石田雨竜

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石田雨竜 - (2014/09/21 (日) 00:08:58) の編集履歴(バックアップ)





   「滅却師の誇りにかけて

               僕はお前を殺す」

 職業:学生(空座第一高校) 
 身長:177cm
 体重:57kg
 血液型:AB
 誕生日:11月6日
 家族構成:一人っ子
 部活動:手芸部(部長)
 特技:裁縫、料理
 好きなもの:ファスナー、鯖の味噌煮込み、筑前煮
 嫌いなもの:行き当たりばったり
 テーマミュージック:Idioteque"「Radiohead」※「Kid A」収録
 声優:杉山紀彰

オサレ先生こと久保帯人執筆、ジャンプ漫画『BLEACH』に登場するキャラ。
「いしだ うりゅう」と読む。主人公の黒崎一護のクラスメイト。
ヒロインの井上織姫と同じ手芸部に所属している。
年齢の正確な描写は無いが一護が17歳になったので、おそらく同い年と思われる。
成績優秀で実家は総合病院のエリートだが、雨竜は諸事情で一人暮らししているため生活は貧乏である。
性格はメガネキャラらしく冷静で頭脳明晰だが天然。その後は生徒会長を兼任した。
料理と裁縫が得意でホームセンターに通うほどの凝り性。ファスナーの着いている服が好き。
茶渡泰虎曰く女性の服のデザインセンスがあるらしく、作中で彼の作った服を快く受け取る女キャラもいる。
が、それ以外はセンスが悪く、常日頃コンの入っているぬいぐるみを修復した際は「ライオンだかレースの精だかわからねぇよ!」と言われる姿にした。
その他にも男物にはやたら滅却師十字(クインシークロス)の意匠をつけたがる。
ちなみに浦原が一晩寝ながら考えた「魂葬刑事カラクライザー」のデザインを担当しており、カラクライザーになるコン曰く「意図的人選ミス」。

友達がいない疑惑があり、一護たちに花火大会へ一人だけ誘われなかった事がある。
おそらく原因は節約のために携帯電話を持っておらず連絡が取れなかったのも関係しているのだろう。
彼の一族は「滅却師(クインシー)」という悪霊・虚(ホロウ)退治の家系。死神が霊を浄化させるのに対し滅却師は消滅させる。
そのため輪廻に悪影響をもたらす恐れがあるとして滅却師は死神側に危険視されて絶滅させられたのだが、石田家は数少ない生き残りである。
おじいちゃん子だった雨竜は、祖父の石田宗弦(いしだ そうけん)から滅却師の修行を子供の頃から受けた。
その反面、父の石田竜弦(いしだ りゅうけん)とは犬猿の仲で、雨竜はタメ口で接している。
竜弦も滅却師の能力を持っているのだが、金にならないという理由で医者の仕事に専念している。
しかし雨竜の消滅した滅却師の能力を元に戻す手助けをしたりと、何だかんだで息子をサポートしている。
一護の父親である一心と知人であり、「クロサキからの電話」と言えばベッドの空きができるらしい。
ちなみにアニメの滅却師大全では親バカ化しており、一護が虚化して暴走して雨竜が一護に刺された時は一心に八つ当たりしていた。

祖父が死亡した事件がきっかけで死神を憎むようになり、一護たちと和解した今でも引きずっている。
おもに使用する武器は弓矢。自分の周りに散らばっている霊力を集めて作る。滅却師は弓しか使わないらしい。
初登場の頃は、死神代行として仕事をしていた黒崎一護を一方的に敵視。
どちらがより多くの虚を退治できるかという勝負を持ち込むために、わざと虚の餌を町中にばら撒いた。
規模が手に負えないレベルになり、罪のない無関係の犠牲者を大量に出しかける大惨事になったが、後に藍染が糸を引いていたことが示唆され、無かった事になった
しかし祖父が雨竜に教えた「滅却師は死神と力を合わせること」を思い出し改心。
その後はシリーズ通じて一護と共同戦線をとっている腐れ縁のよき仲間である。
一護を上回る弄られ・ツッコミキャラで、普段ツッコミ側の一護ですら雨竜に対してはボケ・弄り側に回る。
しかし初期は、大虚を倒す作戦を考えたら 絵面が酷いことになったり 、顔色一つ変えずに無理すぎる言い訳をしたりと
沈着冷静なままボケに回ることもあった。(デザインセンス関連に関してはその後もボケ側)

