テリーマン

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テリーマン - (2012/01/01 (日) 22:43:37) のソース

//さすがにキン肉マンの話となると、線で消した突っ込みが多くなってきました……。そろそろ整理すべきでしょうか
#ref(img_487415_42685429_1.jpg,,left,width=230,title=ボーイ おとなをからかっちゃいけないよ!)

&space(5)分類:正義超人
&space(5)出身地:アメリカ・テキサス州アマリロ
&space(5)身長:190cm
&space(5)体重:95kg
&space(5)超人強度:95万パワー
&space(5)好物:ハンバーガー、ホットドッグ
&space(5)嫌いな食べ物:牛丼
&space(5)必殺技:スピニング・トゥホールド、カーフ・ブランディング、テキサス・クローバー・ホールド等
&space(5)肩書:正義超人軍参謀、正義超人3羽ガラス([[キン肉マン]]、テリーマン、[[ロビンマスク]])
&space(5)異名:テキサスの荒馬、テキサス・ブロンコ、巨漢(ジャイアント)ハンター

#clear

&font(20,b,i,#FF4500){「キ……キン肉マンよ!&br()&space(2)オレたちは完璧な技も完璧なパワーも 持っていないかもしれない……&br()&space(2)しかし 信じ合う心だけは完璧なつもりだぜ!」}


ゆでたまご氏の漫画、『キン肉マン』に登場するキャラクター。正式名称は「''ザ・テリーマン''」。
アニメ版での担当声優は[[田中>ジョナサン・ジョースター]][[秀幸>シタン・ウヅキ]]氏。『キン肉星王位争奪戦』のみ[[速>アイアンハイド]][[水>ヴァニラ・アイス]][[奨>ウッドロウ・ケルヴィン]]氏が担当している。
キャラのモデルは[[バーンナッコー>テリー・ボガード]]…ではなく実在のプロレスラー、「ザ・ファンクス」でお馴染テリー・ファンク氏。

主人公・[[キン肉マン]]の仲間の正義超人の中でも、唯一無二の親友・相棒として知られている。
アメリカ・テキサス出身の正義超人であり、額の「米」の文字と、肩のスター・エンブレム以外は人間に近い姿をしている。&link_anchor(*1){*1}
登場当初は''ビジネスで正義活動をする''という、絵に描いたような嫌なエリートアメリカ人キャラだったが、
連載が続くにつれてそういった面は薄れていき、友情に厚く、自分より他人を大切にする奥ゆかしい超人となっていった。
尤も、その奥ゆかしい性分のせいで、息子のテリー・ザ・キッドが栄光コンプレックスに悩まされることになるのだが…
''「そういえば聞いたことがある」''と言って、仲間と読者に説明する解説役としても有名。
『魁!!男塾』の雷電と並ぶ''2大ジャンプ解説キャラ''の異名も持っている。実際彼の助言で窮地を脱した場面は数知れず。
アニメでは委員長が「そういえば聞いたことがある…」とテリーマンの顔で解説するギャグがあるなど公式も解説キャラと意識していたらしい。
彼のプロレスシューズの紐が千切れるのは[[不吉の印>死兆星]]。あまりに的中するため特殊能力みたいに扱われていた事も。

ファイトスタイルはキン肉マンとも[[ロビンマスク]]とも違う、テキサスの荒野で培った荒々しいタフネスファイトが得意。
…というか''元ネタのテリー・ファンクそっくり''である。
得意技も「スピニング・トゥ・ホールド」「テキサス・クローバーホールド」「[[ナックル・パート>ジャック・ターナー]]」とプロレスファンならニヤリとするラインナップ。
特に「あーっとテリーがいった!いったいったテリーがいったーっ!」の実況の掛け声と共に出されるブロンコフィストも再現。
超人でありながら限りなく人間的正統派プロレスで戦う男、それがテリーマンである。
これはテリーマンの一族が、超人の血統としては体格にそこまで恵まれないというハンデがあるためであり、
最後まで勝負を諦めないガッツのあるスピリット、小さな力で相手に的確なダメージを与える関節技、[[同じ技は>チャカ]][[二度食らわない>カーン]]クレバーさ。
テリーマンはこれらを駆使して戦う。なお、その為か、テリーマンは自分より体格の大きい相手に対し異常な闘志を燃やす。
そのため彼を「巨漢殺し(ジャイアントキラー)」を呼ぶファンもいる……&s(){というこれら後付け設定がどんどん付け足されていった。}
体格の関係上、必然的にテリーマンと戦う相手が巨漢になるのは当たり前である。それを作者が逆手に取ったアイディアといえる。

