ガルカーサ

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ガルカーサ - (2010/06/07 (月) 22:07:20) のソース

#image(Gulcasa.jpg,title=誰だろうが容赦はせんぞ!,width=520)
*&color(red){&nobold(){&italic(){&size(15){O ancient wyrm,&br()enshroudedin a blazing Aura...&br()The flames shall unleash&br()the fury of Hell.}}}}
*&color(red){&nobold(){&italic(){&size(15){&space(5)Worth of the Card&br()&br()&bold(){&size(30){GENOCIDE}}}}}}

*&color(red){&italic(){大地の深淵より、竜は目醒めん・・・&br()紅蓮の狂炎よ、我の血潮となれ!&br()この技を以て貴様を討つ!}}

株式会社STINGがGBA(後にPSPへの移植もされた)にて発売したファンタジー・タクティカルRPG「ユグドラ・ユニオン」に登場するボスキャラクター。
PSP版での声優は真・三國無双シリーズの[[甘寧]]などを演じた三浦祥朗氏。

新生ブロンキア帝国の皇帝であり、『[[焔帝>エンテイ]]』の異名を持つ。
20という若年にありながら先帝を武力によって廃してファンタジニア王国に侵略戦争を仕掛け、第31代国王オルディーンを殺害、王都パルティナを占領した。
本作の物語は彼に占領されたパルティナより南方に逃れた王女ユグドラが『盗賊王』ミラノと出会うところから始まる。

先帝の排除・王国や教会領への侵略・後述の部下殺しなどの蛮行が目立つが、
直属の配下の皇騎兵達、彼の異母妹であるエミリオを筆頭とした帝国の五大将軍『五頭竜将』の面々、そして帝国の領民達にも慕われており、暴君という訳ではないらしい。
この二面性や、彼が如何にして先帝を廃したかは、前日談である「ブレイズ・ユニオン」において明らかになる。

その身体にはブロンガと呼ばれる魔竜の血が眠っており、彼の髪が燃えるような真紅に染まっているのもブロンガの血が関係している。
専用カード『ジェノサイド』は発動時の台詞から考慮するに魔竜の血を一時的に活性化させているもののようだ。
ファンタジニア王国に侵略戦争を仕掛けたのもユグドラを利用し魔竜ブロンガの力を覚醒させる為らしい。
え?カツラで変装してた影武者もジェノサイドを使ってたって?
[[Smallな事はNo thank you!>伊達政宗]]
ちなみにこの影武者、倒した際のやられイラストが妙に可愛らしいと評判。
気になる方は原作をやってみよう!

ガルカーサの名前そのものはゲーム序盤より出てくるものの、実際に相見える事となるのは中盤に差し掛かるChapter3『パルティナ電撃戦』のBattleField17『南パルティナ』にて。
初登場時からその異名に恥じぬ高い能力値と強力な武器相性(後述)を誇り、このMAPは本ゲームで最初に突き当たる壁とされている。
(というか、それまでの味方キャラの育て方によっては[[詰む>無理ゲー]]。リトライすれば能力は下がるのでクリアは可能だが…)
その後もガレオン監獄や聖メリアータ教会領など、&del(){皇帝の癖に前線に出て}ユグドラ達の行く先々で何度も立ち塞がり、幾度にも渡って王国軍(とプレイヤー)を苦しめた。

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***原作中の性能
#ref(gul.gif,,left,,width=200,title=邪魔者には死あるのみだ!)
このゲームにおける武器間の相性は『剣・槍・斧』によるジャンケンのような三すくみと、
それら三つの武器に強い『杖』、杖には強いが剣・槍・斧には弱い『弓』、という二重の三すくみ構造になっている。
だがガルカーサやインペリアルナイトの武器は&bold(){剣・槍・斧の全てに強い}上に[[不利な相性の存在しない>トキ]]『鎌』であり、
彼を相手にする際は殆どの場合こちらが不利、良くても互角の相性となる。
(杖に弱い『塊』や、杖に似た特性の『書』などの武器も一応あるが、この辺りまで説明すると長くなるので[[カット>ワラキアの夜]])
加えて頻繁に登場する地形『荒野』を得意とし、移動タイプは水辺を無視して疾走する『竜騎』。
その上、強力な専用カードスキル『ジェノサイド』を持ち、
発動されるとこちらが強化攻撃をかけたりカードスキルを使ったりするのに必要なゲージを破壊されてしまうため、
余程体力差がついていない限り『虐殺』の名の通りこちらが一方的に蹂躙されてしまう。
ちなみにこのジェノサイド、[[部隊の味方を全員生贄に捧げて>味方殺し技]]自らの戦闘力を上げるものだが、
発動までにガルカーサの部隊を彼一人まで減らしておくと[[自分のHPを削って>A.B.A]]発動するようになっている。
&del(){自分の体力削って発動出来るならわざわざ味方を殺さなくてもいいんじゃ…?}
この場合は残っているのが彼一人となる上体力も減る為、通常時ほどの脅威はなくなる。
ジェノサイド発動前に体力を削っておくと[[自分の技で死ぬ>シン(北斗の拳)]]事もあるが、実際にそこまで削るのはかなり難しい。
高いレベルと能力値に加え、上記のユニット特性と専用カードを併せ持った戦闘力は極悪の一言で、
彼が近付いてくるだけで王国軍は震え上がる事になる。

