まるかいて おまめがふたつ
おむすびひとつ あっというまに
ほしのカービィ!
「はぁい!」
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担当声優 |
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大本眞基子
- 初代『スマブラ』以降、声が付く全てのメディア作品
-
川田妙子
- 『星のカービィ おしゃべりCDコミック』
この他、『夢の泉の物語』のCMでも声の出演があり(担当声優は不明)、
『 マリオ・カービィ 名作ビデオ』では 田中真弓女史が全キャラのセリフを含めた文を読み上げる形で声を当てられている。
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任天堂及びHAL研究所のゲーム『
星のカービィ』シリーズの主人公。遠い星のひと。
メイトリックスの元上官ではない。「カービィ(Kirby)」自体は英語圏でポピュラーな姓であり、本キャラも英語表記は同様ではあるが。
そしてまたの名を
「ピンクの悪魔」。
きっかけは『星のカービィ スーパーデラックス(SDX)』の『格闘王への道』の解説文から。
ピンクのあくまがはねるとき、つわものどもはきょうふにおののく…
年齢は「青年」(わかもの)との事。
身長20cm。
丸くてピンクで柔らかく、ボールのようによく弾む。
食べる事と寝る事と歌う事が大好き。
座右の銘「明日は明日の風が吹く」そのままに、性格は極めて自由気ままののんびり屋で、自分の気が向くまま思うがままに生活している。
やる事成す事、傍から見ると行き当たりばったりに見えるが、一応、目的を果たしている所を見ると彼なりの考えが有るのかもしれない。
現在はポップスターのプププランドに住んでいる。
最初から住んでいた訳ではなく「春風に乗ってやってきた旅人」という事らしいのだが、
食べ物を根こそぎ盗んでいった
デデデ大王をこらしめた事で住民から感謝され、
それ以来、好意で建てられた家に住んで、プププランドで気ままに暮らしているとの事。
プププランドに住む前の来歴は不明で、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のフィギュア説明では、
ポップスターの出身ではなく「遠く平和な星のひと」とされている。
さくま良子氏作の小学館の学年別学習雑誌の絵本ではハル研究所スタッフから聞いた話を元に、
「花から生まれて出身地の食べ物を食いつくして旅する事になりプププランドに行き着いた」とされているが、
こちらは桜井氏が「公式設定ではない」と否定している。
このように出自は不透明だが、いずれの作品でもプププランドを訪れる以前は根無し草の旅人だった事だけは共通している。
特技は吸い込み・ホバリング・コピー能力。
吸い込んだものを勢いよく吐き出しての攻撃や、吸い込んで飲み込んだ敵の能力をコピーし、その技で戦うという戦法をとる。
有志による『ロボプラ』までの各タイトルの能力まとめ。計六巻
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空気を吸い込むと宙に浮き、フィンのような形をした短い腕を羽ばたかせて飛行する。
この時吸い込んだ空気を勢いよく吐き出す事で空気弾を発生させ、これでブロックや雑魚を潰す事が出来る。
ちなみに第1作『星のカービィ』ではコピー能力は無く(吸いこむ事は出来た)、使えるようになったのは第2作『夢の泉の物語』から。
以降も、シリーズのボスは基本的にコピー能力が無い状態(ノーマル、すっぴん等と呼ばれる)でも吸い込み・吐き出しで倒せるようになっている。
意外と頭が頑丈らしく、急降下して雑魚敵を潰す事が出来る、ジャンプして頭突きで攻撃出来るといった仕様の作品もある。
その他、作品によってはスライディング、ガード、吸い込んだものを持ちあげる、といったすっぴん状態でも使えるアクションも豊富。
普段より大きなものを吸い込める「がんばりすいこみ」に加え、『トリプルデラックス』では吸い込み能力が大幅にパワーアップを果たす。
「きせきの実」というアイテムを取る事で、虹色に輝くビッグバンカービィへと変身。
普段は吸い込めないような砲弾やミサイルはおろか、自分の数十倍のデカさを持つ敵ですら易々と吸い込んでしまう。
中でも巨大ウツボの踊り喰いはトラウマになるレベル
見た目に似合わず大食い(「カービィ=大食い」という事自体が周知の事実と言うぐらい有名かもしれない)。
イチゴのショートケーキ一切れを地の底から宇宙の果てまで探し周るほど食べ物への執念は半端ではない。
ちなみに一番の好物は体力全回復出来るマキシムトマト。
味の好みについては『スマブラ拳!』で生みの親の桜井氏自ら「味はともかく、食えればいいのか?」と言っている。
アニメ版では大量の
スギ花粉すら平気で美味そうに食っていた。
逆に嫌いなものは
毛虫で、ゲームによっては吸い込むとダメージを受ける。
どうやら食べようとしたリンゴに毛虫が入っていたのが相当ショックだったようであり、
『USDX』のNGシーンでは毛虫が頭に乗っかったショックで失神してしまった事も。
漫画でも「吸いこむとモゾモゾするから」などと書かれている。
罪を憎んで人を憎まずの考えの持ち主らしく、どんな騒ぎでも後腐れはしない。
但しデデデへの猜疑心は人並みらしく、自分のおやつが突然目の前から消えた時、真っ先にデデデを疑って一方的にボコボコにした。
尤も、自分の事情を詳しくカービィに話さない周囲にも問題がある気がしなくもない。デデデとか。
「またおまえのしわざか、デデデ大王!」
「ぼうず、何を言ってるんだい。ワシはみんなのためにと思ってだな…」
「うるさい!スターロッドをどこへやった!!」
(『星のカービィ 夢の泉の物語』取扱説明書より)
デデデ大王から食べ物を取り戻してからも、色々と冒険を繰り広げており…
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各作品のストーリー概要。当然ながらネタバレ注意 |