主人公の親友キャラとして人気1位を博したテリーマンであったが、
超人プロレス路線が続くにつれ、外見も得意技も人間と大差無かった彼はどうも''[[地味>シュラ]]''な印象が拭えず、
後発の派手な超人に人気を取られていく結果になってしまった。トップ10圏外のときのコメントは「ノーコメントだ!」。
&s(){また、同時に6位に低迷したキン肉マンは「投票をやりなおせ~っ!!」と見苦しくわめいている。}
しかし固定ファンの支持と、原作者の思い入れにより最後まで活躍することになった。
連載当時''一クラスに一人はテリーマンが好きな奴がいる''と言われていたらしい。

#region(原作でのキャラクター)
#ref(first_terry.jpg,,left,width=200,title=初期テリーマン。いかにもイヤミそうな顔だが、とりあえずスター・エンブレム多すぎ)
まだキン肉マンが[[怪獣]]退治をしていた頃に、アメリカから来たニューヒーローとして登場。
ブタ面のダメ超人だったキン肉マンと比べ人気も実力も格上。
ただし金のためにヒーロー活動をしており、マネーを払えない人間は
門前払いするという当時のステレオタイプなアメリカ人的キャラだった。
最初はダメ超人であるキン肉マンを見下していたが、彼の超人魂を見て改心。
それ以降は嫌味を言いつつもキン肉マンとミートくんに付き合うという、
現在と立ち位置こそ違う物の名コンビは既に成立していた。
物凄く余談だが、リング上では''基本的には''クリーンファイトを心がけている彼だが、&link_anchor(*2){*2}
怪獣を退治する際には''マグナム銃を使う''。&link_anchor(*3){*3}
しかし、キン肉マン同様に巨大化し、更に普通に空を飛ぶヒーロースタイルで
使用するのが銃というのも[[別の元ネタ>ウルトラマン]]的にはアレである。
また、後に生涯の伴侶となる翔野ナツ子と出会ったのもこの頃である。
#clear

第20回超人オリンピックでは予選を突破するものの、
キン骨マンが放った銃弾からキン肉マンを庇い、左足を負傷してしまう。&br()その為ロビンマスクとの試合では[[ゴング前に不意打ち>フライング]]など、敢えて汚い戦法を取ったが敗れた。
3位決定戦ではラーメンマンに反則勝ちを拾い、決勝戦ではキン肉マンのセコンドについた。

その後、左足の傷が悪化し切断してしまうことになるが、
後にキン肉マンとのタッグ''「ザ・マシンガンズ」''を組む際は義足を付けて試合に挑んだ。
この傷は後の完璧マスクの光によって治癒した模様。
全米超人タッグ選手権に優勝後、「超人オリンピック ザ・ビッグファイト」に出場するが、
3次予選の「新幹線アタック」で子犬を助けるため新幹線を止め、失格となった。
これによりテリーマンの奥ゆかしいキャラクターが完全に確立する。

7人の悪魔超人との戦いでは仲間が敗れていく中、ザ・魔雲天を全身全霊を傾けたブレーンバスターで撃破した。
他のアイドル超人は前述のように殆どが悪魔超人達に敗北しており、かろうじて生存したブロッケンJr.の場合でも
[[メシヤ>オメガ]]こと%%ラーメ%%モンゴルマンの介入が無ければ間違いなくそのままやられていただろうことから、
キン肉マンとモンゴルマンを除けば、唯一彼のみが7人の悪魔超人に勝利したことになる。これは特筆すべき快挙と言える。
仲間がやられるたびにシューズの紐がブチブチ切れてたのもこの試合。
ぎりぎり生き残っていたブロッケンJr.の際は糸一本繋がっていて完全に切れてはおらず、生存の証明として働いた。
……これ、「仲間が倒されたサインを示す特殊能力付きの靴」などではなく、偶然とか予感とかそのへんの類の話である。
また、キン肉マン対アトランティスの試合では、霊界ポケットを使い、キン肉マンを苦しめる悪魔超人の亡霊を撃退した。
悪魔騎士との戦いでは、長い因縁となるアシュラマンと対戦。
両腕を奪われたり、阿修羅バスターを繰り出されたりと大苦戦するも、最後は両者リングアウトで引き分けとなった。

