ソーナンス

「ソーナンス」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ソーナンス - (2013/09/01 (日) 15:39:05) のソース

#image(202hgss.png,title=>w<)

&font(b,i,#4169e1,28){「ソォォォオオオオオナンッス!!!」}

『ポケットモンスター』シリーズに登場するモンスターの一種。初出は第2世代『金・銀』。
水色の身体と帯状の長い手、真っ黒で目のようなものがついた尻尾、そして「> <」な表情が特徴(常にこの顔)。
光が嫌いで洞窟など暗い所を好んで住み、性質はおとなしく自分から攻撃してくることはない。
しかし尻尾に危機が迫ると体を大きく膨らませて反撃してくる。
理由はわかっていないが、ソーナンスにとって尻尾はよほど大事なものなのかもしれない。
また、図鑑に書かれている特徴がゲーム中の性能にも反映されているという数少ないポケモンである。

初登場時は技が4つしかなかったが、第3世代で進化前のソーナノが登場し、この時にのみ覚えられる技を合わせて7つに増えている。

*データ
タイプ:エスパー 
分類:がまんポケモン 
高さ:1.3m 
重さ:28.5kg 
特性:かげふみ(相手はポケモンをチェンジしたり逃げる行為ができなくなる)
夢特性:テレパシー(味方が使用した、味方を巻き込む全体攻撃わざを回避する)

*種族値
HP:190 	 
こうげき:33 	 
ぼうぎょ:58 	 
とくこう:33 	 
とくぼう:58 	 
すばやさ:33 	 

並以下の攻撃性能と桁外れに高いHP(ハピナス、[[ラッキー]]に次ぐ3位)が特徴。

しかしそんなことより、あまりにもピーキーすぎる性能のほうが目をひく。
-&b(){自分から能動的に攻撃できる技がない。}こうげきはラッキー、ハピナスより高いが、直前に受けたダメージを倍返しする反撃技しか攻撃方法がなく、まともに攻撃できる技がわるあがきしか無い。とくこうに至っては完全に&b(){死にステ。}
-特性「かげふみ」の効果によって相手のポケモンは交代ができなくなる。(ただし一部の技やアイテムにより解除可能)
実戦では、対物理の「カウンター」か対特殊の「ミラーコート」で反撃したり、相手に同じ技を出させ続ける「アンコール」で縛ったり、
自分が瀕死になったとき相手を道連れにして倒す「みちづれ」を使うなど、自身の身を削るかなり変わった戦い方になる。

ポケモンはシステムの仕様上、育成時に物理技の威力を司る「こうげき」と特殊技の威力に関わる「とくこう」のうち
どちらか片方のステータスを選択して伸ばし対応する技を覚えさせるのがプレイヤーの間では基本となっており、
ポケモンの種類によってはどちらに特化させたほうが有利なのか明確な型が決まっているものも多い。
このような型がはっきりしたポケモン相手ならば、ソーナンスは特性「かげふみ」と「アンコール」で交代と補助技を封じて攻撃を強制し、
高いHPで攻撃を受け切って反射技で一方的に沈める戦法を取ることができる。
もちろん物理で来るか特殊で来るか判然としない所謂「両刀型」のポケモンや反射不可能な技を使うポケモンもいるため、
かなりの知識と読みが要求される玄人向けのポケモンといえる。
なお、「カウンター」はゴーストタイプにはダメージを与えられず、「ミラーコート」もあくタイプに対し無効であるため、
[[相性の>ブラッキー]][[悪い相手>ゲンガー]]にはとことんなす術がないという弱点がある。
特にあく・ゴーストタイプを併せ持ったヤミラミ・ミカルゲが相手だと「みちづれ」しか相手を倒す手段がなくなってしまう。
またBW世代に出てきたサザンドラもミラーコートが効かずカウンターも特殊型が多く刺さりにくい。
ちなみにソーナンスの分類は「がまんポケモン」だが、どんなタイプにも無効化されない反射技「がまん」を覚えることができない。

