+ | 原作ネタバレ |
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初代は多々良島の気候変動の影響で復活した怪獣の一匹で、黄色と緑が合わさった様な体色とクリクリとした大きな黒目が特徴。
有翼怪獣チャンドラーとの縄張り争いで腕を負傷するも、翼をもぎ取り勝利を収める。 その後は行方不明となっていた測候所の所員を探していた科学特捜隊の前に現れ、ピグモンに岩をぶつけて殺害。 手の付けられない凶暴ぶりをこれでもかと見せ付けた。 しかしウルトラマンとの戦闘では不意打ちを食らった挙句、投げようとした岩石をスペシウム光線で破壊されてしまい、 最後は首投げを食らってあっさりと倒された。 カラータイマーが点滅しない内にやられた数少ない怪獣だが、 チャンドラーとの戦いで疲弊した後だった上に科特隊の風船爆弾で目潰しをされたのが大きいと思われる。
二代目はオホーツク海に沈んでいた水爆を飲み込み、そのまま日本アルプスに潜伏していた。
ツイフォン彗星から飛来したドラコ、同じ雪山に生息するギガスを相手に圧倒的な力を示す。 ウルトラマンとの戦闘では持ち前のパワーをいかんなく発揮して苦戦させるが、ウルトラエアキャッチで空中に固定され、 そのまま八つ裂き光輪で3分割されて倒された。 体は銀色に青や金色が染み込んだような色で、目に白目が加えられるなど若干凛々しい顔になっている。 これはレッドキングの着ぐるみがアボラスという怪獣に改造され、一度顔がすげ替えられていたため。 ![]()
俗に三代目と呼ばれる『ウルトラマン80』版レッドキングは、
壷の精(魔法使い)マアジンが「レッドキングのおもちゃが欲しい」という子供達のお願いを勘違いして本物を出してしまうという、 なんとも傍迷惑なエピソードに登場した。 体は少し黒い色合いでごつくなっており、目はクリクリとしている。 初めての市外戦とあって所狭しと大暴れしたが、最後は80のサクシウム光線を喰らって木っ端微塵となった。 ![]()
『ウルトラマンパワード』ではギアナ高地に生息。なんと妻がいる。な、なんだってー!
こっちは「パワードレッドキング」とも呼ばれる。アメリカ産とあって無駄にリアル。 また、オスの方は唯一赤っぽい色をしたレッドキングでもある。ちなみにメスもレッドクイーンではなくレッドキング。 作中では第3話と12話に二度登場するが、二度目の登場時は残念ながらドラコに倒されてしまった。 ドラコに倒された個体はギアナ高地にいた個体と鳴き声が違っているが、同一個体か別個体か、明確な公式見解は無い。 ![]()
平成シリーズでは『ウルトラマンマックス』で復活を果たす。二度登場しており、いずれもかなりの強豪怪獣として描かれている。
マックス版の個体のみ口から起爆性のある岩を無数に吐き出す能力を持ち、別名も「どくろ怪獣」から「装甲怪獣」に変わっている。
浮遊島「サブジェクト・ファントム」に生息しており、かつてそこに住んでいた古代人類の文明を破壊した。
その影響で、彼らからは「災いの神」と呼ばれるほど非常に恐れられている。 アントラーやバルタン星人同様、初代より話が 古代人が建てたピグモンの石像の力により封印されていたが、島に潜入していた考古学者&トレジャーハンターの二人組と、 島に生息していた怪獣サラマドンとのゴタゴタで、石像が壊れてしまい復活した。 ピグモンを守るために戦ったサラマドン&パラグラーを倒し、初戦では強力なパワーでマックスを苦戦させたが、 溝に躓いた所にマクシウムソードをぶち込まれ、地中に沈められてしまう。 二戦目ではマックスのスピードに付いて行けずに翻弄され、体内の爆弾岩石が尽き、咥えた岩石をマクシウムソードで爆破されて体内に引火、気絶してしまう。 その間にマックスに宇宙空間へ運ばれ、マクシウムカノンで粉砕された。 その後、幻影宇宙人シャマー星人によってサブジェクト・ファントムから別個体がピグモンと共に召喚される。 体内に爆弾岩石があるため、マックスギャラクシーでレッドキングの周りにバリアを張り、その中にギャラクシーカノンを撃ち込んで倒した。