- 夢の泉にスターロッドを戻しナイトメアを倒して夢と睡眠を取り戻す。(夢の泉の物語、夢の泉デラックス)
- デデデ大王の作ったピンボールに挑戦。(カービィのピンボール)
- 星を奪ったデデデ大王を倒すためにゴルフボールになる。(カービィボウル)
- ダークマターに奪われた虹の雫を集め、虹の剣でダークマターを撃退、虹を取り戻す。(星のカービィ2)
- デデデ大王の作ったブロック崩しに挑戦。(カービィのブロックボール)
- 何故かぷよ勝負を始める。(Kirby's Avalanche(海外ソフト))*1
- 作物を荒らす怪鳥ダイナブレイドを退治。
その後、ダイナブレイドの雛にウィスピーウッズのリンゴをあげて成長させ、親子の飛ぶ姿を見送っている。(SDX、USDX【白き翼ダイナブレイド】)
- 伝説の古代洞窟マジルテの探検。(SDX、USDX【洞窟大作戦】)
- 戦艦ハルバードを撃墜し、メタナイトのプププランド侵略を阻止。(SDX、USDX【メタナイトの逆襲】)
- 太陽と月の喧嘩を止めるために大彗星ギャラクティック・ノヴァを起動させようとしたが、自分がマルクに利用されていた事が判明。
ノヴァを破壊し、自分を利用したマルクも退治して悪用を防ぐ。(SDX、USDX【銀河に願いを】)
- ポップスターを覆った謎の黒い雲を晴らし、ダークマター及び黒幕であるゼロを倒す。(星のカービィ3)
- 今度はぷよぷよではなくオリジナルの落ちゲーに挑戦。(カービィのきらきらきっず)
- 砕け散った妖精の星の宝物「クリスタル」を集め、ミラクルマターを倒して妖精の星を救う。
さらに出現した黒い星に潜む黒幕のゼロツーを、妖精のリボンと共にクリスタルの力で倒す。(星のカービィ64)
- 星を奪ったデデデ大王を倒すために転がって冒険し、星を取り戻す。(コロコロカービィ)
- エアライドマシンによるレースに挑戦。(カービィのエアライド)
- メタナイトを倒してディメンションミラーに封じ込め、カービィを4分割したダークメタナイトをメタナイトの目の前で撃破。
更に鏡の国から全てを支配しようと企むダークマインドを撃退し、鏡の国を救う。(鏡の大迷宮)
- 現実世界全てを絵画世界に取り込もうとした「絵画の魔女」ドロシアに魔法をかけられボールの姿にされながらも撃破。(タッチ!カービィ)
- 盗まれたおやつのショートケーキを探すついでに、プププランドで大暴れする盗賊ドロッチェ団を倒す。
ついでにドロッチェが開けた宝箱に封じられていた暗黒の支配者、ダークゼロも退治。(参上!ドロッチェ団)
- 毛糸の世界をバラバラにした上、プププランドをも毛糸にして乗っ取ろうとしたアミーボ・アモーレを、
毛糸の国の王子フラッフと共に退治。(毛糸のカービィ)
- プププランド南方の島ポポポアイランドへ旅行中に、世界を闇にしようと企むドクロ団のボス、ネクロディアスによって10分割され
9体まで倒されるも、フルーツを食べる事によって元の数まで増殖。最終的にネクロディアスを撃破し元の姿に戻る。(あつめて!カービィ)
- ポップスターに墜落した「天駆ける船ローア」のパーツ集めをローアに乗っていたマホロアに頼まれて完遂。そのお礼にハルカンドラへ行き、
そこでランディア討伐を頼まれて引き受けるが、マホロアの目的はランディアの持つマスタークラウンを奪う事で、 最初からカービィ達を騙していた事が発覚。マスタークラウンの力で宇宙征服しようとするマホロアをランディアと協力して追い詰め、撃破。 無事にポップスターに帰還する。(星のカービィWii)
- タランザにさらわれたデデデを助けるためにワールドツリーを登り、浮遊大陸フロラルドへと向かう。
途中でフロラルドの住人「天空の民」を助け、最上部へと辿り着いたカービィはタランザに操られたデデデと戦って打ち倒し、 フロラルドの女王クィン・セクトニアと対峙。 最後はデデデと味方へと寝返ったタランザに手助けされて、ワールドツリーと一体化したセクトニアの放ったビームを、 周りの地形や相手のライフゲージを巻き込んで吸い込み、巨大ビームとして吐き出し撃破。 ポップスターは元に戻ったと同時に、大きな花が咲いたワールドツリーは新たな名所となった。(トリプルデラックス)
- プププランドを真っ白の世界にしたクレイシアから色を取り戻すために、
彼女の友人エリーヌと復活したバンダナワドルディと共に「ななつのせかい」に向かう。 そしてクレイシアを洗脳した事件の黒幕ダーククラフターを退治した。(タッチ!カービィスーパーレインボー)
- ポップスターの資源を簒奪せんと侵略してきたハルトマンワークスカンパニーによってポップスターが機械化されてしまうも、
占拠された各地の拠点を破壊し、サイボーグ改造されたウィスピーやメタナイト、クローンとして作られたデデデを撃破。 敵の本拠地アクシスアークスにて再改造されたメタナイトボーグを撃破し、解放。 敵の首魁であるプレジデント・ハルトマンも直接対決で降し、ハルトマンの意識と肉体を乗っ取り全生命体の根絶を宣言し暴走した星の夢を、 ハルバードをロボボアーマーでスキャンした「最終決戦艦ハルバードモード」で追い詰め、 最後はロボボの限界を超えたエネルギーをもって機械仕掛けの星と化した星の夢を粉砕。 無事にポップスターを元に戻す事に成功した。(ロボボプラネット)
- ポップスター中に降ってきたジャマハートによってデデデ大王やメタナイトが暴れる中、
フレンズハートの力を得たカービィはフレンズヘルパーと協力してこれらを退治し、フレンズハートの力で改心させる。 その後、ポップスターに降下してきた暗黒要塞ジャマハルダにてジャマハート回収のために現れた三魔官を退け、自爆したジャマハルダから脱出。 その後宇宙に逃走した三魔官を再度退け、三魔官の本拠地である大魔星マジュハルガロアの最奥「神降惑星エンデ」にたどり着く。 そこで三魔官の主であり、一連の事件の黒幕、魔神官ハイネスと対峙。三魔官を自らのデクとして操るハイネスを撃破したが、 ハイネス自身と三魔官が生贄になる事で破神エンデ・ニルが復活。 銀河最大の危機が訪れるも、フレンズハートとニルを封印していた心のヤリが融合して生まれた「ティンクルスターアライズ」で追い詰め、体内に侵入。 そこで囚われていたハイネスと三魔官を救出、さらにマユを剥がして現れたニルの本体を激闘の末撃破。 最後は巨大な一つ目と化したニルとのビーム合戦を制し、この旅で仲間になったフレンズや過去に共に旅をした仲間達、 過去に激闘を繰り広げたラスボスなど、善の光に満ちたフレンズの幻影の突撃により消滅させ、銀河の危機を救った。(スターアライズ)
