コマさん

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コマさん - (2015/05/03 (日) 13:18:50) の編集履歴(バックアップ)



「オラ、コマさん。よろズラ。」

キャラクター概要

レベルファイブが2013年7月11日に発売されたゲーム『妖怪ウォッチ』に登場するメインキャラクターであり、マスコットキャラクターでもある。青い人魂のような眉毛と尻尾が特徴。
唐草模様の風呂敷を背負っており、中身は歯ブラシをはじめ、旅をする為の生活必需品が入っている。
色違いとして双子の弟コマじろうがいる。
ゲームやアニメでのCVは遠藤綾氏(コマじろうも同じ)。

妖怪大辞典

田舎の神社を出てさくらニュータウンにやってきたコマイヌの妖怪。都会のすごさにいつも「もんげ~!」と驚いている。

大辞典No 142
種族 プリチー
ランク D
スキル 「あ」(となりが同じスキルだと全ステータス小アップ。スキル「うん」の妖怪だと、ようりょく大アップ)
好物 牛乳(アニメではソフトクリーム)
こうげき パンチ
ようじゅつ 火炎の術
必殺技 ひとだま乱舞(呼び寄せたひとだまを飛び交わせ敵全体にダメージを与える)
とりつく やけどさせる(とりつかれた妖怪はコマさんのまゆげでやけどしHPが少しずつ減ってしまう)

「コマさんS」のステータス

ひょんなことからSランクになったコマさん。コマさん自身はとまどっておりできれば元のランクに戻りたいと思っているらしい。

大辞典No 434
種族 プリチー
ランク S
スキル 防火壁(敵の全ての火属性のようじゅつを受け止める)
好物 牛乳(アニメではソフトクリーム)
こうげき パンチ
ようじゅつ れんごくの術
必殺技 ひとだま乱舞(呼び寄せたひとだまを飛び交わせ敵全体にダメージを与える)
とりつく やけどさせるS(とりつかれた妖怪はS級のまゆげでやけどしHPがだんだん減ってしまう)

ゲーム版

無印では第七章のムゲン地獄にて登場するキャラ。狛犬でいることに飽きて家出したという設定。

続編の妖怪ウォッチ2では通常の方法ではともだちになることは出来ない。
前作と連動することで入手したコインを使用することで友達になることが可能で、他にブチニャン、ツチノコとも友達になることが出来る。
デザインはがま口ポーチを持っているものとなっている。

2014年12月13日に真打発売と共に配信されたVer.2.0(本家)では、モグモグバーガーでSランクへと昇格したコマさんと戦う&ともだちになる事が可能に。
ただコマさん自身曰く、元のランク(Dランク)に戻りたいとの事で、実にコマさんらしい素振りを見せる。

1ではレベル35、2ではレベル25で「ししコマ」に進化する事が出来る。(コマさんSは進化不可)
さらに派生キャラとしてジバニャンと融合した「ジバコマ」や、ボス妖怪と化した「マイティードッグ」も存在する。

アニメ版

本編7話の『コマさんがきた!』で初登場。「オラ~ズラ」(僕は~だ)、「もんげー!」(すごい!)などの岡山弁で話す。
狛犬に憑依しており、神社のお祭りの日が楽しみでその時見たソフトクリームを食べてみたいと願っていた。
しかし、神社が取り壊されることとなり、田舎から都会へと列車を乗り過ごし来てしまい、モグモグバーガーでソフトクリームが食べ放題だったことからそこに暮らしていた。…というゲームとは違った設定になっている。

ちなみに人間と接触する際には、頭に葉っぱを乗せ、青年男性に化けている。 ただし人間に化けなくても普通に接触していることが多い。
妖怪は普通の人間には認知できない存在のはずだが、そもそもじんめん犬の登場回の時点で普通の人間に見えているのがアニメ版なので、そのあたりのことは気にしたら負けである。

OP「ゲラゲラポーのうた」で見られるダンスではコマじろうと共に他のキャラに比べて動きが遅く、踊れていない。だがそれが可愛い。

また、人気マスコットキャラクターゆえに『コマさん単独シリーズ』が幾度も開始されている。こちらも様々なパロディ要素が詰まっており、彼の素振りも必見である。
ちなみに年齢は300歳以上らしい。