戦闘力は未知数なところが多く、BLEACH本編でもインフレの波に飲まれているようないないような評価に困る。
死神副隊長である阿散井恋次に敗北したのをきっかけに修行したら、死神部隊の幹部クラスには優に勝つ実力に。
この時に彼が始末した死神についての審議は、藍染惣右介のゴタゴタのせいで尸魂界から問われることは無かった
滅却師の能力消滅と引き換えに、滅却師の最終形態になれば卍解を使っている涅マユリを圧倒する力を発揮する。
総合的に現段階でも死神隊長や虚が死神化した破面(アランカル)にちょっと劣るスペックはあると思われる。
漫画の出番は初期から登場しているキャラの中では多い方に分類される……が、
雨竜がメインと作者公認でうたわれた千年戦争編では「破面の救援」という出発目的に難色を示し、序盤にちょっと出ただけで長いこと出番がなかった。
メインの長編を与えられたはずがほとんど目立たなかった、チャドの二の舞にならない事を祈られていた。
ストーリーも進んだ頃になって見えざる帝国の長、ユーハバッハから後継者に指名された。これは雨竜が敵の懐に潜り込む策だったが、
ユーハバッハもそれを見抜いており、外様の雨竜を優遇することで部下達が雨竜を監視するよう仕向けたものである。
ユーハバッハ自身は雨竜に対し、「混血の滅却師からは力を奪ったはずが、それが効かなかった雨竜には自分を超えた何かがある」と語っている。
+ 滅却師と石田雨竜の謎
死神隊長であり研究者である涅マユリは、かつて2661人の滅却師を調査することで「滅却師の研究はもう終えた」と豪語した。
(石田宗弦の死はこいつが研究のために故意に死神の派遣を遅らせたのが原因)
ところが雨竜は彼の知らない滅却師の技術や、存在は確認されていても使える者がいない滅却師の技術を体得していた。
そしてマユリは雨竜の最終形態に対し「人間としての枠を超えているヨ小僧」と驚くほどであった。
また現在連載中のBLEACH「千年戦争編」では滅却師が大量に登場し、敵として死神たちと戦争をしている最中なのだが
最近登場した滅却師の集団のひとりキルゲ・オピーの最終形態は天使のように翼が生えるのに対し、雨竜の最終形態は片翼。
キルゲによれば雨竜の最終形態は「別物」で「200年程前に死滅した過去の遺物」らしく
石田の最終形態と違ってキルゲの最終形態は代償に能力を失わないようだ。
ゆえに雨竜はキルゲの劣化ということになるのだが、キルゲ本人が「石田雨竜が弱いはずが無い」と謎のコメント。
キルゲを含めた滅却師集団が雨竜と面識がないのに何かを知っている素振りが意味深であり、気になるところである。
そもそも彼らは今までどこにいたのか、何のために現れたのか謎が謎を呼び考察の余地あるのだが、
設定が何も明かされないままスルーされてストーリーが進むのはBLEACHではよくある事……明かされるのはいつの日か。
ちなみに最終形態が別物と言われたことに関して一護は「(石田が)そんなダサい格好にならなくて安心した」と発言している。

+ 武装
孤雀(銀嶺孤雀):
滅却師十字を媒介に周囲の霊子を自分の霊力で包むことで形成される。
一度霊力を失い、復活した後は銀嶺孤雀となり、1200発の連射が可能。

銀筒:
滅却師が予め霊力を貯めておいて使う筒状の道具。
旧式の道具だが使い方しだいで大虚と渡り合える。

魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー):
滅却師の武器で唯一刃を持った武器。
外見は青いビームソードだが、原理的にはチェーンソーのようなもので、刀身の表面を霊子が一秒間に300万回往復しており、振動で刃に触れたものの霊子結合を緩め対象の霊子を自分の霊子として扱いやすくなる作用を持つ。
また、矢として使用することもできる。
石田総合病院の隠し倉庫から拝借してきたもの。