- 突如発生した謎の渦に飲み込まれ、文明と自然が混ざり合う未知の「新世界」へと迷い込む。
その際に手に入れた新たな力「ほおばりヘンケイ」を駆使して、 ワトルディ達と新たなる相棒「エフィリン」を攫った謎の敵勢力「ビースト軍団」に立ち向かう。 しかし裏でビースト軍団を操っていた黒幕「ID-F86」こと「侵略種 フェクト・フォルガ」が片割れであるエフィリンを取り込み、 「完全体 フェクト・エフィリス」が君臨してしまう。 カービィは強引な方法でエフィリンを救出するも、片割れを失ってしまったエフィリスは最後のあがきとして、 宇宙からポップスターを引きずり込んで新世界諸共道連れにしようとするが、 今度は偶然近くに落ちてきたモンスタートレーラーをほおばり、衝突する形でエフィリスを撃破。 その後、崩壊しそうな時空もエフィリンの決死のパワーによって無事に修復。運良く生還できたエフィリンが空間を繋げる力を備わった事により、 和解したプププランドとビースト軍団による世界間を超えた交流が始まり、二つの世界に平和が訪れた。(ディスカバリー)
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主人公だけに悪運も強い。というよりも、悪運以上にあらゆる状況下に対応しきれる適応能力が高いとも言えるのかもしれない。
ハルバードの砲撃に吹き飛ばされた先がダイナブレイドのいる山だった事から、手助けして貰い再度ハルバードに突入でき、
絵画の魔女ドロシアに魔法をかけられボールの姿にされた時は、彼女が落とした絵筆が彼を救った。
ダークメタナイトに4分割されたが
正義の心も能力もそのまんまだった為、
むしろカービィが
4人に増えた事でダークメタナイトは自らの首を絞める結果となった。
ちなみに、鏡の国の異変が解消された後も、どうもカービィは4人のままらしい。元々前述のように分裂していたので無問題だが。
『毛糸のカービィ』では、アミーボ・アモーレに毛糸にされて吸い込みやホバリングは出来なくなったものの、
直前に食べていたメタモルトマトのおかげで事なきを得ている。
『あつめて!カービィ』ではネクロディアスに10体に分割され、おなじみの吸い込みやコピー能力を再び失ってしまうも、
代わりに得たのは
10人がかりの人海戦術。プレイヤーの誘導で敵に引っ付いてボコボコにする光景はまごう事なきピンクの悪魔である。
『ロボボプラネット』では敵組織「ハルトマンワークスカンパニー」が使用するインベードアーマーに搭乗し、
自分専用のロボット「ロボボアーマー」として使用する。
ちなみに元のインベードアーマーは一般兵士の戦闘能力を支援する
単なる量産型ロボットだが、
プログラムが書き換わった結果、コピー能力を扱う能力スキャン及びそれに伴う形態変化などの新機能が加わっている。
『スターアライズ』でもポップスターにジャマハートが降り注いできた中、昼寝中のカービィに降ってきたのはフレンズハートであった。
「悪意」というものが極めて希薄らしく、僅かな悪の心が鏡の国で実体化して生まれた「シャドーカービィ」は、
少々イタズラ好きではあるものの、最後は本物と協力して鏡の国に巣食う悪「ダークマインド」を倒した。
そして鏡の国の異変が解決した後は「鏡の国のカービィ」として鏡の国の平和を守っている。
このシャドーカービィは2014年に発売された『トリプルデラックス』のサブゲームの1つ、
『カービィファイターズ!』
*2(ひとりでモード)にて
最後の対戦相手としてまさかの再登場を果たした。
1~6戦目の色違いカービィは最初に選んだコピー能力とは別の能力で挑んでくるのに対し、
本作品のシャドーカービィは最初に選んだコピー能力と同じ能力で挑んでくる。
このカービィ達は難易度「やさしい」「ふつう」はそこまで強くないものの、「むずかしい」「めちゃむず」になると、
コピー能力によってはこれでもかと言うほどの
えげつない戦法を仕掛けてくる。
下手すれば
「何も出来ずに倒される」「1~6戦目もかなり強くてシャドーカービィまで辿り着けない」
なんて事も……(幸い、倒れてもそのステージから再挑戦可能。
100万回倒れても諦めない事!)。
僅かな悪の心が実体化して生まれたとは言え、カービィだからこそ持っている強さと言えるかもしれない。
続編である『カービィファイターズ2』でも引き続き登場。
ここでも理不尽な超反応でプレイヤーを圧倒しているようだ。
丸い容姿を利用されて、ピンボールやブロックボールなどのボールにされる事もよくある。
『夢の泉の物語』においてはそのものずばり「
ボール」というコピー能力がある。
他には『カービィのエアライド』というレースゲームもある。
誰かに似ているのは気のせいだと思う。
まあ任天堂には上記以上に世界平和維持活動を繰り返し、普段から丸いわけでもないのに
ピンボールゲームのボールとしての活躍経験もある前者がいるが。
『星のカービィ3』では「チュチュ」という赤いリボンを付けたピンク色の
スライムな仲間がおり、カービィの頭の上に乗ると幸せそうな顔をする。
ストーンでは踊るように回って敵を攻撃し、パラソルでは遊園地のコーヒーカップの如く、
開いた状態のパラソルを裏返して2人で乗って攻撃する。
『星のカービィ64』のエンディングムービーではシリーズ唯一の
キスシーンが存在する。
相手は妖精のリボンで、
「頬にキスされてデレる」というかなり貴重なカービィの一面が見られる
(「『SDX』でもキス出来るじゃん」と言う人のために言っておくが、あれはヘルパーと口移しで食物をやり取りしているだけである)。
アニメ版でもヒロインであるフームを何度も助けており、フーム自身も母性の表れかカービィを心の底から愛し、守ろうとする気持ちは誰よりも強いらしい。
……など、意外に女運も良い。
主人公だから仕方ない…のだろうか?