ちゃお版

第8話で初登場(その前の第7話にも少しだけ出ている)。ちゃお版でも岡山弁で喋る、臆病なキャラであるところは変わらず。
狛犬として住んでいた神社が犬神と対立するキュウビの狐火による失火が原因で燃えてしまったため、都会にでてきた。
グレるりんにカツアゲされているところをちゃお版主人公であるフミちゃんと出会う。
フミちゃんの部屋のクローゼットにコマじろうとともに住みつき、その後メインキャラの一人になる。コミックスの幕間では、何故か彼女の洋服を弟と着ている。

ちなみにこのコミックで開催した妖怪人気投票では堂々の1位を獲得。流石である。

コロコロコミック版

いろいろな界隈で人気のコマさんが満を持してコロコロコミックに登場!
「オラの名前はコマさんズラ。よろズラ!!」…というセリフとともに表紙に登場。
作中で、さくら中央シティに凱旋。「オラ、この町で生きていくズラよー!」と宣言した…。
その矢先に都会の荒波(物理)に呑まれて都会に来て2秒でボロボロにされた。田舎で鍛えたコマさんをもってして
「都会おそるべし…。もう田舎に帰るズラ…。」
と言わしめるほどの厳しさだったという。その直後に自動車相手にトレーニングをするジバニャンと出会うが…。

+ 『妖怪ウォッチ』って何ズラ?
『イナズマイレブン』シリーズ、『ダンボール戦機』シリーズに続くレベルファイブのクロスメディアプロジェクト作品。先行する『イナイレ』『ダン戦』と同様にコミックやTVアニメ等による多角メディア展開を前提に制作されている。ゲーム版リリースに先駆け、小学館の児童向け漫画雑誌『月刊コロコロコミック』において2013年1月号から小西紀行によるコミカライズ版の連載が開始されている。
テレビ東京系列で2014年1月8日よりアニメ作品も放送されている(詳細後述)が、それに伴い、小学館の幼児・学童向け雑誌『ちゃお』でも2014年2月号からもりちかこによるコミカライズ版『妖怪ウォッチ ~わくわく☆にゃんだふるデイズ~』が連載されている。
2015年3月6日には、青年向け漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』の増刊『ヒバナ』において2015年4月号から柴本翔によるコミカライズ版『妖怪ウォッチ コマさん~ハナビとキセキの時間~』が連載を開始した。

ゲームのシリーズ第1作は2013年7月に発売されるも、発売初週の売上は約53,000本、2013年内での総売上は約30万本とそこそこのヒットに留まっていた。
しかし、2014年1月のアニメ放送開始や、同時期に妖怪メダルが発売開始となってから小学生を中心に急速に人気が高まる。
2014年2月頃からはビデオリサーチ社が公開している週間視聴率TOP10(アニメ番組)にも名前が挙がるようになり、妖怪メダルは発売から約1ヶ月の間に累計300万枚販売、原作のゲームも2014年2月19日付でパッケージ版の累計出荷本数が50万本を突破し、ゴールデンウィークにはメディアクリエイト調べの推定週間販売本数が初週を上回ってしまい、そして同じ5月には100万本を突破する…など、発売されて半年以上経ってから売上が急増すると言う珍しい現象が発生した。

2014年7月10日に新作となる『妖怪ウォッチ2 元祖』『妖怪ウォッチ2 本家』が2バージョン同時発売。発売から僅か4日間で早くもミリオン超えとなり、2015年3月時点で合計320万本を超える大ヒットとなっている。
そして2014年12月13日には早くもその完全版とも言える『妖怪ウォッチ2 真打』の発売がされ、こちらも発売から2日間で120万本、15年3月時点で250万本を売り上げる大ヒットとなる。

アニメ放送開始からわずか半年後に映画化が発表され、12月20日にはシリーズ第1作となる『劇場版妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』が公開された(後述)。

2014年の流行語大賞ではトップテンに選ばれた他、日本経済新聞社の『ヒット商品番付』でも2位に選ばれる(ちなみに1位は同じく社会現象となったアナと雪の女王が選ばれた)、紅白歌合戦でもOPの「ゲラゲラポーのうた」とEDの「ようかい体操第一」が取り上げられるなど、2014年の流行の象徴となった。