対虚用地雷:
涅マユリ特製の地雷。
屍魂界編で飛び道具の使い手を意味する称号「鎌鼬」を持つ死神を飛び道具の勝負で倒し、その称号を得ているが本編では忘れ去られている。
読者も忘れた頃になって小説で慈楼坊の前の「鎌鼬」だった痣城剣八に取り返された。

DS版のゲームではほとんどの攻撃が弓矢の射撃攻撃である。
必殺技は「乱れ撃ち」や、上空から雨のように降らせる「かがり縫い」。
ボタンタメでガー不になる飛び道具「四束集撃」という技もある。
遠距離から封じ込める強さはあるが、この手のキャラのセオリー通り近距離が弱い。
その救援として、スーパーアーマー状態になれるゲージ技「乱装天傀」は重要。
近距離から攻めていくなら常時この状態を維持しておきたい。発生が遅いので発動のタイミングに気をつけよう。
遠距離をキープできるのならば、巨大なレーザービームを出すゲージ技「散霊手套開放」が優秀。
ガーキャンからもつながり、コンボにも組み込めるので凶悪。

MUGENにおける石田雨竜

MUGENでは複数の雨竜が確認されている。

  • Panoptic氏作
チビ石田。技のベースはウェコムンド編のものになっている。
1ゲージ技は波動2回コマンド+Yで無数の矢を射る「銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)」。
2ゲージ技は逆波動2回コマンド+Yで滅却師の武器としては珍しい刃状の武器「魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー) 」。
3ゲージ技は逆波動2回コマンド+C+Zで魔方陣のようなエリアに相手を封じ込めて爆破する「破芒陣(シュプリンガー)」。
そのほかの技はBボタンでコンボをつなぐ程度のシンプルな調整になっている。

  • Alexei Roschak (kenshinx0)氏作
DS版ゲームがベースになっているがボイスは海外版。「乱装天傀」など一部の技は搭載されていない。
また、瞬歩などの移動手段もなく空中ダッシュは二段ジャンプも未搭載。
唯一GGXXのヴェノムのワープのように上空に緊急避難する飛廉脚(ひれんきゃく)がある(死神の瞬歩のようなもの)。
その代わりオリジナルゲージ技を搭載しており「乱れ撃ち」の強化版が2タイプある。
波動2回コマンド+小で、乱れ撃ちの弾数が増える。+中で、乱れ撃ちの後、相手の後方に飛廉脚でワープして乱れ撃ちする。
また後ろ波動コマンド二回+中ボタンで、移動コマ投げタイプのゲージ技がある。
掴んだ相手はDIOのパニッシュメントのように雨竜の5本の矢に貫かれる。
既存のゲージ技は「かがり縫い」の強化版「雨垂」が後ろ波動二回コマンド+小ボタンに変更。
3ゲージ技の「散霊手套開放」は二回波動コマンド+強ボタンに変更されている。

  • DopeFiend氏作
こちらもDS版がベースになっておりボイスは日本語版。
暗転でのカットインが原作よりも豪華になっている。
空ダや二段ジャンプなども搭載されている。飛廉脚も様々な方向に使える。
通常必殺技の「乱れ撃ち」は未搭載だが、他の必殺技はコマンド変更調整されて搭載済み。
波動コマンド+任意のボタンで「四束集撃」。逆波動+任意のボタンで「かがり縫い」が出る。
超必殺技は「雨垂」は後ろ波動2回+任意ボタンに調整。「1200だ……!!」という原作でもあった台詞が出るが実際は12ヒット。
「乱装天傀」は↓→←コマンドに変更。一定時間、雨竜の全身が真っ青になる。「散霊手套開放」は未搭載。
オリジナル超必として滅却師最終形態になりながら矢を放つ1ゲージ技「最終形態(レットシュティール)」がある。
また、↓←→コマンド+ボタンで一定時間矢の射る間隔が短くなり通常の射撃が連射可能になる「ラピッドファイア」が搭載。


出場大会