ただし
マリオに対する
ピーチ姫というような恋人候補はまだ決まってないようだ。
ドロシアやセクトニアは別だぞ!悪役だからな!スージーはどっちかというとメタ様派っぽいし
また、デビューして間もない頃には『ゼルダの伝説 夢をみる島』に敵としてゲスト出演していた。
のちの『夢をみる島DX』や2019年のSwitchリメイク版でも差し替えられずに登場している。
Switch版では吸い込み時の顔が本家に近い顔になったりしているが、任天堂単独版権ではないためか、
ゼルダの伝説公式twitterではほかのゲストキャラとは違い名前を出されておらず、照明の関係かピンク色には見えなくなっている。
その割にはカービィ側はカービィ側で反応しているが
『太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー』ではデデデ大王と共に、
まさかの東方Project(霊夢、魔理沙、咲夜)との共演を果たした(元々このゲームは多数の企業とコラボしているのだが)。
もう1人のピンクの悪魔とは組めなかったものの、一部では「『東方桃色玉』の公式化では?」と呟く人もいた。
以上はゲーム版の設定。アニメ版ではかなり設定が異なっている部分もあるため、
「ゲーム版とは異なる、アニメ版のカービィ」として見た方がいいだろう。
(大食い、のんびり屋という点は共通だが、予定よりも
200年早く目覚めてしまったため年齢が4~5歳前後(中身は赤ん坊並み)、
スイカを好んで食べる、など)。
メタナイトはカービィをプププランドに来る以前から知っていた様子だが、詳しい関係は不明。
アニメ版での声優も大本眞基子女史であり、同じ任天堂作品であるポケモンの
ピカチュウ役の大谷育江女史同様、全世界で共通の声である。
基本的に「ぽよ」としか喋れないが、戦闘時は技名(ソードビームや
バルカンジャブ等)を叫ぶし、
大好きなスイカを見ると「スイカ」って嬉しそうに言うため全く喋れないわけではない。
「ホモ?」なんて単語も喋れるし
ちなみに当然ながら年齢が低すぎるので絵はど下手くそで勉強も苦手。
実際に83話のテスト勉強では
デデデ大王と共に答えを全部間違えた模様。2人揃って
バカ呼ばわりである。
角川つばさ文庫から発売されている高瀬美恵女史の小説版では、基本的な性格は原作に準じており、
優しくお人好しだが同時に猪突猛進で人の話をちゃんと聞かないまま周囲を困らせるトラブルメーカーな性格となっている。
なお、原作ではカービィは性別不明(扱いは男性寄り)だが、本作では明確に男性として描かれている。
ニコニコ動画においては『スーパーデラックス』のグルメレースやスカイハイ(キャンディ山)、『3』のサンドキャニオンの
BGMを使った音MADが有名。
中の人ネタはニコニコ動画では存在しないが、
ニコニコ静画には『
ダンガンロンパ』に登場する、超高校級のアイドル舞園さやかと絡ませた「さやカービィ」というネタがあり、
カービィが舞園の歌唱力をカービィがコピーして歌が上手くなる(見た目は舞園の髪型を模したカツラを被った姿で描かれる)か、
舞園の歌唱力が絶望的になる(姿は元のまま)かの二種類。
カップリング等、抱き合わせのイラストにもこのタグが付けられる。
ところであなたはポヨ派?ペポ派?それともガハ派?え?漫画やアニメなんて見ない?そうねぇ…。
『スマブラ』では初代からの皆勤賞。
初心者入門キャラであると同時に、コピー能力という独自の要素も持つ。
ついでに、しゃがむと一部の攻撃が当たらなくなる。流石身長20cm(都合上『スマブラ』では大きくなっているが)。
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各種必殺ワザ(以降「B」と表記) |
口を大きく開けて相手を吸い込む。
吸い込んだ相手は星型弾にして吐き出せるし、原作同様他の誰かにぶつける事も可能。
道連れも可能だが、食らった側がレバガチャする事で抜けられるので少々狙い辛い。
勿論お家芸のコピー能力も搭載されており、のみこんだ相手の通常必殺ワザを使うことができる。
ファイアボールや でんげきなどの 飛び道具系は、まともな遠距離攻撃を持たないカービィにとって重宝することが多い。
一方、 ファルコンパンチなどの直接攻撃系は、全体的にリーチで本家より劣っている。
逆に、 チャージショットの様に低いが故に崖つかまりに当てれるようになったりと大幅な強化を受けたり、
カービィの飛行能力と相性の良い ブラスターの小ジャンプ連射等使い勝手で本家を大きく上回るものもある。
また、バグか仕様かは微妙なラインだが『X』の ネールの愛はカービィのコピーに限りシールドガード不可を与えられている。
『SP』では攻撃系のワザにおいて、基本的にオリジナルの1.2倍の威力になるようになった。
この仕様により一部の対シールド削り技がカービィのコピーでならば確定でシールドブレイク出来る様になったりと、
本家の上位版とも言えるコピー技が増える事となった。
ちなみに、アピールで能力を捨てる事が出来る(本編の様に捨てたコピーの星を吸い直して再度装着は出来ない)。
当然、コピーすると元のキャラに応じて見た目が変化するのでその点も楽しい。
元ネタは『SDX』の「カッターめったぎり」のフィニッシュ。
切り上げ→切り下ろし(メテオ可)→飛び道具の3段攻撃を行う(足場がないと切り下ろしをしたまま落ちていく)。
初代~forまでは実は切り下ろしと飛び道具の間に受け身を取れる猶予があり、反撃をもらう恐れもあったが『SP』で解消されている。
切り下ろしの部分は先述の通りメテオになっているため、作品次第ではフィニッシャーや道連れとしても機能する。
復帰技にも使えるが、無敵やアーマーはないので相手の復帰阻止には注意。
また、背面での崖掴まりが可能になった『X』以降でも、このワザでは出来ない。
石に変身。空中で使うと押しつぶし攻撃になる。
打撃ワザに対して無敵だが、一定以上のダメージで強制解除されてしまう。なお、投げワザには完全に無力。
解除して逃れようにも解除時の隙が大きい上、その間には無敵がないので大抵逃げられない。
『初代』以外 発生が非常に遅い事もあり、主に相手の復帰ルートを先読みし、置くように使う事が多い。
『X』ではストーン中に耐えれるダメージを超えて強制解除されてもストーン中に受けたダメージは%には追加されず吹っ飛ばされるだけ。
『for』では本体とは別に着地時に攻撃 判定付きの衝撃波が発生するようになり、地上で変身する際も同様に起こる。
『SP』では落下中の本体と衝撃波、それぞれの攻撃判定が同時にヒットしないようになり、シールドを大きく削る事が出来なくなっている。
ちなみに『初代』では普通の石にしかならなかったが、『DX』以降『マリオ』シリーズのドッスンになったりするなど、
変身のバリエーションが増えている(範囲や威力といった性能面は一切変化しない)。
『DX』から追加。地上では横に薙ぐようにハンマーを大振りする。
クリーンヒットさせればダメージ、ふっ飛ばし共に申し分ないが、その分発生と隙も非常に大きい。
『DX』のみ空中で出すと縦回転しながら振り回す多段ワザになる。地上とは違い明らかに低威力だが隙は少なめ。尻もち落下になる点には注意。
最初の1回のみカービィ自身が少し浮くので復帰にも使える。
『X』以降は横に2回振るようになり、地上版と同様に撃墜を狙えるようになり、
『X』の時代のみ2段目のベクトルが真横だったため重量キャラや復帰の弱いキャラを早期撃破出来る強さを持っていた。
また、空中ジャンプの慣性を乗せつつ空横Bを振る事により横方向への移動距離が大幅に伸び、
終点の下をくぐったりと、戦闘の幅を大きく広げる事が出来る。
『for』以降はデデデのように溜める事が可能になり、最大まで溜めると 魔人拳も真っ青なパワーを誇る「鬼ごろし火炎ハンマー」に派生する。
相手やアイテム、飛び道具などをクッキンポットに投入する。
投入した分だけ体力回復アイテムを生成した後、続いて相手が上方向へ吹っ飛んでいく。
当たり判定が一瞬でタイミングが分かり易いため、見切られて回避された上に生成したアイテムを横取りされるのが定番化しており、
即無駄打ちしてスマッシュボールを潰すのが基本だった。
『for』以降は、「吸い込んだ後に吹っ飛ばす」という点が ルイージの最後の切りふだ「オバキューム」に、
『SP』では アシストフィギュアとして参戦した コックカワサキにも引き継がれた。
前作とは違い純粋な攻撃ワザ。
大きな剣を振り、それが当たると上下左右にカービィが現れて連続で斬り付け、最後に巨大化した剣でとどめを刺す。
リンクの切りふだと性質がやや似ているが、そもそもソードのコピー能力の元ネタがリンクなのである意味理にかなっている、のかも。
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『初代』での性能 |
高性能な5段ジャンプとそこから繰り出される空下による高火力 コンボ、空前による楽々復帰阻止、
素直な挙動で扱い易い投げ、隙が小さく火力の高い地上ワザの数々等、当時の子供達には ネスと共に『初代』で最強と言われていた。
ネスは実は穴が多く出現難易度とイメージで語られがちなのに対し、カービィはコンボや小ネタなどを覚える前ならば言葉通りの強さを誇っており、
所謂「地元の友達の中では一番強かった」と言ってる自称最強人間のほとんどはカービィを使っているのではないだろうか?
