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花山薫







   「まだやるかい」

+ 担当声優
境利朗
『バキ最強列伝』
中田雅之
『グラップラー刃牙(2001年TVアニメ版)』
くまいもとこ
『グラップラー刃牙(2001年TVアニメ版)』(少年時代)
森川智之
『グラップラー刃牙(BeeTVデジタルコミック版)』(幼年編)
東地宏樹
『グラップラー刃牙(BeeTVデジタルコミック版)』(最大トーナメント編)
江口拓也
『バキ』『範馬刃牙』

中田氏は現在引退してしまっている事もあり、2018年の『バキ』以降はキャスト総取っ替えになった。

板垣恵介氏の格闘技漫画『グラップラー刃牙』シリーズの登場人物であり、
スピンオフ漫画『バキ外伝 -疵面(スカーフェイス)-』並びに『バキ外伝 創面(きずづら)』の主人公。
職業はヤクザであり、極道一家「花山組」の二代目組長である。
見た目の特徴はその圧倒的な体格と顔面についた傷。トレードマークは白いスーツ。
年齢は「幼年編」で15歳、「最大トーナメント編」で19歳。身長191cm、体重166kgを誇る巨漢。
『刃牙』シリーズで登場する人物の中で、非常に人気の高いキャラの1人でもある。

基本的には寡黙で無愛想。口を開く事は殆ど無い。だが、実際の所はとても優しく、面倒見の良い性格。
登場初期(幼年編なので15歳の頃)こそ、刃牙と対戦するはずだったボクサーのユリー・チャコフスキーをヘビー級の試合前に襲撃して腕を破壊したり、
高層ビルのゲームセンターにて刃牙と対戦した際に何の躊躇いもなく刃牙を場外に放り投げる(勿論、転落したら間違いなく死ぬ高さ)など
理不尽で行動の抑制が効かないという危険な側面があったが、刃牙との対戦及び範馬勇次郎の乱入で完全な敗北を喫してからは、
そういった部分は鳴りを潜めるようになった。まあこういう性格の変遷は『刃牙』シリーズではよくある事である
近辺の住民達も、花山の優しい面を知っているので気軽に話しかけたりもしており、
多少無礼な振る舞いをされたぐらいでは気にも留めない心の広さを持つ。
また、刃牙との戦いで固い友情が結ばれ、彼の特訓にも付き合ったりする事もある。

16歳のときに病死した母親がおり、とても仲が良く、よく見舞いに行っていたらしい。
誕生日のお祝いを受け取るために、留置場から脱獄した事もある。
酒豪であり、バーボンの「ワイルドターキー」を愛飲するが、好きな食べ物は「ナッツとチョコのクッキー」と「オムライス(旗付き)」。
週刊少年チャンピオンを購読しているような描写もあり、ある意味、年齢相応と言うべきか。
後述する理由により、鍛える事をしていないが体育の日にはジョギングをして
「鍛えてるじゃないスか」とツッコまれ、「国が決めたそういう日だろうが」と返すお茶目な一面もある。
彼の背中に見事な刺青が彫られており、モチーフとなった話に合わせるために他所の組に単独で討ち入り、
全身刀傷まみれになるなど強いこだわりも持つ。

格闘スタイルは、「素手喧嘩(ステゴロ)」。
特定の格闘技どころか、身体能力向上のためのトレーニングすら一切行っていない。
その在り様故に周囲の人間から「彼を見ると強くなるために努力するのは女々しい事だと思えてくる」と言われるほど。
本人も格闘技等は武器であり、自分やピクルの様なケタ外れの身体能力を持つ者が格闘術を修めるのは卑怯な事だと考えている。
そうした要素から、「努めて」鍛えないといった面もあり、彼自身は「努力する」という行為を否定したり貶めたりした事は一度も無い
(前述の体育の日でのジョギングについては「格闘技の為の鍛錬」ではないから、といえるだろう)。
『バキ外伝-疵面 スカーフェイス-』の冒頭でも、かつて花山と戦い敗れ、その復讐を果たすためにトレーニングを重ねて、
花山の模倣としてヤクザを素手で100人倒して組員バッジを奪うなど、とても指を詰めるだけではすまされないような事をしでかした男と対決。
勝利の味をより濃くするためと言い、あくまで花山と同じステゴロで男は挑むが、攻撃が全く通じないまま花山の一撃を食らい惨敗。
男は死をも覚悟していたが、花山は男の事を侮蔑したりせず、むしろ男の不満に答えるようなやり取りを交わして、そのままその場を後にした。
この男がその後どうなったのかは不明だが、花山の一存で恐らく許されたのであろう。よかったねヒロシ
ただ、自身と同等以上の身体能力の持ち主が「技」を用いて勝利したのを見た時は失望感を露わにし、
誰が見ても完全勝利であったにも拘らず彼の勝ちとは認めなかった事がある。
どちらにしろ、ある意味最も格闘家からは遠い男と言えよう。