夢の超人タッグトーナメントでは、ジェロニモと組んで''「ニュー・マシンガンズ」''を結成し出場するも、
一回戦のはぐれ悪魔超人コンビの前に破れ、助けに入ったキン肉マングレート(プリンス・カメハメ)が犠牲になってしまう。
その後瀕死のカメハメからグレートマスクを受け継ぎ、''2代目キン肉マングレート''として、キン肉マンとタッグを組む。
(このことから『キン肉マン』を題材にしたゲームでは、テリーマンの2Pキャラが単なる色変えではなく
2代目キン肉マングレートのグラフィックになる作品もある)
準決勝で再び悪魔コンビと対戦、一時正体を暴かれそうになったが、最後は[[マッスル・ドッキング>キン肉バスター]]を成功させて勝利した。
決勝戦のヘル・ミッショネルズとの試合では1本目でマスクを剥がされて正体を明かされてしまう。
キン肉マンとの絆に亀裂が入るものの、激闘の中で信頼を回復。ザ・マシンガンズとしてミッショネルズに勝利し、
トーナメントマウンテン山頂のトロフィーをキン肉マンと共に引き抜いた。
タッグ編の最後はテリーマンの台詞(このページ冒頭)を受け、
ネプチューンマンの&font(red,b){「この世に完璧なものがひとつだけある… それは正義超人の友情さ!」}との言葉で締めくくられている。

&font(18,b,i,#FF4500){「オ……オレはちっちゃい時から 人になめられるのが大キライだった……&br()&space(2)相手が強者であればあるほど よけいにそうだった!&br()&space(2)この世に生をうけて きさまのようなやつらになめられっぱなしじゃ}

&font(30,b,i,#FF4500){&space(2)生きてる甲斐がねえんだよ──────っ!!」}
//「貴様のような奴らに」など、漢字変換ができる部分もありますが、原文ママで

&s(){&b(){しかしテリーマンの活躍はここまで。}}

キン肉星王位争奪編では今までの功績から、正義超人軍参謀に任命される。
後進の超人を指導する立場になったが、ロビンマスク同様に王位争奪戦には中立を取らざるを得なくなった。
しかし親友の窮地を見捨てられず、勲章を捨てロビンマスクと共にキン肉マンチームに加入した。
だがこの王位編でのテリーマンは不調で、上記の篤い友情から会場に駆けつけミート君のピンチを救ったまでは良かったが、
キング・ザ・100トンとの試合では勝負に勝ったものの敵の策略で引き分けに持っていかれる。
続く二回戦のモーターマンとの試合では前試合の負傷が癒えておらず、一方的にやられたうえラーメンマンに交代して棄権。
''その後ラーメンマンがモーターマンを37秒で瞬殺''。&s(){なにこの[[かませ>アドン]]扱い}
とどめに[[敵陣営>キン肉マンゼブラ]]からは''「モーターマンは[[バイクマン>のりもの]]の充電の為だけに仲間にした」''と暴露された。
&s(){貴様らさっきまでゼブラチーム四天王の一人とか言ってたじゃないか。そうか奴は[[四天王の中でも一番の小物>M・バイソン]]とかいうアレか}
こんな雑魚にいいようにやられたテリーの立場はいったい……。&link_anchor(*4){*4}