ガチ勢のタイマンランクでも最強の ピカチュウにこそ遠く及ばないものの、それに次ぐ強キャラとして認識されている。
しかし 対空ワザに乏しく頭上の相手とは戦いにくい事や、
最大復帰距離こそ長いが 明らかに遅い空中横機動力と色々な意味で弱過ぎる復帰ワザの都合上、
復帰阻止にすこぶる弱いといった弱点を以降のシリーズでも常に抱え続ける事となる。
だが、後者のみ『初代』においては多くのキャラが似たり寄ったりな復帰力のため、痛恨と言えるほどの弱点では無かった。
復帰も何も大体即死コンボで終了する事がしょっちゅうなのでなに、気にすることはない
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『DX』での性能 |
前作で猛威を振るった反動なのか、『DX』では桜井氏が「少し弱くした」と語っている通り弱体化を受けたのだが、
その実態は「初代のカービィをそのまま半分以下にした」と言われんばかりの酷いものだった。
機動力が低い、吹っ飛ばされ易い、
発生が遅くなった上に他のキャラの強攻撃ほどしか吹っ飛ばないスマッシュ攻撃、前後の投げワザが成功しても途中で抜け出す事が可能、
前隙後隙も小さめで差込に使い易かったDAは 多大な後隙どころか崖から出てしまえばこのまま尻もちで何も長所が無い死に技に変えられ、
メテオも発生速度が低下し判定も狭まり、 当てた所で基本安定して帰れると言った悲惨極まるもの。
唯一空上だけは強力でフィニッシュに使えるのだが、基本的にリーチが短いので…
そして何故かカービィだけシールド最大ですら異常に シールドブレイクが起こる、
ゲームスピードが異常に速くそもそも初心者そのものが全然ついていけない、
…などの絶望的な低火力・低性能・システムそのものとの相性の酷さでキャラランクは 最弱クラス。
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必殺!スマブラ拳!! |
ちなみに、原作シリーズの『鏡の大迷宮』では本作のカービィを元ネタとしたコピー能力「スマブラ」が逆輸入された。
その性能はというと、
- 死に技と言われていた空中N(ティンクルスター)が全身にバリアを覆うかのごとき超判定+多段ヒット。
- 空中ハンマーは多段ヒットする点は同じだが、1発のダメージが通常のハンマーとほぼ同じというとんでもない威力
- 隙の無さすぎるファイナルカッターに全身無敵のストーン
- 導火線以外の全ての仕掛けに対応可能
…と、本作での不遇っぷりが嘘のような凶悪コピー能力となっており、同作の中でも指折りのバランスブレイカーとして名を馳せた。
もう全部あの能力一つでいいんじゃないかな
以降もしばしばシリーズで登場するようになるが、その凶悪ぶりからかUFOなどと同じく取得が難しいレアコピー能力扱いとなっている。
『for』発売後の『ロボボプラネット』ではいづなおとしや鬼殺し火炎ハンマーが追加された。
これに限らず、『カービィ』側では『スマブラ』ネタを逆輸入していることが多々ある
(そもそもカービィのボイスもゲームでは『スマブラ』が初めての採用である)。
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『X』での性能 |
『X』では流石にこうした有様が見直され、全体的な火力向上などの大幅な上方修正を受けた。
まず、ダッシュ攻撃が隙の少なめな多段ワザ「ブレイクスピン」に変更。
横Bは空中でも地上と同様に動作し、且つ尻もち落下しなくなった。
使い勝手はかなりよく、空中を含めたAの動作は マリオよりもベーシック。
ジャンプ一回辺りの低さと、空中下Aが斜め方向の蹴りであることから、
攻撃範囲が広いキャラ以外では空中攻撃が斜め方向(相手の死角になり易い)への攻撃に特化している。
他の半数のキャラが前作『DX』のカービィ程ではないが大幅に弱体化を受けている事もあって性能差は相対的に小さく、
操作のしやすさに加え、自滅のしにくさと技のシンプルさから、初心者向けのファイターとして仕上がっており、
タイマンランクは中堅に位置している。
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亜空の使者での活躍 |
大砲に吹き飛ばされた マリオに代わってピーチまたはゼルダと共にハルバードを追い、
デデデに回収されたフィギュアを 相変わらず人の事情を聞かずに奪還。
ハルバードを囮に亜空間に突入した際は先回りして待ち伏せし亜空軍の砲台戦艦をドラグーンに乗って一撃で撃墜。
更にデデデが万が一の為に用意していた「フィギュア状態から自動で復活させる時限装置」のブローチを偶然見付けて食べていたため、
亜空間突入メンバーの中で唯一再起出来た、という大活躍ぶり。
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『for』での性能 |
前作以上に小柄になり、 しゃがみ等による回避能力が上昇したが、 同時に手足も短くなったため、ただでさえ短めだったリーチがさらに短くなり、
元々のスピードの遅さも相まって殴り合いに持ち込む事そのものが非常に難しくなった。
さらに「障害物の多いステージほど得意」というカービィの性質上、
シンプルなステージでの戦闘が増えるガチ対戦では不向きなステージでの戦闘が多くなりやすい。
アップデートによる強化も貧弱で、他のキャラが軒並み強化された中での弱体化だった事もあり、