一般的な対処法は、カードスキル『グラヴィティカオス』による呪い状態や特殊能力の『炎属性無効』などで被ダメージを減らしつつ、
攻撃力の高いタクティクスカードを選択して短期決戦を心がける、というもの。
部下が残っている状態でジェノサイドが来てしまったら、そのデュエルで勝利するのはかなり絶望的。
彼の強化攻撃は炎属性の為、炎無効の能力を持ち、武器相性で不利の付かないロザリィを育てていればそれなりに難易度は下がるが、
彼女は別のキャラとの二者択一であり、彼女を仲間にしなかった場合は当然頼ることはできない。
PSP版なら、同じ鎌ユニットで武器相性が対等な&del(){ババア}&bold(){[[主婦>水瀬秋子]]}のミステールを起用するのも良い。
尤も彼女は加入が遅い(BF14の分岐)上に初期パラメータが貧弱なため、事前にドーピングで補強する必要があるが。

…まあ、後半になると各種の属性攻撃無効化装備に加えて、
主人公のミラノ専用で対竜騎兵に凄まじい効果を発揮する斧『ドラゴンイーター』、
竜騎兵相手の武器相性を大幅に改善し勝利時に相手に与えるダメージに大きなボーナスが付くタクティクスカード『ドラゴンキラー』、
仲間のデュラン専用でクラスが騎馬から竜騎になって対等に戦えるようになる『はぐれドラゴン』等の
対ガルカーサに有用なアイテムが多数手に入る上、
味方のパラメータがインフレを起こす(カンストもあり得る。まぁ敵も似たようなものだが)為に、
戦闘開始時の突撃でクリティカルを出してこちらが一方的に蹂躙したり、ジェノサイドが発動する前に倒す事も出来るのだが。

またクラスはコロコロ変わり、初登場時には「ドラゴンナイト」だが、BF28・BF44では「ドラグーン」、
最終決戦となるBF45では(展開次第ではBF44でも)魔竜の血を覚醒させた「ブロンガナイト」となって襲い掛かってくる。
&del(){でもぶっちゃけ前の2つは同性能だったり、ブロンガナイトに覚醒した際は[[防御能力が>紙]][[著しく落ちる>遠野秋葉]]ので逆に倒すのが簡単になるのは秘密。}

#region(EDネタバレ注意)
BF45『魔竜ブロンガの間』にて、彼が深淵へと辿り着くとゲームオーバー(Bルート、すなわちBAD END)となる。
ゲームのエンディングに影響する敵キャラは彼と事実上の[[ラスボス]]であるマリエッタのみ。
この事からも、彼が如何にこのゲーム中で大きな存在を占めているかを窺い知る事が出来る。

ちなみにBルートEDの内容は、彼が深淵へと[[身を>ギース・ハワード]][[投げ>シン(北斗の拳)]]、煉獄の魔竜ブロンガを覚醒させるというもの。
復活したブロンガにより大地に炎の雨が降り注ぎ、世界は業火に包まれ焦土となる。
これによって[[絶対的な力が支配する>ラオウ]][[暗黒時代>北斗の拳]]の幕が開ける事になる…らしい。
目的であったブロンガの覚醒によって世界が滅ぶのなら最初からユグドラを狙う必要がなかったのでは、というのは禁句。
#endregion

そんな彼だがユーザーからのあだ名は「ガル母さん」だったり(キーボード入力の場合ガルカーサと打ち込むより楽だからと思われる)、
DSに移植される予定の携帯アプリ「ユグドラ・ユニゾン」の戦功次第で天然故の無謀さを持つうつけ殿と評されたり、
公式に&bold(){シスコン}扱いを受けるなど、どことなくギャグキャラ扱いされている。

しかし専用BGMはかなりカッコいいと評判。
↓の26:43あたりから「焔帝ガルカーサ出撃!」
&nicovideo(sm886566)

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***MUGENでのガルカーサ
[[ジョブチェンジ七夜>七夜志貴]]や[[アドベントチルノ]]などを作成したプレート氏によるものが存在。
ユグドラ達との最終決戦にて死ぬ寸前にどこぞのスキマ妖怪の手によりmugenの世界に入れられた、と同封のtxtファイルでは設定されている。
GBA版のドットを使用しており、原作での各種台詞や『ジェノサイド』も搭載されている他、
[[ストライカー]]として配下のヴァルキリー(前述の設定の時期的に死亡しているので[[守護霊化>ミルドレッド・アヴァロン]]しているという設定の)アイギナを呼び出す事も出来る。
台詞のみながら[[特殊イントロ]]も意外に多く、[[トキ]]・[[ショボーン]]・[[ロックマンゼロ>ゼロ(ロックマン)]]とはネタ的なイントロがある。mugenの世界に入れた[[当事者>八雲紫]]とのイントロもある。
なかなかに優秀な[[AI]]も搭載されており、ニコニコ動画アップローダーで公開されていたがデータリセットでローダー上から消失してしまった。
現在は無虚氏のサイト「ETERNITY OF BATTLE」で代理公開されている。
なおディスプレイネームはgaruka-saとなっているが、英文的にはGulcasaが正しい。mugenで使う分にはそのままで支障はないが、気になる人は直しても良いだろう。

****出場大会
[[今回はジャンル対抗だよ!タッグリーグ【かくとう?】]]
[[他人任せ大会]]
[[オールスターゲージ増々トーナメント]]
[[最強国家元首決定戦]]

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*&color(red){&italic(){純粋な力こそ法となるのだ!}}