這い寄る混沌

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這い寄る混沌 - (2010/10/27 (水) 22:09:24) の編集履歴(バックアップ)


「今日は1月12日、はいよるこんとんの日~。

ファーストコンタクトが行われた日なのだが、いかんせんはいよるこんとんは……

……ッ!!頭が、頭が割るゥゥ……!!」


ワイルドアームズシリーズに登場するモンスターの一体。無印の頃から登場している。
倒すと経験値と入手できる金が非常に高く、更にレアアイテムも持っているため、ほぼ全てのシリーズで
隠しボスを倒す準備としてレベル上げのため乱獲される。
しかし準備が整っていないと、大量の状態異常を与えてくる「アルカンシエル」や「人体実験」でパーティが壊滅状態になってしまう。
まあシリーズ通して必ずステータス異常を完全に防止する技や装備があり、それさえ整っていれば、
HPは高いので時間こそかかるものの作業で狩れる相手になるのは共通している。

1では一部の島にのみ生息する、いわゆるレアモンスター的な立ち位置。2では特定のモンスターを技で変化させると戦う事ができる。
(ちなみにこれは「侵略のため体を乗っ取ったらそこから出られなくなってしまった」というマヌケな理由かららしい。)
3では多数のテレパスタワーを地上に打ち込み、人類を侵略せんと情報収集や人体実験に明け暮れている。
しかし一部のテレパスタワーが破壊されると空飛ぶ円盤が目撃されるようになり、全て破壊されると巨大な母船との空中戦となる。
なお3と、1のリメイク版であるFでは「そっと這い寄る混沌」なる、体が大きく強力な上位種が存在している。
4以降は3ほどのピックアップもされず、1と同じく一種のレアモンスターとなっている。
ただシリーズ初のSLGであるXFでは「フラットウッズ」という地域にのみ登場する。
これは外見の元ネタが、過去のUFOブームで一時期話題になった「3Mの宇宙人」こと「フラットウッズモンスター」であることから来ている。

名前の元ネタとなるのは、クトゥルフ(クトゥルー)神話の神「ニャルラトホテプ」。
「這い寄る混沌」「無貌の神 」「夜に吠ゆるもの」等無数の名前を持つ神である。
ニャルラトホテプというのもその本来の名前を人間に発音できるようにしたもので、正確に発音してしまうとニャルラトホテプを呼び出してしまうという。
また輝くトラペゾヘドロンを呼ばれる物質を使うことでも、呼び出すことが出来るが、その先に待つのは呼び出した人間の破滅である。
旧支配者のしもべでありながら、最強の神達に近い力を持っており、顔がないため無数の姿を持つ。
人間を破滅へと導くなど、人々に接する機会が多いためか旧支配者達の中でも屈指の人気を誇る。
またその人気や性質のせいか、萌え擬人化された絵なども多い。商業ラノベにも元ネタとしたものがあるほど。


MUGENにおける這い寄る混沌

ベール=ゼファーリオン=グンタを作成したまっしろ氏によるものが公開されている。
現在製作中のキャラの息抜きに作られたキャラらしく、たった5日で作成したらしい。
そのため動きは少なく、技も強弱二つの通常技に必殺技が4つのみとシンプルな構成。
ただ必殺技のどれもが非常にいやらしく、混乱や毒、ゲージ減少などの状態異常を与えてくる。
AI等はまだ入っていない。

また、SFCウルトラシリーズのドットを使ったウルトラ戦士
敵の怪獣達を製作・公開している同名の制作者が存在する。
由来は恐らくこのモンスターからだろう。