最終的なキャラランクも下位という見解が概ね一致している。
ただ、そのアップデートで走行速度が平均一歩手前にまで改善されたという明確な強化や、
没収されていた前投げからのアドリブコンボを取り返した点は、数少ない大きな救いだったと言えよう。
『X』でも主力だった前投げからのアドリブコンボ、スピーディな小技、攻めの起点となる空中ワザ、しゃがみによる回避などで相手を翻弄し、
相手が崩れた隙を捉えて大技を叩き込む、荒らし型のインファイターに仕上がっている。
ちなみに、本作から 色替えに 素顔のメタナイト風カラーが用意されている。
本人をコピーして並ぶと完全にそっくりさんである。
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『SP』での性能 |
基本的にはforと同じだが、ダッシュ攻撃が『DX』以来のバーニングに。
死に技だった『DX』と比べ大幅強化されており、速度は遅めだが突進距離が長く、持続もあるため、
下手な回避を跳ね飛ばす事が出来る上、ガードされても通り抜けるので比較的低リスク、当て方次第では撃墜可能な威力をも持ち合わせている。
フィニッシュ技として活躍してきた横スマも前進距離やダメージ、ふっとばしの強化を受け、撃墜力が大きく上昇。
最大の特徴であるコピー能力も威力が元の1.2倍になり、より有用性が増した。
この他、すいこみで相手の飛び道具を吸い込めるようになった。一部は星型弾として吐き出せる。
アップデートで強化された部分も多く、通常ワザに関しては発生や撃墜性能の向上により、
「筋肉の塊」という通称が確立されるほどにパワーキャラとしての側面が強くなっている。
ストーンはVer.2.0.0で出かかりに スーパーアーマーを獲得し、ある程度だが潰されにくくなった。
Ver.6.0.0ですいこみが強化。吸い込むタイミングが非常に早くなった上に、
相手の攻撃によるコピー能力が解除されにくくなった。
そしてVer.7.0.0で やっと度々問題視されていたシールド漏れが、シールドを大きくする事で改善された。
この改善はカービィのみならず多くのファイターに共通しており、カービィ以上に悩まされていた オリマー等も恩恵を受けている
(ただし、カービィのシールドモーションは元々手足を突き出すものな上に部位無敵が無いため、
シールド漏れがどのキャラよりも起こりやすいという欠点は据え置きである)。
一方でシールド削りによる漏れの狙いを強みの一つにしていたピット/ブラピや、単純にシールドを削られやすくなったヨッシーは割を食った
しかし、回避システムとジャストシールドの仕様変更がカービィにとってかなりの逆風になっており、
リーチの短さ、空中移動の遅さ、立ち回りの辛さも前作から据え置き。
アップデートにより性能自体は確かに強化されているが根本的な解決にはなっておらず、
他のキャラは相対的なものを含めカービィ以上に強化されているため、周囲との性能差は前作と比べても大きい。
総合的に見ると相変わらず苦しい立ち位置に置かれており、キャラランクは前作と同様に下位に位置付けられている。
とはいえ、上記の通り度重なる地道な強化や改善は受けており、
少なくとも『for』~『SP』初期から大きく生まれ変わったことは間違いないだろう。
前作と同様に手数で相手を圧倒しつつ、一瞬の隙を突いてスマッシュや空後を叩き込んでいくのが主なスタイルと言える。
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アドベンチャーモードでの扱い |
"希望の星"は 混沌の中で か細くまたたいていた
本作より登場のモード「スピリッツ」におけるアドベンチャーモード『灯火の星』 *5において、
亜空の使者のラスボスであるタブー以上の最強最悪の敵「光の化身キーラ」により、ほぼ全てのファイターが破滅的大敗を喫し、
ファイター達も含む生命の身体が奪われ、全てが消滅してしまった中、 ワープスターのおかげでカービィだけ奇跡的に生き残った。
生き残ったカービィを操作しつつキーラに操られたファイター達を解放し、再びキーラに立ち向かうのが目的となっている。
助かったはずのカービィも何故かスピリッツが乗り移った敵として登場してるが気にするな!
彼だけ生き残った理由については、キーラの宇宙規模の攻撃に対して、
- 短距離のワープでは逃げ切れない
- 乗り物の物理的なスピードでは間に合わない
- 誰にも使える初心者向けのキャラクター
等の様々な理由からの消去法で残ったのがカービィだったとの事。決して製作者故の特権ではない、無いったら無い
他にも明確にワープ航法や宇宙の果てまでのワープを成功させたキャラクターも任天堂内にはいるが、
初心者に扱い易くはないと見なされたために見送られたと見られる。
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タイマンランクでは5作中3作で下位と、結果だけ見るなら
フォックスや
ピカチュウとは逆に悪い意味で安定してしまっている。
しかし多段ジャンプを活かした場外戦や小技の連撃による攻めなど、光る部分やカービィ独自の魅力は多く、
(『DX』は論外としても)決して使えないキャラではないのは確かである(
ダイヤグラムの「キャラクター性能とプレイヤー性能」も参照されたし)。
∩_∩
/ ヽ ひゅひゅひゅひゅ…
| ゜ ヮ ゜ |
ヽ、___/ ノノ
U U
__
/ ヽ にゅう!