格闘技は使わない、というか知らないため、基本的によけや受けなどの回避行動を一切行わず、相手の攻撃を受けてから反撃する。
「握力×体重×スピード=破壊力」という方程式で有名な「思い切り握った拳を思い切り振りかぶって思い切りブン殴るだけ」のそのパンチは、
格ゲー界にも大いに影響を与え、『KOF』シリーズのラルフの「ギャラクティカファントム」、乾いた大地の社の「ハルマゲドン」、
堕落天使』の壬生灰児の「皆殺しのトランペット」及び「絶望という名の地下鉄」、
ストリートファイター6』のマリーザ(※女性キャラ)の「マリーザジャベリン」などが模倣している。
圧倒的なパワーとタフネス、そして練習していないにも拘らず胴回し回転蹴りができるほどの格闘センスを持つが、
それらより最も恐ろしいのは指の力と握力
前述の方程式の“スピード”を補って有り余る“握力”より放たれる異形の拳は、まともにヒットすれば勿論、
ガードされても決定打となりうるほどの“破壊力”を秘めている
(実際に作中では空手の達人の受けすら突き破って痛打を与えたり、
 人間を10m以上吹っ飛ばす等、最早人間離れした破壊力を生んでいる)。
およそ技と呼べるものではないが、相手の腕や脚を両手でつかみ、その強烈な握力で強く握る事によって、
その箇所を爆裂させる常識外れの戦法「握撃」を使う。
ちなみに彼の指の力および握力は「アルミとはいえビールの缶を紙くずのように丸める」「割れたビンを両手で圧縮して接着する」
「束ねたトランプを指だけで引きちぎる」「500円玉硬貨を四つ折りにする(貨幣損傷等取締法違反で立派に犯罪である)」

といったレベルである*1お前のような19歳がいるか
通常の格闘家の場合、「極める」類の技が入ってしまったらそれで終わりであるが、
つねるだけで肉をちぎり取り、握るだけで腕が爆裂させられる彼にはその戦法は通じない。

また、タフネスも常人離れしており、最凶死刑囚の一人スペックと対峙した際には、
口の中で銃弾を暴発させられ、更に口の中に拳銃を撃たれ、頭をコンクリートに何度も叩き付けられ、中指を耳の奥まで突っ込まれ、
閃光手榴弾が至近距離で炸裂
しても平然と戦い続けたほど。
挙句の果てには、海中で体長10mはあるであろう巨大なホホジロザメを、目玉から手を突っ込んで脳を握り潰すというとんでもない方法で撃退した。
スピードに関しても166kgという図体からは想像も付かないレベルで、
前述のように達人ですら不意を突かれるスピードで胴回し蹴りを繰り出したり、
走ってアクセル全開の車に追い付いてみせるなど完全に人間離れしている。まさに……
こいつとは大違いである

確実に相手を仕留める際には特徴的な超アップライトの構えを取る。
現実にはこの構えはボディを打たれやすいため、フットワークやスウェー技術に長けたアウトボクサーなどが使う事が多いスタイルだが、
彼の場合はボディを打たれようが超人的なタフネスで気にも留めずブン殴って仕留めるのである。
こちらも前述のマリーザのニュートラルポーズのモデルとなっている。
VS鎧塚サーパイン

肉体的な強さ以外では釣りに関して天才的な才能を持っており、漁師ですら舌を巻くほど。
劇中では網も用意せずに巨大な鯛を釣り上げている等、こちらに関しても人間離れした才能である。

彼に限らずこの『刃牙』シリーズの人間はどこかおかしい人が多い。
そして花山は上記の戦歴があるにも拘らず、シリーズの人物の中では割とまともな部類に収まってしまうのである。
ちなみに範馬勇次郎に力勝ちしたピクルの突進を止めた事がある*2という事は……、あれ、凄く強いのでは。