M78ワールド(初代マンから80)と世界観が同じ『ウルトラマンメビウス』では過去の防衛隊のデータがデータベース化されており、
レッドキングはドキュメントSSSP(科学特捜隊)とドキュメントUGMに記録されている。 過去に登場した個体に比べて身体能力がアップしており、これまでとは一味違う動きも見られる。 しかし、粗暴さは変わっていないのか、攻撃を受けて投げようとした岩石を足に落としてしまうなど初代を彷彿させる行動もする。 多々良島でメビウスと戦い倒される、が……。
『ウルトラマンFighting Evolution Ribirth』では、ウルトラマンとゴモラの戦いに決着が付いた所に現れ、不意打ちを仕掛けるもあっさりと敗れてしまった。
その後、バルタン星人によって改造されて復活。両腕にマグマのエネルギーが蓄えられ、熱で溶かした岩石を投げ付けたり、 超高温の腕でアッパーカットを見舞うなど豪快な技を使うようになった。 火山の中でウルトラマンタロウと対決し、撃破される。 ゲーム中では「改造レッドキング」と呼称されるが、後の『大怪獣バトル』に登場した際には「EXレッドキング」に改称された。
『大怪獣バトル』のテレビ版『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』及びその続編『Never Ending Odyssey』でも登場。
無印では惑星ボリスに棲む野良怪獣であり、大した活躍も無しに終わってしまったが、 『NEO』では作中最強クラスのレイオニクス(怪獣使い)・グランデの主力怪獣として見事出世。 キングジョーブラックをいとも簡単に撃破するという、恐るべき強さを見せ付けた。 後に主人公・レイの操るゴモラとも死闘を繰り広げる。 その際「ブレイブバースト」という状態になり、身体能力が上昇した他、両腕を赤く発熱させて殴りかかるなど、 前述のEXレッドキングに酷似した技を披露した。
そしてやはりと言うか、ラストではゴモラ共々EXに進化。
タッグを組んでラスボスのアーマードダークネスをフルボッコにして見せた。 なおEXレッドキングをテレビに登場させるにあたり、前作のEXゴモラ同様着ぐるみが製作されたのだが……
……元々がゲーム出身のため、多少不格好なのは仕方ない所。
それに不格好とは言え、着ぐるみにするのが難しいこの怪獣の着ぐるみをきちんと作ったのだから、素直に褒めてあげるべき。 寧ろよく再現できたと感心したくなる。
怪獣バラエティ番組『ウルトラゾーン』では、コント『不良怪獣ゼットン』に赤王高校の番長という設定で登場。
舎弟を従えてゼットンと戦った。
『ウルトラゼロファイト』第1部ではベムスター、ガンQ、ガルベロスらと共に、
バット星人グラシエ率いる「地獄の四獣士」の先鋒として登場。「怪力大将軍」という異名も付けられた。 戦闘時はEXレッドキングに進化し、怪獣達の怨念が籠った呪いのテクターギアを装着したウルトラマンゼロを苦しめた。 形勢有利だったが、グラシエの命令で途中現れたピグモンを殴り潰そうとしたためゼロの怒りが爆発。 テクターギアが解除された新形態・ストロングコロナゼロの前に敗れる。 一話3分8回放送という番組の性質上、出番は短かったがEX形態が敵として現れるなど従来に負けない活躍を見せた。 それにしても別にレイオニクスに操られているわけでもないのにEXレッドキングになってしまう辺り、 このレッドキングが凄いのか、それともグラシエが凄いのか……。
『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』ではラッシュハンターズ最初の標的として登場。
本作ではプラズマソウルという高エネルギーを得られる鉱物を取り込んだプラズマ怪獣として登場。体の5箇所にプラズマソウルを備える。 ガッツガンナー・ガルムの仕掛けた地雷を踏んでしまうが、不良品だった事もあって無傷だった。 自慢の怪力は健在だがおつむの悪さも健在で、バルタンバトラー・バレルの地形を利用した作戦により、 自滅のような形で次々とプラズマソウルを毟られてしまい、そのまま倒れたかに見えたが、口の中の最後の1個が残っており再び大暴れした。 マグママスター・マグナと一騎打ちになる…かと思われたが、とどめはガルムに奪われてしまった。