#region(一部のバージョンでソーナンス同士がかち合ってしまうと…)
特性の概念が導入された第3世代(GBA・GC系)の作品では、戦闘でソーナンス同士のミラーマッチになると、
「&b(){お互い攻撃ができず、特性のせいで交代も出来ない}」という状況に陥ってしまう。
こうなると、お互いの全技のPPが切れるまで無駄に技を出し合ってターンを過ごし、
出せる技がないときに覚えていなくても発動する反動ダメージのある技「わるあがき」を発動することでしか戦闘を終えられないが、
PPの総計は最低でも50はあり、おまけに攻撃が低くHPもかなり高いソーナンスでは死ぬほど時間がかかる。
ここでさらに互いが毎ターン少しずつHPを回復するアイテム「たべのこし」を持っていた場合、
そのなけなしのダメージも回復で回収され最悪の場合千日手となる。
通信対戦なら&b(){お互い話し合って電源を切った方が遥かに建設的。}同じような状況はメタモンでも起きるので注意。
(海外の大会ではソーナンスは[[使用禁止>ミュウツー]]となっているケースが多かったが、上記の異端すぎる性能と、
 このミラーマッチが泥仕合確定となる仕様が主な原因だと思われる)

流石に第4世代以降では、「かげふみ」は相手もかげふみ持ちの場合では効果が無効になるように修正され、
「わるあがき」の反動も最大HPの1/4と大幅に増やされた。
#endregion

余談だが第4世代以降のグラフィックだと♀のソーナンスには口紅の様な赤い模様がついている。
#image(Spr_4d_202_f.png)

#region(アニメ版のソーナンス)
アニメ版でもロケット団のムサシの手持ちポケモンとして登場している。
元々は別の少年のポケモンだったが、ムサシのベロリンガと事故で通信交換される形でトレードされた。
当初はカウンターなどを駆使して戦う事もあったが、回が進むごとに戦闘シーンは減り
事あるごとに勝手に飛び出して「ソーナンス!」と叫んではムサシになじられる場面が増えてギャグキャラ的な立ち位置になっていった。

&font(b,i,#ff0099,20){「銀河を駆けるロケット団の二人には」}
&font(b,i,#6699ff,20){「ホワイト・ホール 白い明日が待ってるぜ!」}
&font(b,i,brack,18){「な~んてニr」}
&font(b,i,#4169e1,25){「ソォォォオオオオオナンッス!!!」}

またウソッキーが登場した回では&b(){「ウソウソ?」「ソーナンス!」}と掛け合いコントの様な状態になっていた。

ちなみに、ムサシはソーナンスに戦闘させるときは相手の技が何であろうと「カウンター」としか指示しないが、大抵反射に成功している。
これはソーナンス自身が相手の技を判断して「カウンター」と「ミラーコート」を使い分けているためのようだ。
新シリーズ『ベストウイッシュ』では他の地方のポケモンを連れていると目立つという理由から
ロケット団本部に預けられるという形でニャース以外はソーナンス含め全員リストラを受けている。これを惜しむ視聴者の声も多い。
#endregion

『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズでは[[モンスターボール]]から出現する一体として登場。
攻撃を加えられると勢いよく左右に振れてカウンターで反撃し、敵味方問わず接触した相手を吹っ飛ばす。
アニメ版、及びスマブラでの声優は[[タケシ>イワーク]]と同じうえだゆうじ氏が担当している。

----
**MUGENにおけるソーナンス
ニート運送氏により製作されたものが存在する。
原作通りカウンター技中心の戦いをする。マスパなどの当て身に成功すると火力がエグくなる。
一応カウンター以外の攻撃もあるが非常に威力が低い、しかしこれらには相手を特殊な状態にする効果がある。
勝つには当て身を決め続けなければならず、うまくいかないとジリ貧になりがちではあるが
相手の行動を制限できる「かげふみ」とライフを回復出来る「たべのこし」があるので粘っていこう。また、直前に出した相手の始動技を使用させる「アンコール」は直前の始動技ならゲージ技だろうが条件があろうが特殊ゲージなども無視して問答無用で使わせる便利な技。
さらに、援軍として進化前のソーナノを呼ぶ事が出来る。こいつもやることは当て身。
デフォで[[AI]]もあり、なかなか強い。。

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ソーナンス],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ソーナンス],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ソーナンス],sort=hiduke,100)
}

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//ポケモン