ロード・ゼッド

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ロード・ゼッド - (2021/10/30 (土) 01:22:43) の編集履歴(バックアップ)



「たとえ貴様らが6人だろうが1000人になろうが必ず倒してみせる」

アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャーシリーズ』に登場するメインヴィラン。
「ロード・ゼッ」ではない。後の戦隊シリーズでそういう名前の皇帝が出てたけども
初出は第2シーズン。日本の『スーパー戦隊シリーズ』に起源を持たないオリジナルキャラクターである。一部媒体では「ゼッド卿」とも呼ばれる。
いかにもアメリカ人受けしそうな、人体標本を思わせる不気味なデザインと劇中における活躍から、シリーズの中でも特に絶大な人気を誇っている。
CVはロバート・アクセルロッド氏。日本語吹替は基本的に 海老原英人 氏だが、劇場版のみ 郷里大輔 氏が担当している。

他の銀河系で闇の世界を支配してきた宇宙人であり「悪の帝王」を自称している。
劇中より10億年前にリタ・レパルサに地球征服を命じた黒幕でもある。1人称は「吾輩」。
自身が使役している大蛇を変化させた杖「Zスタッフ(ゼッではない)」が主な武器であり、杖から強力な雷撃を放てるだけでなく、
器物のモンスター化、モンスターの蘇生、ゴーレムの強化などの絶大な力を振るうことができる。
第2シーズンではモンスターを巨大化する爆弾を精製して使用していたが、
第3シーズンではリタの杖と自分のZスタッフを合わせて放つ巨大化光線でモンスターを巨大化させている。
他にも千里眼のような能力で、月にいながら地球の出来事を見通すなど、ボスキャラにふさわしい多彩な能力を持つ。
ただし、戦闘能力は「Zスタッフ」に依存気味であり、これを失うと大幅な弱体化を余儀なくされる。
また、強力な魔力を維持するためには100年に1度の睡眠期間が必要であり、そこが弱点になっている。
性格は傲慢でプライドが高く、作戦が失敗しても自分の非を認めず「お前のせい」と部下に当たり散らす独裁者気質。
しかし、敵対する勢力『マシン・エンパイア』の地球征服を防ぐため、パワーレンジャーに影から協力したり、
ダークスペクターが提唱した悪の組織の同盟には応えたりと、有事であればプライドを曲げる程度の裁量は持っている。

歴代ヴィランの中でも特にパワーレンジャーを追い詰めた回数は多く、「パワレン最強の敵は誰か」という議論には高い頻度で名前が挙がる。


劇中における活躍

部下のリタが善の支配者であるゾードンと当時のパワーレンジャーの手で劇中の1万年前に月に封印され、
ようやく復活したと思ったら現代のパワーレンジャーに妨害され、
一向に地球征服を実現できなかったことに業を煮やし、自ら地球征服に乗り出す。
リタを宇宙に追放し、トミーの不安定なドラゴンパワーを消失させたり、
強力な悪のゾード『セルペンテラ』(大神龍)を用いて参戦したりしながら、パワーレンジャーを大いに苦しめた。
が、セルペンテラはちょっと動いただけですぐ燃料切れになるほどに燃費が悪かったため思うように侵略が進まず、
100年に一度の睡眠期間に突入してしまい、その隙を狙って舞い戻って来たリタにより、惚れ薬を投与されて彼女に惚れ、結婚しちゃいました。
しかも、リタは当初はゼッドの事を利用する相手としか考えていなかったが、次第に本気でゼッドを愛するようになり、
夫婦で仲良く侵略に励むことになりましたとさ。

そんなこんなでパワーレンジャーの本拠地である『コマンドセンター』の破壊に成功するが、
勝利に酔いしれていたところをマシン・エンパイア(マシン帝国バラノイア)の奇襲にあったため、一時的に別の銀河に避難する。
そこで体制を立て直した後はリタとともにキャンピングカーで再び地球を訪れて、マシン・エンパイアがレンジャーに倒されるようにいろいろと手を打った。

その後『パワーレンジャー・ターボ』では出番こそなかったが、
この時期にダークスペクターの呼びかけに応えて、同盟を組んだとして名前だけが登場していた。

そしてゾードン編最終章である『パワーレンジャー・イン・スペース』では、歴代の悪役とともに1話から久々に登場。
ダーク・スペクターが開いたゾードンを捕らえた祝典にリタと共に出席し、乾杯の音頭を取るが、
侵入していたアンドロスことレッドスペースレンジャー(メガレッド)の強襲を受ける。
Zスタッフを手に取り挑むが、相手はパワレン最強とも名高いアンドロスだったため、光線を弾かれ取り逃がしてしまう。
その後しばらく出番がなかったが、最終決戦でバイカ星をリタと共に襲撃し、ゴールドレンジャーを捕らえて星を征服するが、
ゾードンが自分の身を犠牲にして放出した善のエネルギーの直撃を受け、悪の部分を取り除かれて人間になった。

しかし、彼が制作した『セルペンテラ』が敵勢力に利用されたり、
リタとの息子であるスラックスが地球を脅かしたりと、その死後(?)も世界に深い影響を残していた。
さらにゲーム作品では「銀河大君主ゼッド」として復活したりしている。

そして『パワーレンジャー・ダイノフューリー』では、人間化したオリジナルとは別に敵組織の手で、
リタと出会う前の記憶と人格で複製されたコピーのロード・ゼッドが復活するという衝撃の事態が起きた。


MUGENにおけるロード・ゼッド

DarkSide Joe氏の製作したキャラが公開中。
スプライトは『パワーレンジャー・ファイティング・エディション』の物が使用されている。
Zスタッフを使用したリーチの長い攻撃に加えて、相手の体力を奪う拘束技、
手から放つ光弾や上空から放つ雷撃などの遠距離攻撃をはじめとした、優秀な技が多い。
そのうえ、ワープによって急激に相手との距離を縮めることも可能であり、機動力も悪くない。
特にワープして相手に近づいてからきめる脳天落としの投げ技は非常に強力。
ゴリ押しはもちろん、ワープや飛び道具を駆使したトリッキーな戦術も可能な、多用な戦い方ができるキャラである。
超必殺技は、全画面を爆破する攻撃になっている。
AIも搭載されている。

出場大会

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