ビスケット・オリバ

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ビスケット・オリバ - (2013/01/20 (日) 10:37:56) の編集履歴(バックアップ)



ああ……いったい何時以来だろう

          他人を全力で叩くのは…

板垣恵介の格闘ギャグ漫画『グラップラー刃牙』シリーズの登場人物。アニメ版での声優は屋良有作氏。
原作では第2部『バキ』の最凶死刑囚編から登場。

日本にやってきた5人の最凶死刑囚を捕まえるためにやってきた6人目の死刑囚。
アメリカ・アリゾナ州立刑務所、通称ブラックペンタゴンに収監されている囚人……
というのが一応の彼の立場だが、実際にはアリゾナ州立刑務所の実質的な支配者。
刑務所内での自由な行動どころか、外との出入りも自由で恋人との同棲まで行い、
食事も最高級ワインを初めとした贅を凝らした代物を食べており、特に戦う前後にはステーキを大量に食べ、
戦いで負った負傷も肉を食べれば塞がる。
それゆえに地上で最も自由な男「アンチェイン」の二つ名を持ち、あの勇次郎とも友人のように気安く会話するほどの実力の持ち主。
勇次郎同様に人工衛星により24時間監視されてる。

筋骨隆々という言葉すら生ぬるい、まさに筋肉の塊とでも呼ぶべき肉体を持ち、
更に刑務所内の自室(まるでホテルのロイヤルスイートのような部屋)に図書館規模の書斎を持つなどその頭脳も優秀。
戦闘においては自身の筋肉を生かした圧倒的なパワーで相手をねじ伏せる。
性格面では奇人変人揃いの刃牙キャラらしく、勇次郎とはまた別の方向で自己中心的……というか若干情緒不安定。
特に恋人マリアに関する事や、自分自身が世界で最も自由であるという実感が侵害された時は、あからさまに不機嫌となる。
ぶっちゃけた話、彼が囚人でいるのは「囚人でありながらも誰よりも自由」という所に価値を見出しているから、という側面が非常に強い。
その為、刃牙からは「誰よりも自由でないと自由を感じられない、可哀想な奴」と評価された。
基本的に自己顕示欲が強いため、囚人を脅して刑務所の壁画に自身の肖像画を描かせている。
(ちなみに実際より頭髪を多めに描かせている
わがままであるが、恋人のマリアには献身的で自慢の筋肉も病に冒され投薬によりキングサイズのベッドを占領するほどに肥満化した彼女を抱きかかえるためと言い切るほど。


死刑囚編では何度か相手を逃すが、一度相対した場合には圧倒的な強さを見せている。
(最凶死刑囚5人それぞれがとんでもない実力の持ち主だというのにである。ただこのオリバや勇次郎、
 その他死刑囚をフルボッコにしたメンツのせいで今ひとつ後半になるほど強者感が出なかった部分もあるが…)
続く大擂台賽編にも精神崩壊し幼児化した死刑囚ドリアン海王の付き添いとして登場、
五体を金剛としカノン砲の直撃をも受け止める拳法を使う楊海王にドリアン海王がやられた後、結果を不服とした楊海王と戦い
これをあっさりと文字通り ペシャンコに潰す と、そのまま大擂台賽の中国対外国の対戦にも出場。
次の対戦相手・龍書文のハンドポケットによる攻撃にこちらもパンツハンドポケットで付き合い、自身の筋力で圧倒している。
スタイルを貫き通した龍書文に対して去り際に心中で「どこまでもスマートな奴」と評価している。

そして第3部『範馬刃牙 -SON OF OGRE-』において、勇次郎との対決を決意した刃牙のスパーリング相手として指名され、
自身の意志でオリバの刑務所へ入所してきた刃牙と対決。範馬の血により成長する刃牙を前に倒されている。
また、刃牙と戦う前にもミスター2ことJ・ゲバルと戦っており、これに圧勝している。


MUGENにおけるビスケット・オリバ

バキキャラに定評のあるtokage氏が制作したものが公開されている。
性能としてはパワータイプの投げキャラ。原作で見せた様々な動きが投げとしてよくマッチしている。
ゲージ技はハンドポケットを当身として、刃牙との戦いで見せた
パックマン相手を自身の筋肉に閉じ込める技がアーマーからの派生として搭載されている。
また11Pで攻撃力が1.3倍に、12Pはそれに加え一部モーションにアーマー付与・技性能上昇などが施される。
AIもデフォルトで搭載。


出場大会