『ウルトラマンギンガ』では、ヒロインの石動美鈴が変身し、主人公・礼堂ヒカルに代わって変身怪獣ザラガスと戦うという形で登場。
登場経緯もさる事ながら、敵に脅えたりウルトラマンギンガと共闘するといった、これまでの凶暴なイメージとは違った活躍をした。 この回のスパークドールズ劇場でも登場。「ごわす」口調で喋るキャラとなっていた。
『ウルトラマンX』『ウルトラマンR/B』にも登場するが、大した出番でもないので割愛。
『ウルトラギャラクシーファイト ニュージェネレーションヒーローズ』では、
闇に堕ちたウルトラマンであるトレギアがウルトラマンリブットに差し向けた刺客として登場。 シリーズ史上初の初代と二代目の共演が実現している。
『ウルトラマンZ』では第11話に登場。
父の命日で実家のある深間市に帰省したハルキ(ゼット変身者)の前に出現。採石場で工事の衝撃により目覚めた。 ウルトラマンゼットおよび防衛チームの新兵器キングジョーストレイジカスタムと戦闘し、 二体一の状況でゼット達が優勢だったが、戦闘中にもう一体のレッドキングが出現。 そちらの対処にキングジョーが向かい、一体目はゼットが単独で撃破した。 しかし二体目が出てきた穴にはレッドキングの卵がある事が判明。 一体目と二体目がつがいだった事に気付いたハルキは、レッドキング達に悪意は無く、卵を護りたかっただけだと気付いた上、 かつて怪獣に命を奪われた父の姿を、卵を護ろうとした雄のレッドキングに重ね、戦意喪失 (しかもご丁寧に、ウルトラマンコスモスの力が宿った技で動きを止めた後、 「ウルトラの父」の力が込められた必殺技でトドメを刺しているという笑えない皮肉になっている)。 ゼットはキングジョーの攻撃からレッドキングを庇い、キングジョーはオーバーヒートして機能停止。 残された雌のレッドキングと卵はいつかまた人類を脅かす存在になり得る可能性を秘めたまま姿を消すという、 非常にハードで重苦しい結末となった。 この事件の影響はそのままハルキが引きずっており、 続くエピソードではとある怪獣(地球外の何者かに改造された可能性がある)にレッドキングを重ね合わせ、 「怪獣を殺す事は正義なのか?」という疑問に支配されて変身すら維持できなくなってしまうなど、 作品全体に大きな影響を与えるエピソードとなっている。 終盤にあたる24話では一連の事件の黒幕によって11話で生き延びた雌のレッドキングと卵が襲撃され、卵は助かったものの雌は殺害・吸収。 ラスボス怪獣デストルドスに取り込まれてしまった(デストルドスの背中からゾンビのようなレッドキングの上半身が生えている)。 なお夫婦のレッドキングは『パワード』オマージュと思われるが、色は分けられず最初の個体が初代風、後の個体は2代目風と造形を分けて表現している。 ついでに、卵生である事が判明した初の作品。 ![]()
漫画作品では、大抵ガキ大将的な性格を誇張して描かれる事が多く、
『ウルトラ怪獣かっとび!ランド』ではレギュラーキャラ。本当に怪獣版ジャイアンと化していた。
『ウルトラマン STORY 0』では、バルタン星人の陰謀によりとある惑星に送り込まれ、ウルトラセブンとゴモラが戦っている所に乱入した。
セブンに戦いを挑もうとするが、カプセル怪獣ウインダムの参入により、そちらと対峙する事になる。 岩石を持ち上げて力を誇示するが、ウインダムがもっと大きい岩石を持ち上げるとライバル意識を燃やし、 辺りの動植物を体に取り込んで更に巨大化(というかパンプアップ)。 先ほどウインダムが持ち上げていた岩石よりも遥かに巨大な岩石を持ち上げる……が、その際にウインダムの熱線を胸に浴び、 反射的に岩から手を離してしまい、自分の持ち上げた岩に押し潰され自滅した。 この漫画のレッドキングは物を食う時は口を通さず、直接体に押し付け吸収するという方法を取っている。 また腕の巨大化、尾が殆ど無くなっている等、従来の容姿とは若干違っていたりする。
『ULTRAMAN』では、レッドキングに似た容姿を持つ地球在住の異星人「レッド」が登場。