⊂ ゜ヮ ゜U|
ヽ、___/つ
U
上記のAAの出典は初代『スマブラ』で選んだ時に取るポーズより(後に『X』以降で横アピールとして復活、上記のボイスも付与された)。
MUGENにおけるカービィ
MUGENでは以下のカービィが確認されている。
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BIRD氏製作 スーパーデラックス版 |
『星のカービィスーパーデラックス』を基にしたカービィ。isweb終了によるサイト削除後は五右衛門氏のサイトで代理公開されている。
また、語るスレ用小物ロダで音質改善パッチが公開された。
このカービィは、 アレックスを『 ストIII』の入門キャラと位置付けるような感じで、
MUGENの入門用キャラという感じに仕上がっている。
AIも搭載されているが、 ちびキャラ故か昔ほどはあまり見かけない。
性能はと言うと、 飛び道具は貧弱だが、回避して相手の懐に飛び込み、身長差を利用して一方的に攻撃するというスタイル。
さらに、下手すると大会使用禁止に成り得るとんでもない能力がある。
たとえば、
- クッキンポットでHP多量回復(しかし敵も取れて回復出来る上に、カービィのAIはアイテムをあまり取ろうとしない)
- リフレクトフォースで飛び道具を5倍くらいに強化して跳ね返せる
- ↑ジェット→ストーンの繰り返しで対人戦は楽勝
- 困ったら取り敢えずペイントで逃げ切れる
- メガトンパンチという超高性能コマンド投げ
- (プログラム上の偶然だが)一部東方キャラの弾幕をバーニングでグレイズ出来る
大抵の技は搭載されており、 バルカンジャブやこちこちスプリンクラー、
更にはスリープやスタッフロールで流れるパソコンをいじるカービィも見る事が出来る。
一時期かいてんぎりの火力が異常だった時期(これを連発する事で エルクゥすら倒す事が出来た)もあったが、今では抑えられている。
しかし、使い易さは変わらない。
運用法としては、 バルカンジャブから ライジンブレイク、落下技で締めるという流れ。中距離までなら、フェザーガンで対処する事も出来る。
また、コマ投げのすいこみからホイールで追いかけて通常投げで追撃、という事も出来る場合がある。
困った時はペイント。クラッシュよか性能のいい。 全画面判定な上、ガードされずに決まった場合は 相手を2カウントほど無防備に出来る。
この時は投げ以外が全て当たるので、バーニング→かいてんぎり ループか、2ゲージ消費のカービィラッシュで決める。
決められないと死亡フラグになるくらいの反撃が来る事がある。だがカウンターとして、 コマ投げのメガトンパンチがある。
通常でも十分強い技だが、カウンターで放つとそれはもう大変な事になる。
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高崎舟氏製作 スーパーデラックス+64仕様 |
『スーパーデラックス』のドットを用いたちびキャラで、
『星のカービィ64』に登場した「アイス」+「スパーク」の冷蔵庫に変身する能力を再現している。
通常状態でもスライディングやファイナルカッター、『スマブラ』のように回数制限があるホバリング、空気弾が使用可能。
変身中はドアの開閉や「ストーン」のような空中変身からの押し潰し、相手を凍らせる冷気などで攻撃する他、
氷を 設置して足場にしたり、蹴り飛ばして飛び道具としても活用できる。
この他に『64』のように食品を飛ばす技も所持しており、これで体力やゲージを回復する事が可能(相手が触れるとダメージ)。
ブリス技にも対応している他、7~12Pでは強化モードになる。
AIは搭載されていない。
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Cyanide氏製作 GBAシリーズ仕様 |
GBA(『夢の泉DX』や『鏡の大迷宮』等で使われているもの)のドットを使用したカービィ。
技の種類はかなり多く、手描きでペイントなどもある。
AIは搭載されていないが、車掌B氏によって外部AIが公開されており、発狂すると狂最上位以上になる。
また、車掌B氏が改変した「Kカービィ」も公開されている。
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製作者不明 ニコニコ製作動画発 スマブラX仕様 |
ドットは『夢の泉の物語』のものだが、スマッシュ攻撃などを再現している。
数多くのコピー技を持っており、その総数は42(未実装が1つあるが)。
さらに12Pカラー選択で全てのコピー技を使用出来る仕様になっている。
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製作者不明 スマブラ仕様(手描き) |
ニコニコでは見かけない海外製の手描きカービィ。
初代『スマブラ』でのコピー能力を再現しているが、スマッシュ攻撃は再現されていない。
また、 通常技の性能も微妙。
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製作者不明 アニメ風仕様 |
こちらも海外製の手描きカービィだが、知名度は低くYouTubeですらあまり見られない。
現在は既に入手不可能な模様。
アニメ版仕様のコピー能力を再現している(アイアンなど)。
ちなみにこのアイアン、原作では『参上!ドロッチェ団』にて「メタル」として再登場を果たしている。
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marktwo氏製作 スターシップカービィ |
「銀河に願いを」にて、カービィがギャラクティック・ノヴァへ突入する際に使ったスターシップ *6を、 シューティングキャラとして再現したもの。
原作通り全てのボタンで 3WAYショットが発射出来、複数のボタンをグリグリと押す事で、格ゲーキャラ相手ならハメ殺す事も可能。
ただし、原作通り振り向く事は出来ず、かつLIFE100の かみキャラ。
車掌B氏による外部AIが公開されている。
3段階の連射速度の設定が可能で、最大にするとTASレベルの速度になり、怯むキャラならば大抵はハメ殺せてしまう。
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たこ氏製作 スターカービィ |
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了によりサイトが消滅し、現在は正規入手不可。
基本的には上記のスターシップカービィと同じだが、いくつかオリジナル技が追加されている他、LIFEも通常キャラと変わらない。
AIは付いていないが、こちらも連打によるハメ殺しが可能。
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Bane84氏製作 スマブラX仕様 |
海外製の『スマブラ』X仕様のカービィ。
『スマブラX』を意識した技が特徴。
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seku氏製作 D4カービィ |
アイルーで有名なseku氏によるD4手描きキャラ。現在よく見かけるのはこのカービィだろうか。
スマブラを基準にしているが、所々にアレンジが加われており、1発1発の火力が低いため、原作と違い コンボゲーキャラと化している。
非常にヌルヌル動き、質感もある。
「ホバリングゲージ」が搭載しており、通常5回までホバリング可能だが、ホバリング キャンセルする事で ゲージも多く消費するので注意が必要。
もちろんコピー能力も存在しており、随時追加予定であるとの事。
1.45verの更新で遂に 一撃必殺技を搭載。
『星のカービィWii』におけるスーパー能力「ウルトラソード」でマホロア(第一形態)を倒す場面を大まかに再現されており、
この技が決まった人は思わず感動したのではないだろうか。
この技を出すには 北斗の拳の七星ゲージのような特殊ゲージがあり、4つ減らせば発動出来る。
ちなみに1ゲージ超必殺で1/2の確立かつ、2ゲージ超必殺で必ず1つ消費(能力星投げでも消費出来るが1回限定)、3ゲージ超必殺で2つ消費出来る。
下記の動画を見れば分かるが、大ポトレはアニメ版で「パワップD入りスペシャルカレー」を食べて、
筋肉モリモリマッチョマンになった時のシーンを使用している。
AIもデフォルトで搭載されており、AIレベルの変更によってコンボの気まぐれか固定かの度合い等を変更出来る。