そして、決勝戦を前にラーメンマンやウォーズマンが仮想敵を倒す特訓を続ける中、
テリーマンはキン肉マンのマッスルスパーク習得の特訓に付き合う。%%この時点で敵と戦うメンバーから除外されていた可能性が%%
スグル版マッスルスパークとアタル版マッスルスパークを合わせる事で真のマッスルスパークになるはずだ、という事で、
キン肉マンと共に人形を相手に技をかける際にアタル版マッスルスパークを担当する事になる。
そして、ついに完成像が見えたと思った瞬間''キン肉マンに完璧マッスル・スパークをかけられていた。''[[何を言ってるk(ry >ジャン=ピエール・ポルナレフ]]
その結果、技の完成と引き換えに大怪我をしてしまい、決勝戦には参加することができなかった。
%%決勝戦の特殊な面子を揃える為に犠牲になったとか言うな%%

テリーマンはタッグだと活躍するのだが、シングルだと引き分けになったり、棄権したりと結果に恵まれず、
派手な必殺技も無いことから''「テリーマンってシングルだと実は弱いんじゃねーの?」''と揶揄されたりもする。
[[どこかの声が似ている長男>ゾフィー]]と同じようなことを言われているが、
彼が引き分け抜きで完全にシングルマッチで敗北したのは
前述のロビンマスク戦(片足に重症を負っており、そもそも試合ができる状態ではなかった)だけである。
%%ワイルドバクト?BUKIボーイ?あれは黒歴史の彼方に%%
//マッスルリターンズは集英社の本に採録された際に、II世の設定とすり合わされなかったっけ?
//マッスルリターンズに登場してたクァン親子がII世でも登場してますね。初対面という扱いじゃなかったです。
//マッスルリターンズは、キン肉マンが王位に就いた後失踪して山奥に隠遁した事になっています。これは違うのではないかと……? BUKIボーイ戦の後にキン肉星に連れ戻されて、今度こそ王の仕事を真面目にやるようになったという流れかもしれませんが
//モーターマン戦は無効試合という扱い
逆に完全に打ちのめされての敗北は一切無い事、アシュラマンやヘル・ミッショネルズといった強豪を相手に奮戦、
最悪でも引き分けに持ち込んでいる事から''「誰が相手でも引き分けにできる。マンモスマン相手でも行ける」''という
%%褒めてるんだかなんだか分からない%%評価も。

なお、後年の読切作品『キン肉マンvsテリーマン』や『キン肉マンの結婚式!!』ではシングル戦でキン肉マンと互角に渡り合っている。&br()前者ではベストコンディションのキン肉マンに対して、前日から一睡もせず試合開始前まで全力で
アメリカから日本へ移動し体力を消耗、カーフ・ブランディングを破られ完璧マッスル・スパークの前半までを食らったが、
そこで時間切れのため試合中断。
マッスル・スパークを返す秘策があるかのような素振りを見せていたが、試合の行方は最後まで分からず引き分けに終わった。
後者は勝敗を競う試合ではなく、スパーリング形式で心ゆくまで殴り合った。

#region(『キン肉マンII世』時代のテリーマン)
続編『キン肉マンII世』では第1話から登場し、新世代の悪行超人に正義超人軍団が敗れたことを
キン肉マンに告げ、息子であるキン肉万太郎に希望を託すことを助言する。
仕事が多忙で、息子のテリー・ザ・キッドとは余り会話する機会が無かったらしく、
更にキッドは奥ゆかしい性格のせいでNO.1になれなかったと思い込み、父に反発してしまう。
しかし戦いの中でキッドは父の素晴らしさに気付いていき、「超人オリンピック ザ・レザレクション」の予選で&br()溺れた子供を助けて失格になったキッドにテリーマンは賛辞の言葉を送っている。
#region(…だが)
息子のキッドは父親の「派手な必殺技が無いから活躍できない」という欠点を強く意識し、
当初は「自分は父親のようにならない」と志していた。デビュー戦では父親顔負けの大逆転勝利をもぎ取ったが、
次のスカーフェイス戦でいきなり悲劇を迎える。
ひょっとすると逆転勝利するかも、というフラグはスカーフェイスが真の姿を出した瞬間に叩き折られ
繰り出した技をことごとく2倍の効果に改良されて逆襲され、
「テリー一族には有力な必殺技が無いから活躍できていなかったが、こうすれば良かったんじゃないか?」
という展開を敵の手で行われてしまったあげく、最期はアルティメット・スカー・バスターで轟沈。