もっともこれは通称であり、本名も別に存在するのだが、 そちらは長すぎる上に、「かつて出現したレッドキングに似ている」という理由からそう呼ばれるようになった。所謂他人の空似である。 かつて自身の片目を奪った情報屋のジャックに乗せられる形で早田進次郎と戦うが、自身の攻撃を受けてすぐさま立ち上がった進次郎に驚嘆。 その後、なんやかんやあって進次郎の協力者となる。 |
+ | 這い寄る混沌氏製作 二代目モデル |
攻撃力がかなり高く、ガードをしてもかなり削られる上に、ガードをするか地上でダメージを受けるとカウンターの頭突きをかましてくる。
その上ガード不能技も多いのでかなり厄介。 距離を離すと岩石を投げ付けるか、SFC版でゴモラが使用した突進攻撃を繰り出してくる。 さらに、時々マグラー(多々良島に住む怪獣の一匹。原作では科学特捜隊に倒された)を呼び出し、 相手の足元から攻撃させるという、ガキ大将の彼らしい技まで仕掛けてくる。 下手に攻撃をすると自滅しかねないが、遠距離攻撃でハメる事ができれば案外楽に倒せるキャラである。
最新の更新では超必殺技だった「ベアハッグ」が「ネックハンキング」に変更された。
食らったキャラクターはレバガチャをしなければずっと首を絞め続けられる事になる。 さらに、一定時間この技を食らい続けていると、首の骨を粉砕されるようなエフェクトと共に一撃でKOされるようになった。 ガード不能や飛び道具などAI殺し要素の強い技が多いため、動画で使う際には注意。 現在はムゲぎこ氏によって代理公開されている。 |
+ | googoo64氏製作 EXレッドキング |
googoo64氏により、『大怪獣バトル』に登場するEXレッドキングもMUGENキャラとして製作された。
画像は原作映像のキャプチャであり、同氏のガメラやギャオス同様の狂キャラ格。 溶岩を投げ付けてくる攻撃や炎を纏った拳での攻撃などの原作の技の他、 さらにはマックス版から着想を得たと思われる爆発する溶岩弾を口から吐く技などを使う。 |
+ | カーベィ氏製作 レッドキング3代目 |
SFCの『ウルトラマン』に登場した二代目のスプライトを改変して三代目の姿にしたキャラ。
体色や頭頂部が尖っている所も再現されている。 技は「パンチ」や「頭突き」など原作でも使っていた技を使う。 特にパンチは連打が効くので使い勝手が良い。 必殺技には相手に噛み付いたり猛攻撃をするものがあるが、尖った頭で突進する技もある。 ちなみに必殺技名には全て「恐れていたレッドキングの」が付いている。
原作での登場エピソードのタイトルが「恐れていたレッドキングの復活宣言」だった事に因み、
このキャラも「1ラウンドに一回だけ1ゲージ以上所持状態で死んだ時に復活できる」という、 muu氏のアボラスやスミス中尉氏のノスフェルのような能力を持っている。 AIもデフォルトで搭載されている。
また、defファイルの登録名を変えれば、外見やカットインが初代レッドキングとなる。
ただし変化するのは外見のみで技等の中身は同じなので注意。 |
+ | カーベィ氏製作 パワードレッドキング |
3DOの『ウルトラマンパワード』のスプライトを使用して作られたレッドキング。
元となったゲーム版同様ヌルヌル動くのが特徴。 技はゲーム版に基づいており、パンチやキック等レッドキングらしいものが搭載されている。 また、defファイルの登録名を変えることで原作に登場した雌も使用可能になる。 AIもデフォルトで搭載されている。 |
+ | サメ竹輪氏製作 怪獣無法地帯 レッドキング |
這い寄る混沌氏版を狂改変したもの。
無敵やステ抜け、各種性能が強化されており、一部は設定で変更可能なものもある。 最大の特徴は常にストライカーとして大量の怪獣が出現することであり、その数総勢86体(カラーによって種類は変わる)とのこと。 りどみにはもっとストライカーを増やしたいと書いてあり、1/6の更新でなんと100体を超えた。 AIはデフォルトで搭載されている。
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