また、HALL氏のAIが公開されており、各種コピーに合わせて立ち回りを細かく変え、
それぞれの打ち上げ攻撃から的確にエリアルコンボを決めてくる中々強いAIとなっている。
また、HALL氏のAIを導入するとすいこみ→コピーで能力を入手出来る相手が増える。
完成度こそ非常に高いが、かなり作り込んでいるのか容量が100MB以上を超えているので、生半可なスペックのPCだと重くて正常に動けない可能性も…。
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Claymizer氏製作 手描きドット |
こちらも海外産の手描きカービィで、『スマブラ』を意識した技が多い。
AIもデフォルトで搭載されている。
この他に、Endercreeper氏による改変版も公開されている。
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doug1105氏(madoldcrow1105氏)製作 手描きドット |
- doug1105氏(madoldcrow1105氏)製作 手描きドット
MUGEN1.0以降専用の手描きカービィ。
必殺技ではコピー能力や『スマブラ』を意識した技が多く、何気に ブリス技にも対応している。
AIは未搭載。
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アフロン氏製作 桃カービィ |
同氏の製作したワドルディ、メタナイトと同様『ウルトラスーパーデラックス』のドットを用いており、原作に近い操作性を持っている。
ファイター、スープレックスと同じくハチマキをしているが、キャラのイメージに合わせて色は白になっている。
コンセプトは同氏が制作した槍持ちワドルディと同じで、こちらは『 魁!!男塾』の 剣桃太郎と同じ技を使用する。
性能はソードを基盤に、ジャンプアルティメットスターズの剣桃太郎の技等を追加したもので、
体力が一定以下の時にダウンすると男塾名物「大鐘音」の演出が入り、体力が一定量まで回復する。
小物ロダでAIが公開されている。
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OHMSBY氏製作 スマブラ+アレンジ仕様 |
seku氏のD4カービィを改変したもので、MUGEN1.0以降専用。
システムは氏恒例の『GUILTY GEAR』など各種アークゲーを参考にしたものであり、バーストゲージも搭載している。
技は『スマブラ』を意識したものが多く搭載されている他、改変元同様に吸い込んだ相手に応じて様々な能力をコピー可能。
ザンギエフをコピーするとスープレックス、 ブリジットをコピーするとヨーヨーという風に新たなコピー能力も会得しており、
従来のものと合わせてその数実に15種類。
対応キャラも大幅に増えているので、色んなキャラを吸い込んで試してみよう。
AIがデフォルトで搭載されている他、ホルン氏による外部AI&改変パッチも公開中。
ホルン氏のものは恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルに加え、コピー能力の固定や投げ抜けの有無、
現在コピー中の技に関係無く全コピー技を使用するか否かを設定可能。想定ランクは強~凶中位との事。
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余談だが、主に
怪獣キャラを公開しているMUGENキャラ製作者、及び
オリジナルキャラとして
カーベィ氏が存在する。一文字違うため表記に注意。
出場大会
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一覧 |
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カービィ |
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
凍結
非表示
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D4カービィ |
【D4カービィ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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出演ストーリー
*1
こちらもシステム元よろしく漫才デモが用意されているが、この作品のカービィは少し…いや、かなり
ひねくれている。
具体的な例を挙げると、
- (怖くて森から出たいワドルディに対して)「悪いけど、ルールはルールなんだ!」
- (爆弾を持つポピーブロスJr.に対して)「そんな哀れな爆弾なんて吸い込んでお返ししてやるよ!」
- (森を綺麗にしたいブルームハッターに対して)「その前にまず君のぷよ勝負のスキルを磨き上げた方がいいと思うよ」
…あとロロロ&ラララ戦前に至っては
「ここまでこれるなんて凄腕だなヒッヒッヒ!!」という、
明らかにヒーロー側とは思えない笑い声を出している。
なんなんだこのピンクの悪魔。
*2
10種類のコピー能力から1つを選び、格ゲーのような感覚で色違いカービィを倒していくサブゲーム。
個性豊かで懐かしきステージに、様々な
アイテムや
ギミックも存在する。
ぶっちゃけて言うとカービィ版
スマブラである(これに備えてか通常ガードに加え、その場回避と空中回避が出来る)。
その後、パワーアップ版かつ単品として『カービィファイターズZ』がリリース。
無印版のコピー能力10種類に、『トリプルデラックス』で登場したビートルとベルが追加。
通常はCPU専用だが、『トリプルデラックス』のセーブデータがあればプレイヤーキャラとして使用可能になる。
また、新たなステージやアイテム、無印にはいなかった
中ボスと
最終ボスが追加されている。
ちなみに、無印で猛威を振るったシャドーカービィは
隠しキャラクターとして登場。特定の条件を満たせば使用可能になる。
*3
これはストーリーがほぼ完成した所でソニックの参戦が決定し、あの場面しか入れる場所が無かったらしい。
そのため、あまりの参入の遅さから「遅すぎなのはどっちだよ!?」と突っ込みを入れたくなるプレイヤーが続出した。
まあ、
ストーリーに関わらなかったファイターもいるので彼らに比べれば…。
*4
マリオは操作出来る回数と
フィギュアに戻る(戦闘不能になる)回数がそれぞれ全キャラで最多。
そしてフィギュアに戻る回数の原因となっているのは
カービィが絡む選択肢による(カービィとマリオどっちを操作するか?など)。
なおマリオは
パルテナ親衛隊長に踏まれたり、姫の救出役を
伝説の傭兵に取られたりしているが、まあそこら辺はしょうがない。
弟と合わせてその知名度から若干不遇な扱いを受けても許されるからであろう。多分。
尤も、性能面においても不遇なのだが…
*5
『SP』のアドベンチャーモードは『X』の「亜空の使者」とは異なり、ストーリー描写はゲーム内にはあまり盛り込まれず、
「スピリッツボード」と共に前作までの「イベント戦」を大幅拡張したモードとしての役目を担っている。
この理由について桜井氏は、
苦労して作ったムービーもインターネット上に勝手にアップロードされてしまいます。ユーザーの感動は最初の1回きり。
それがゲームでない場所で切り出されることは遊んだプレイヤーのご褒美になりえないと感じたのでやめることにしました。
と、コメントしている。
ちなみにこのサブタイトルを逆から読むと『星のカービィ』になる(灯火の星→星の火灯→ほしのかび→星のカービィ)。
ただし、これは桜井氏曰く後から気付いていたもので偶然との事。
ほしのちからで、スターシップができた!!
めざすは、ノヴァのちゅうしんぶ。
マルクのやぼうを さっさとくいとめ、
ゴハンたべて ねよう。
『SDX』・『USDX』の「銀河に願いを」に登場した乗り物で、ミルキーロードで繋いだ星の力の集合体。
カービィが最終ステージ「ギャラクティック・ノヴァ」へ突入する際に使用した。
そこまでの横スクロールアクションから一変
横スクロールシューティングになるステージで、
ボスとして登場する「ギャラクティック・ノヴァの核」は
初見殺しとして有名。
また、『毛糸のカービィ』でも、見た目や操作方法が酷似しているメタモル能力の「シューティングスター」が登場している。
最終更新:2025年04月13日 17:49