這い寄る混沌


「今日は1月12日、はいよるこんとんの日~。
 ファーストコンタクトが行われた日なのだが、いかんせんはいよるこんとんは……
 ……ッ!!頭が、頭が割れるゥゥ……!!」

ワイルドアームズ』シリーズに登場するモンスターの一体。無印の頃から登場している。
倒すと入手できる経験値と金が非常に高く、更にレアアイテムも持っているため、
ほぼ全てのシリーズで隠しボスを倒す準備としてレベル上げのため乱獲される。
しかし準備が整っていないと、大量の状態異常を与えてくる「アルカンシエル」や「人体実験」でパーティが壊滅状態になってしまう。
まあシリーズ通して必ずステータス異常を完全に防止する技や装備があり、それさえ整っていれば、
HPは高いので時間こそかかるものの作業で狩れる相手になるのは共通している。

初代では一部の島にのみ生息する、所謂レアモンスター的な立ち位置。『2』では特定のモンスターを技で変化させると戦う事が出来る
(ちなみにこれは「侵略のため体を乗っ取ったらそこから出られなくなってしまった」というマヌケな理由かららしい)。
『3』では多数のテレパスタワーを地上に打ち込み、人類を侵略せんと情報収集や人体実験に明け暮れている。
しかし一部のテレパスタワーが破壊されると空飛ぶ円盤が目撃されるようになり、全て破壊されると巨大な母船との空中戦となる。
なお、『3』と初代のリメイク版である『アルターコード:F』では「そっと這い寄る混沌」なる、体が大きく強力な上位種が存在している。
『4』以降は『3』ほどのピックアップもされず、初代と同じく一介のレアモンスターとなっている。
ただ、シリーズ初のSLGである『XF』では「フラットウッズ」という地域にのみ登場する。
これは外見の元ネタが、過去のUFOブームで一時期話題になった「3メートルの宇宙人」こと「フラットウッズ・モンスター」であることから来ている。

元ネタは、クトゥルフ(クトゥルー)神話に登場する神「ニャルラトホテプ」の肩書の一つ。
元ネタについての詳しい話はそちらを参照。
複数の作家が設定を共有する「シェアワールド」の人気の悪役(邪神)である。


MUGENにおける這い寄る混沌

ベール=ゼファーリオン=グンタも手掛けたまっしろ氏によるものが存在。
現在はムゲぎこ氏によって代理公開されている。

当時製作中だったキャラの息抜きに作られたらしく、たった5日で完成したらしい。
そのため動きは少なく、技も強弱二つの通常技必殺技が4つのみとシンプルな構成。
ただ必殺技のどれもが非常に嫌らしく、混乱や毒、ゲージ減少などの状態異常を与えてくる。
後の更新で超必殺技が一つ追加された。ただし3ゲージ技。
AIは未搭載だが、蜂百合氏製作の外部AIが公開されている。

また、SFCウルトラシリーズのドットを使ったウルトラ戦士敵の怪獣達を製作・公開している同名の製作者が存在する。
由来は恐らくこのモンスターからだろう。

出場大会

登場ストーリー



最終更新:2024年04月03日 15:53