「ぐへへへ…………
すばしっこいじゃねえか よくオレさまの剣をかわしたな」
鳥山明の漫画『
ドラゴンボール』に登場するキャラクター。
馬鹿でかい赤い
熊の獣人が
中華風の鎧を着込んで
青龍刀を持ったような姿をしている。
赤カブトとは一切無関係
左目に傷があって
モヒカンなため、色々と
世紀末っぽい。まあ立ち位置も似たようなものだが。
原作では名前が設定されておらず、本記事名はゲーム『アドバンスアドベンチャー』の物。
オフィシャルサイトでは
「山賊グマ」、ワールドコレクタブルフィギュアでは
「山賊」、『天下一大冒険』では
「山賊熊」と表記されている。
原作では1巻に登場し、大好物である海ガメを背負った
孫悟空に喧嘩をふっかけて、
剣の腕前には自信があったようだがジャン拳・グー一撃で
「あ…あへ…」とか呻いて即負けた。出番もほんの4ページほど。
……なのだが『アドバンスアドベンチャー』では攻撃の
狂ったような連射速度から、
連射しているだけで
コンボになるという素敵な事態になっている。
もっとも、重くて動きが鈍いためアクションステージではそれほど活躍できないが。
『ドラゴンボール3 悟空伝』では山賊のボスの他、色違いのザコとしてリカント
*1、山賊、ゾンビリカントが登場する。
このゲームでは運が悪いと最弱のリカントにすら手も足も出ずに倒されてしまう。
MUGENにおける大熊山賊
Cenobite53氏による、『アドバンスアドベンチャー』の
ドットを使用して作られたキャラが存在していたが、現在は公開サイトの消滅により入手不可。
ディスプレイネームは「Bear Thief」となっている。
元がアクションゲームなためか技数も少なく、基本技まで合わせても5つしかない。
AIは搭載されていない。
出場大会
出演ストーリー
*1
この姿の生物をリカントと呼ぶのは
(月光を浴びて獣に変身するタイプの獣人を「ライカンスロープ(Lycanthrope)」と呼ぶが、それを縮めた「Lycant」という単語)、
ほぼ『
ドラクエ』の独自用語みたいなものであるが、同じ鳥山明デザインなので誰も疑問に思わずに通っている。
なにせ誰がどう見てもリカントだし。
最終更新:2025年10月21日 15:42