+ こんなコラボも
モンスターハンター』シリーズにおいては、
『MH3G』にて花山薫をモチーフにした大剣「仁剣【侠客立ち】」がコラボ武器として実装された。
……が、切れ味はギリギリ青が僅かに加え、会心が-50%スロット0スキル覚醒の対象外と、
全大剣中2位の攻撃力である1440と引き換えにハズレ性能の理論値を突き詰めた様な産廃具合。
その悲惨さに普段は辛辣なネット掲示板ですら「気の毒過ぎてとてもツッコめねェよ」と同情するほど。
『MH4』でも引き続き実装されたが、侠客立ちを作るためのキーアイテムが手に入るイベントクエストのキャッチコピーが、
「前作で猛威を振るった大剣が本作でも登場。DLクエストの配信を待て!」
であったため、花山のファンだけでなくあらゆるプレイヤーから「イヤミか貴様ッッ!!」との声が上がった。
肝心の性能はと言うと、前作はG級だったのに対し今回は上位なので1104と落ちたものの、上位でありながらG級中位レベルの火力を保持。
しかし切れ味は据え置きかつ会心率は-70%に悪化。覚醒対象外かつスロットも0。
もはや子供の嫌がらせでもこんな性能にはしないぞとツッコミを入れる程の産廃具合。
マイナス会心の発生率とそれによるダメージ計算をすると、火力はまさかの上位最低を誇る。
気の毒過ぎてとてもツッコめねェと言われた前作が、まさかまだ序章であった事に『モンハン』ファンは驚愕し恐れ慄いた。

流石にあんまりだったので、続く『MHX』ではマイナス会心が-50%にされたものの、
結局数字だけデカいいつもの花山大剣だろうと考察もされなかった……が、拡張版の『MHXX』にて事件は起きた。
G級の追加により侠客立ちもG級に強化されたが、切れ味を伸ばして白まで突入可能、攻撃力は390でこれは計算式が変わる前で言えば1872相当と、
かつての1440を遥かに凌駕する超火力大剣に進化を果たしたのである。
それでもスロット0・会心率-50%と、普通に使えば実質火力は悲惨そのものだったのだが、
『MHXX』では夢のスキル「痛恨会心」により、本来発生すると与えるダメージを超大幅に下げる「マイナス会心」というデバフを、
一定確率で会心よりも遥かに強力な倍率の超火力会心攻撃に変化させる事が可能となっているため、
その火力期待値は1.27倍と、1.05倍でも歓喜するモンハン界においてはもはや革命レベルの存在。
属性攻撃がシステム的に冷遇されている事も相まって大剣で火力を出す場合の筆頭にまで上り詰め、
花山のファン達は「裏返ったァッッ」と汚名返上に大歓喜したのであった。


「やはりアナタ達はワカってない。花山薫という人物を───」
「警察官のワタシがこう言うのもなんですけど…」
「チョット憧れちゃいますね男として…」


MUGENにおける花山薫

tokage氏が製作したものが有名。

+ tokage氏製作
  • tokage氏製作
現在は氏のOneDriveに繋がらなくなっているため、茉莉氏によって代理公開されている。
なんとミッシング萃香を改変したとの事。そのため、とんでもない巨体を持つパワーキャラに仕上がっている。
その性能たるや、「ジャンプもしゃがみも不可能」「ガードできない(しない?)」「自動で相手の方を向かない」という凄まじいもの。
使用できる技は「振り下ろしパンチ」「握撃」「アッパー」「胴廻し回転蹴り」のわずか4つ
超必殺技に相当する「極道パンチ」を含めてもたったの5つしかない。
しかしどの技も非常に強力で、直撃すれば一発で2割3割は平気で持っていく。
加えて「握撃」は発生が速いガード不能技で、その他の技も1割前後という凄まじい削り性能を誇る。
「胴廻し回転蹴り」は発生が遅い一方でそれを十分に補える無敵時間があり、攻撃判定の持続時間も非常に長い。
「極道パンチ」は3ゲージ消費&体力1/4以下と厳しい条件が課せられる分、ガード不能の即死攻撃という一発逆転技となっている。
相手の攻撃を受けながら強引に割り込んで渾身の一撃を叩き込むその姿は、正に花山そのものである。
最新の更新では、部下の「木崎」と「登倉竜士(通称レックス)」をゲージ消費のストライカーとして呼び出せるようになった。
また、常時ハイパーアーマー状態でステートを奪えないため、投げキャラにとっては完全な天敵である。
もっとも、前述したように、原作で花山を相手に組み付きを行った者の大半は、握撃等で逆に手なり足なりを粉砕されているので、
投げを仕掛けられないのは、ある意味では幸運と言えるのかもしれない……。
以上のように、花山薫という人物を体現した豪快なキャラに仕上がっている。