圧倒的な実力差を見せつけられてからは戦う気力さえ失い、父親が守っていた''心が折れての実力負けは絶対にない''という一線も陥落。
この惨めな敗戦の後は戦う機会すら殆ど無くなり、二軍同然のポジションへ。
超人オリンピックでは上記の通り予選敗退(一応、4人しかいないオリンピックアメリカ選抜代表にはなっている)、
悪魔種子との戦いではケビンやスカーフェイスが奮戦する中、[[リング外で見ているだけだった>カナディアンマン]]。

だが、キッドが中々活躍できずに苦労しているその間に
ロビンマスクの息子ケビンマスクはどんどん格を上げていき、万太郎に次ぐ準主役の位置を獲得。
王位争奪編からのロビン優遇・テリー不遇は息子の代になっても続き、より格差が広がってしまったのである。

『究極の超人タッグ編』ではロビンマスクと組んで、ケビン不在の間に試合に出られるという最大のチャンスを得た。
正義超人たちが予選から一回戦にかけて次々に脱落する中、
&s(){どうでもいい雑魚の}悪行超人タッグを撃破して二回戦に進出するなど比較的目立つ活躍をし、
テリーマンへのわだかまりも消えたが、時間超人との戦いはやっぱりというか惨敗。
せっかくロビンと組んだと言うのに、''王位編じゃなくてタッグ編のロビンと組んだのがいけなかったようだ。''
実際、一回戦、二回戦ともにロビンの奇行に振り回されていたし。
その後、万太郎のマッスルスパークの特訓の犠牲になり、最後は結局''定位置の解説役に収まった''。
そして時間超人を倒して優勝したのは例によって万太郎&ケビンマスク……。
%%まあII世は万太郎とケビン以外全員冷遇だからしょうがないけどね!%%

ちなみにキッド版の解説導入台詞は「そういえば''パパから''聞いたことがある」となる。
やはり情報源は親父だった。
#endregion

『究極の超人タッグ編』では本領発揮できる環境が整い、キン肉マンとの「ザ・マシンガンズ」で出場。
度重なるキン肉マンの負傷をカバーしながら悪行超人タッグを撃破している。
その都度、キン肉マンのフォローをしながら勝ちをもぎ取っていけたのは、
テリーマンの的確なサポートと満身創痍なキン肉マンの力を最大限まで引き出した戦術眼によるところが大きいだろう。&br()本編では一瞬で済ませていたマッスル・ドッキングが実は緻密で入念な計算に基づき、
かつ二人の信頼と友情の為せる阿吽の呼吸で初めて成立していた事が描かれている。
ちなみにこの計算は基本的にキン肉ドライバーを担当する事が多いテリーマンが行っている。
ツープラトンの至宝と呼ばれるマッスルドッキングは、
二人の阿吽の呼吸・テリーマンの計算・キン肉マンのパワーのどれを欠いても完璧に決まらない絶技である。
カメハメとも決めた?''あの人はキン肉マンの師匠だから決めて当然''。
最終的には''時間超人&大魔王サタン&完璧超人が総掛かりで呪いをかける''という凶悪すぎる妨害工作
%%と万太郎の絶大な主役補正%%のため、万太郎のチームに敗れてしまったが、
キン肉マンが極度の疲労状態でなければ万太郎のチームも倒していた可能性はかなり高い。
やはりテリーマンはタッグでこそ映える男なのだ。
#endregion

#region(アデランスの中野さん「あ…? あ…?」)
アンファーから販売されるシャンプー『スカルプ D』の限定版「クリアギフトBOX」に付属する
ポストカード用のイラストを、ゆでたまご氏がコラボとして書き下ろしたのだが、その内容は……
「&b(){リング外でも絶え間なくヘアケアを続けていたキン肉マン親子に対し、&br()&space(2)テリーマン親子はヘアケアを疎かにしていた為、[[頭髪に差が>磯野波平]][[ついてしまった>ベジータ]]}」というものだった。
&b(){どうしてこうなった。}

#image(nikuXD.jpg,width=320,title=ゲェーッ!)

