなら味方全体の能力を上げる「ムードメーカー」に使いたいのが正直な感想。
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MUGENにおけるクロノア
MUGENでは、ニコニコ動画で公開されたスマオ氏製作の『NAMCOxCAPCOM』ベースのクロノアが存在する。
ナムカプ同様、風のリングやウィンドソード、ブーメランなどの武器を使い、日本語で喋る。
また、ストライカーでガンツや
有栖零児?を召喚したりもする。作者によると原作再現度は低とのこと。
また、海外でTsunamidusher氏によって製作された手描きドットのクロノアも存在する。
こちらは『風のクロノア2』の音声がベースで、技は風のリングを使用しつつもオリジナルのものが多い。
多少挙動が怪しいが、ゲージ技で同作に登場したポプカやロロ、哀しみの王などを呼び出して戦う。
出演ストーリー