AIはデフォルトで搭載済みだが、シンプルな性能も相まって、その挙動はAIが搭載されていないと勘違いされるほどに簡素。
しかし、上記のような凄まじい強さ故、簡素なAIでも十二分に脅威である。
むしろ、その一見粗末にも見えるAIの性能具合が、技を一切使用せず身体能力のみで戦い抜く花山の姿に重なるため、
作中の言葉をもじって 「AIに頼る事は女々しい」 とまでコメントされるほど。
本当にそう思えてくるから困る…。
プレイヤー操作(7:49~)

ちなみに怪獣王とは中々良い勝負もしてたりする。

+ 大会ネタバレ注意
喧嘩祭【勝てばいい】』において、並み居る強敵の猛攻を受け続けながらも、そのタフネスとパワーとで決勝まで上り詰めた。
決勝戦では、超反応を持った相手とぶつかるも、反応が出来ない攻撃中への強引な割り込みを駆使し、
互角の戦いを繰り広げ、僅差で敗れた。
更に後に行われた特別編では、同じ高火力の拳を持つ漢を相手に真正面から殴り合うという、凄まじい闘いを見せ付けてくれた。
また、ハイスコア選手権においてでは互いの力でねじ伏せてでの高得点をマークし、互いの爆発力の相性の良さを示したりもしている。

さらに『人の持つ可能性タッグトーナメント【カイザーナックル杯】』では、
その同じ高火力の拳を持つ漢(ゴールドカラー)とタッグを組み『一撃』チームとして参戦。
並み居る狂キャラチームをものともしない活躍で3位入賞を果たす。

そして我々は忘れてはいけない。 サルタバルタの大虐殺 を……!

+ エス氏製作
  • エス氏製作
上記のtokage氏の花山と比べてみるとこちらは普通のサイズになっており、ニュートラルモーションは『にゃんこ大戦争』のスプライトを使用している。
イントロでは何故か、『ファイブスター物語』の天照帝に斬られ体力がちょっと減った状態でスタートする(1ラウンドのみ)。
勝利・敗北メッセージも搭載済みであり、相手が勇次郎だと常時大幅弱体化する。
なお、改変は自由とのこと。



たった一夜の宿を貸し 一夜で亡くなるはずの名が
旅の博徒に助けられ たった一夜の恩返し
五臓六腑を刻まれて 一歩も引かぬ侠客立ち
とうに命は枯れ果てて されど倒れぬ侠客立ち
とうに命は枯れ果てて 男一代侠客立ち
花山弥吉

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
凍結

出演ストーリー

プレイヤー操作



*1
純粋にビンに圧力だけがかかっていたとしたら、少なくとも彼の握力はトン単位
なお、柳田理科雄氏の『空想科学読本』での計算によると、束ねたトランプを指だけで引きちぎるには
最低2.4トンの握力を必要とするとか。
ちなみに人間の成人男性は50kg、チンパンジーで推定250kg前後、オランウータンで推定350kg前後、ゴリラに至っては指定500~600kg以上。
……つまり花山の握力はゴリラの4~5倍に相当する事になる。
まったくもって、・・・・すごい漢だ。
ついでだが、人類の限界数値では192kgが計測されている。
可愛らしい音で、なんて恐ろしいことを……

*2
この際ピクルは花山をかつての好敵手トリケラトプスに重ね合わせているが、
後にピクルと戦った刃牙が使用し、ピクルを圧倒したのもトリケラトプスの動きをイメージした激獣トリケラトプス拳
(厳密に言えばトリケラトプス、Tレックスプテラノドン等様々な恐竜の能力を併せ持ったプトティラコンボ象形拳だが)であり、
花山のパワーレベルの高さが窺える。


最終更新:2026年04月25日 16:28