……しかしまぁ、見事にズル剥けてしまったテリーであるが、「剥げてもかっこいい」との声も上がっているようだ。&br()%%てゆうか、ボーボーに伸びすぎてるキン肉マン親子は逆にキモいという意見も。確かに伸びすぎである。%%
ちなみに、元ネタテリー・ファンクの実兄であるドリー・ファンク・ジュニアの頭髪はこの禿テリーにそっくり。
なので、それを知るプロレス通からは&b(){ドリーマン}なんて呼ばれていたりもする。
%%ただし「ドリーマン」という名の超人はテリーマンの父親として作中に実際に登場しているのだが。%%
#endregion
#endregion

&nicovideo(sm13170290)
キャラクターソング集『超人大全集』に収録されているテリーマンの主題歌。作中でも幾度と無くBGMとして流れており、
特に魔雲天との戦いの後、誰もが死んだと思っていた状況で夕日をバックに生還するアニメ59話での展開は涙腺崩壊必至である。

&font(20,b,i,#FF4500){「かつて、テキサスの自由と独立を守る為、&br()&space(3)西部の勇者達がメキシコの独裁者の大軍と戦って命を落とした」&br()「私の体には、その勇者達の血が流れているのだ!」&br()「私も、自由と正義を守る為には喜んで命を賭ける!」}

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**MUGENにおけるテリーマン
ですからー氏によるテリーマンが存在する。
同氏の肉キャラ同様、FCゲーム『マッスルタッグマッチ』のドットを使っており、基本システムも同じである。
|試合(14:13~)、解説(25:11~)&nicovideo(sm15961085)|

「テキサス・クローバー・ホールド」「カーフ・ブランディング」などテリーマンを代表する技が揃っているが、
やはりキン肉マンやロビンマスクと比べると地味な印象があるかもしれない…。
そもそもゲージ技の「[[バスターバリエーションPart5>キン肉バスター]]」はキン肉マンとのタッグ技であり''彼の技ではない''。
ちなみにこの技は火事場のクソ力中に発動すると「''マッスルドッキング''」へと変化。
どこからともなくネプチューン・キングが現れ一緒に技を食らうが気にしないほうがいいだろう。
ただし、タッグの相方がキン肉マンで、なおかつテリーとは別の相手がキン肉マン側の投げ間合いに入っていた場合は
''原作通り二人同時に決めることが出来る''。
実戦の敵も味方も自由に動き回る中で決めるのは非常に難しいが、''肉ファンだったら是非とも狙いたい''[[ロマン技]]である。
なお、キン肉マンの方が条件を満たさなかった場合は普段通りネプチューン・キングを連れてくることになるが、
テリーの方が投げに失敗した場合はキン肉マンの方も自動的に失敗扱いになる。
まぁ、ゲーム的にはあくまでテリーマンの技ということになっているので、その辺りは致し方ないだろう。

基本攻撃力が低めだが「フライングニードロップ」「スピニング・トゥ・ホールド」「テキサス・クローバー・ホールド」とダウン攻撃技が豊富。
「スピニング・トゥ・ホールド」は追加入力可能で、全て出してやっとまともなダメージになる。
数多くの特殊技から投げに繋ぎ、ダメージが期待できる「全身全霊をかたむけたブレーンパスター」
「カーフ・ブランディング」を的確に決める必要がある。

余談ながらこのテリーマンは改変自由であり、同フォルダには超人制作用のスプライトシートも同封されているので、
肉ファンは超人制作にチャレンジしてみては如何であろうか? &s(){むしろ創生(つくれ)!!}
また、彼の息子テリー・ザ・キッドは[[声だけ>ラッキー・コルト]]MUGENに参戦していたりする。
親子タッグを組んでみてもいいかもしれない。それ抜きでもテキサスブロンコタッグでもある事だし。

&font(24,b,i,#FF4500){「GO FOR BREAK! 当たって砕けろだ!」}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[テリーマン],sort=hiduke,100)
-[[ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】]](おまけ)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[テリーマン],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[テリーマン],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[サイキョー流珍道中第二幕 サイキョー漫遊記]](ゲスト解説)