タイトルに「妖怪」とつけられているがホラー要素はほぼ皆無なので、それが苦手な人でも問題なくプレイできる。
様々な妖怪達と友達になっていき、トラブルを解決していくというのが本作のコンセプトである。
+ もんげ~人気の起点となったアニメについて
テレビ東京系列6局、BSジャパンなどにて2014年1月より放送開始。制作はこれまでのレベルファイブ作品を手掛けたOLM。
テレビ東京系列6局では同じ制作会社の番組と同じ開始当初水曜19:00~19:30に放送していたが、同年4月4日から毎週金曜日の18:30~18:58に放送日時を移動している。

アニメ視聴率は概ね視聴率5~6%を記録しており、それまで視聴率2%程度だったテレ東の夕方18時半の枠としては異例の高視聴率となっている。通常放送回での最高視聴率は現時点で7.8%(同放送枠での視聴率7%以上はとっとこハム太郎以来)。また、2014/12/18に18:30~19:54にて放送された90分スペシャルでは、視聴率9.1%を記録した(なお、テレ東アニメでの視聴率9%越えは、ポケットモンスターベストウイッシュが放送初回(2010/9/23)に記録した9.3%以来、4年ぶりとなった)。
録画視聴率も高く、各社が調査・公表している「録画再生数ランキング」でも上位に入っている。人気に伴って地方局での放送地域も徐々に拡大している。

一部キャラクターは初代ゲームの設定や性格と異なる部分(ウィスパーに妖怪知識が無い、ジバニャンがドルオタ)があるが、続編ゲームで逆輸入されているものもある。

様々な妖怪が引き起こす妖怪不祥事案件を解決していき、妖怪と友達になっていくという大筋こそ同じだが、ゲームのシリアス要素は一部の話を除き殆ど無く、基本的に一話完結のギャグアニメとなっている。コンセプトは「コント番組」。

回を重ねることに、妖怪ウォッチが無いと妖怪が見えないという設定は回を重ねるごとに無視されているシーンが増えている。
これはじんめん犬の回で一般警察にじんめん犬が逮捕されたことが(おそらく)始まり。
例えば古典妖怪の回では、普通の人間であるカンチやクマ、最後は名もなき一般人にも古典妖怪達が見えてるが、おそらくじんめん犬と同じ、強い妖力のある妖怪は普通の人間にも見えるという設定のものだろうと思われる。(因みにツチノコパンダもニャーKBのメンバーに見えていた。)
またジバニャンがケータの家に居候してから、ケータは妖怪ウォッチ無しでもジバニャンが見えてる。一度妖怪ウォッチで妖怪を見たら裸眼でも見えるようになるのだろうか…?
まあ、妖怪執事のウィスパーは例外的に妖怪ウォッチ無しで見えていますけども。あるいは、自身の姿を見せる人間と見せない人間を選ぶ事が出来る可能性もある。
パロディシーンも多数。メイン層の子供から親世代まで幅広くカバーしている。(日野社長曰く、一方にしか分からないネタを一方が訊くことで、親子のコミュニケーションを高めることが狙いだとか)だが、孤独のグルメや遊戯王など最近はやたらと(下手すれば大人でも知らない)パロディが多く、流石にやり過ぎなんじゃないかという声も多数ある。最近はほぼ毎回パロディがありドラマの軍師官兵衛や、挙句の果てにはブラック・ジャックにまで手をだしてしまっており、流石にこれはマズイのではという声も。
ついでに言うと作中、とある回でゴロゴロコミックという漫画雑誌の表紙にポケモンのサトシとピカチュウに似た人物が載っていて一部で騒がれていた。

そのパロディが原因かどうか定かではないが、第39話が一部アニメ専門チャンネルや配信サイトで放送休止になってしまった(後に一部映像とBGMを変更して再配信された)。

こんな感じのギャグアニメ(大事なことなので3回言いました)なので、メインキャラさえ把握できればどの話から見ても問題はない。
気にしたら負けだ。

じんめん犬やコマさんなど、一部の妖怪はシリーズストーリー化されている。このストーリーにケータ達は(初期のじんめん犬シリーズ・オロチ(蛹を破るほうではない)シリーズ・妖怪むかし話シリーズ・コマさん探検隊の最終回・ざしきわらしシリーズを除き)登場しない。後に「太陽にほえるズラ」でウィスパーが、「3年Y組ニャンパチ先生」でジバニャンも登場している。
一部のシリーズ物は深く練られたストーリー展開が好評。

