ドラゴリー

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ドラゴリー - (2014/02/02 (日) 11:53:01) の編集履歴(バックアップ)


1972年の特撮『ウルトラマンA』の7、8話に登場した怪獣。別名「蛾超獣」。
異次元からの侵略者ヤプールが地球侵略のために送り込んだ改造生体兵器『超獣』の一体。
超獣についての詳しい説明はベロクロンのページを参照。

すさまじい怪力を誇り、性格も残虐で凶暴。
その怪力は腕力だけで怪獣ムルチをバラバラに引き裂いて惨殺してしまえるほど。
相手を背負い投げやジャイアントスイングで投げ飛ばすなどの投げ技を使い、接近戦を得意とする。
腕からミサイルを飛ばせるが、劇中では防衛チームの銃撃への反撃に使われたのみと活用されてはいなかった。
他にも口から火炎を放射することもできるが、遠くの相手に対しては、
飛び道具や火炎で遠距離を攻撃するよりも相手に接近して肉弾戦に持ち込む傾向が強い。

+ 原作ネタバレとそれ以降のドラゴリーについて
地球に衝突しようと接近する天体を破壊するための迎撃ミサイルの発射場付近に出現。
ミサイルへの被害を恐れたウルトラマンエースの『エースバリアー』という技によって
一時的に封印され身動きがとれなくなる。
しかし封印がとけて再出現、メトロン星人Jr、怪獣ムルチと共にエースに襲い掛かる。
一度に3体もの怪獣、超獣、宇宙人の挟み撃ちを受けたエースはフルボッコにされてしまう。
その後もエースやムルチを背負い投げで投げ飛ばし、エースの足をつかんでジャイアントスイングで振り回す、
さらには乱入したムルチを腕力でバラバラに引き裂くなどの怪力を活かした暴れっぷりを見せつけた。

ウルトラマンメビウスにも登場。
この個体は火炎を吐かない代わりに眼から赤い稲妻状の光線を撃つ能力を持つ。
さらに巨大な蛾に変身し人間に憑依するという、脳筋なエースのドラゴリーとは違った特殊能力を持つ。
性格面も異なるのか光線技を多用し、さらに怪力でメビウスを苦しめるが、
防衛チームの援護により形勢が逆転、そのままメビウスに倒された。
この時のドラゴリーはジャンプ力に優れ、高い高度までジャンプしていたのも特徴である。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトルにも登場。
ベロクロンとのタッグでゴモラ、エレキングと戦った。
この個体は赤い稲妻光線以外にも口から紫の火球を連射する能力を持つ。
毎回飛び道具の種類が減ってるベロクロンに対してなぜか毎回飛び道具が増えるという不思議。
それなりに善戦したがゴモラとエレキングのタッグの前に敗れ去った。
ぶっちゃけゴモラといい勝負をしていたベロクロンの印象が強くてこの時は印象が薄い。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEOにもメトロン星人の使う個体が登場したのだが、
レイオニックバーストになって暴走していたゴモラにボコボコにされて、あわてて回収される扱いだった。
見せ場が無いどころか、その後メトロン星人が死亡したことにより、回収されて以降の消息は不明である。

ウルトラマンギンガには珍しいことに味方として登場。
ジャンキラーと戦った。



MUGENにおけるドラゴリー

bakisimu氏により手描きで製作されたものが2014年2月1日に氏のスカイドライブで公開された。
muu氏のタイラントをベースにしており、スピリッツや回り込みなどのシステムが搭載されている。
映像作品のイメージに従ってか、『飛び道具に頼らないパワー型をイメージしたキャラ』になっているとのことで、
突進攻撃を利用して攻め込み、投げ技などで戦う接近戦主体のキャラに仕上がっている。

投げ技としては発生の早い背負い投げと、発生が遅い分間合いが広めの移動投げであるジャイアントスイングが搭載されている。
他にも劇中で使用していたボディプレス攻撃(劇中ではエースに回避されたが)などが搭載されている。
ボディプレスには地上下段攻撃版もあり、地上中段攻撃である振り下ろし攻撃と合わせて相手のガードを崩していこう。
火炎放射や小型ミサイルなども搭載されているが、どちらも遠くには届かない中距離技である。
遠くの相手に対しては、ゲージ消費なしの通常版の突進攻撃を利用して相手との距離をつめるといいだろう。

ゲージ技としては1ゲージ消費で飛び道具無敵があり相手への接近に役立つ『突進EX』、
1ゲージ消費で遠くまで届くが遠くの相手には威力が下がる『光線』
2ゲージ技でリーチが短いが当たれば高威力の『八つ裂き投げ』がある。

デフォルトでAIも搭載されており、カットインなども搭載されている。
原作のイメージを活かした近接主体のキャラになっており、
デフォAIなら一般キャラと戦える性能に仕上がっている。今後の活躍に期待したい。


出場大会




怪獣,|円谷|,炎使い,虫,蛾