さらにアニメ放映開始からわずか半年という異例の早さで映画化が決定。『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』の題で2014年12月20日より東宝配給で公開。
作品内容はゲーム版『2』の男の子主人公版をベースにしている。時系列は49話より後(49話でコマじろうから貰ったポーチをコマさんが付けている為)。かつケータ達の服装が夏服なので66話以降に起こった出来事だと思われる。

前売り券は妖怪メダル付の限定前売り券50万枚が発売から僅か2日で完売。その後も順調に売り上げて累計100万枚を突破、そして1作目が公開される前に2015年冬にシリーズ2作目の公開が決定。
公開後も、2日間で興行収入が16.3億円に達し、ハウルの動く城(14.8億円)やONE PIECE FILM Z(13.6億円)などを越えて日本映画で初日2日間での興行収入としては最高記録となった。3/1時点での累計興収は76.1億円となり、ポケモン映画第1作『ミュウツーの逆襲』の記録(72.4億※)を上回るなど、映画においても異例づくめの記録を次々と樹立している。
※ただし集計方法が今と異なるので単純な比較はできない。

2015年7月より「セカンドシーズン的な展開」が始まる予定。これまでの登場人物に加え「妖怪ウォッチ3」に登場するイナホをはじめとした新キャラクターや、USAピョンをはじめとした新妖怪が登場する予定。

+ ポケモンとの比較
妖怪に種族・相性の概念が存在したり、収集要素(友達になった妖怪を辞典に登録していく)があったりするなど、いわゆる「ポケモン」から始まるモンスター物のそれに近い。

また、その盛り上がりっぷりが、かつて「ポケモン」が1997年以降に社会現象といえるほどの大ブームを起こした様子を連想させる。そのためか、マスメディアからは「第2のポケモン」「ポケモン以来の大ヒット」と称されており、何かとポケモンと比較されることが多い。でも実際は、ポケモンの10倍以上を売り上げしてる。

実際に、2011年に『妖怪ウォッチプロジェクト』として初報が発表された際には「ポケモンの二番煎じ、(つまりパクッた)」という声が存在した(言っておくが、バトルシステムなどは異なる)。収集→育成→対戦というゲームの基本システムや、レベルアップで妖怪が進化する等、実際似てる所もいくつかあるので否定は出来ない(もっとも、この収集→育成→対戦のシステムはポケモンの専売特許というわけではなく、デジモンなど他のゲームでも採用されている)。
ちなみに後述するアニメ版は、制作チームこそ異なるのだが制作会社が同じだったりする。というか、タイアップの出版社や放送局も同じ。

特に最近では、ポケモンがかつて得意としてきた分野に妖怪ウォッチが進出するケースが目立っており、「ポケモン食いにかかってる」と一部のファンから言われている。 その例として、ただでさえ製パン業界でトップの山崎製パンが『妖怪ウォッチパン』を獲得したことでお店で『ポケモンパン』…というか第一屋製パン商品がさらに隅に追いやられていたり 、ポケモンとコラボレーションしていたマクドナルドやピザーラが妖怪ウォッチとのコラボレーションに切り替えるなどのケースが発生している、
(ただし、マクドナルドはポケモンとのコラボを解消したわけではなく、現在もポケモンアニメのスポンサーを続けており、ハッピーセットでポケモンの玩具を出したりしている。)

なお、株式会社ポケモンの社長である石原恒和は日本経済新聞の取材記事にて「妖怪ウォッチについては非常に興味があるが、それに合わせてポケモンの戦略を変えるつもりはない」と答えている。
クマやカンチのキャラを始め、駄洒落の聞いたネーミング、パロディネタを使っているが知らない人でも楽しめるように配慮されているストーリー構成などどちらかというとドラえもん(含む藤子作品)と似た要素が多い。

MUGENにおけるコマさん

飯場半氏によって制作された手描きのコマさんが存在する。ゆっくり動く人魂のような飛び道具やでんぐり返りで攻撃する突進技など、コマさんならではのユニークな技が魅力。
今のところ完全版ではないので、今後の更新に期待したい。
AIは未搭載。

「もんげ~!!」

出場大会

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