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ちなみに、この漫画においてはテリーマンに限った話ではないのだが、時期によってデザインが割と変わっている。
多くの場合テリーマンは元ネタに習って短髪なのだが、「アメリカ遠征編」のみやや髪を伸ばして長髪になっている。
ただし次の「ビッグファイト編」では髪を切ったということで再び短髪に戻っている。
実は作者は長髪のテリーがやや気に入ってなかったらしいのだが、ファンの中には長髪テリーを好む人がとても多い。
その声を受けてか、現在展開されている新シリーズではテリーは再び長髪に戻っている。
&s(){あと、また線路に入った子犬を助けるために列車を止めた。最早お約束なのか。&br()というか、前回の新幹線は競技用で無人だったからよかったものの、今回は普通に運行していたため、&br()中の乗客の安否及び、勝手に列車を止めてしまったことで後でテリーがどれだけ怒られたのかは微妙に想像したくない。}

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
なぜ''基本的に''なのかというと、周知の通りどんな相手にもテリーマンは不屈の闘志テキサスブロンコを燃やすのだが、
それがエスカレートして暴走し、早い話が[[ぶちキレて>ハート様]]とんでもないことをしてしまうことも少なくないのである。
オマケにそんな状態になったテリーは夢の超人タッグ編のアシュラマン戦を見ればわかるように''反則を躊躇しなくなる。''
実際、魔雲天との戦いにおいて他のアイドル超人達の死を嘲笑った魔雲天に対し、怒りを爆発させて猛烈なラッシュをかけるシーンは
作中屈指の名シーンとして名高いが、その後冷静さを完全に失ったテリーは
''ロープへ逃げている魔雲天にストンピングをかける''という、委員長が指摘するまでもない反則行為を行なっている。
また、現在展開されている新シリーズでも、正義超人・悪魔超人・完璧超人の間で平和協定条約が結ばれ平和な世の中になったのだが、
その条約を破棄したい真・完璧超人により、[[仲間の正義超人達>カナディアンマン]]が次々と倒されていくという挑発行為をされる中で、
遂に(キン肉マンがキン肉星へ戻っているため)正義超人代表として条約に調印したテリー本人が真・完璧超人に手を出してしまい、
結果的に正義超人と真・完璧超人の間で全面戦争が発生してしまう。早い話が戦いの火蓋を自ら切ってしまったのである。
その結果、他のアイドル超人達がメディカルサスペンションで休養を取っておりすぐには出られないため、
実質テリー一人で複数の真・完璧超人と戦うことになってしまった。言い方は悪いが完全に自業自得である。

とはいえ、魔雲天に反則をした際の''「こいつらが今までやってきたことを思えば、これくらいの反則がなんだ!」''という台詞は
ミートを人質にとったり他のアイドル超人を卑怯な手で抹殺してきた悪魔超人相手には非常に説得力があるし、
真・完璧超人との一件も、テリーは[[仲間達が次々と襲われていく中で敢えて黙って見ていられるような男では無い>獅子座のアイオリア]]のである。
クールで冷静なキャラに見られがちだが、時には熱く勇敢に立ち向かっていく。それがテリーマンの魅力なのである。
てゆうか、反則のことを言い出したらアイドル超人の殆どは残虐・悪魔超人を経験してるわけだし、
主人公であるキン肉マンですらアメリカ遠征編においてシャネルマンという残虐超人を演じたこともあれば、
悪魔将軍戦で凶器を隠し持っていたり、(事前に発覚したため未使用)
II世の『究極の超人タッグ編』において&b(){観客の見ていないところでは悪魔超人に確実に勝利するために&br()堂々と反則技を用いていた}という衝撃的な事実が明らかになったこともあった。
この事実はテリーも否定していないため、実質テリーもどこかで反則技を用いていたということになる。
%%正義超人の定義ってなんだったっけ……?%%

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
超人同士の戦いでは[[悪魔将軍]]でさえリング内でレフェリーの裁定に従って勝負してくれるのに対して、
怪獣は大きさが違いすぎ・意思疎通が困難・周囲の一般人も容赦なく襲うという相手なので
キン肉マンやテリーマンなど超人たちも巨大化・光線技・銃器などを解禁している。
このあたりが禁止になるのはあくまでもリング内で超人同士のプロレスを行うという試合形式の場合である。

超人同士の戦いで光線技を持ちだしたのは王位争奪編のプリズマンのみで、彼のカピラリア七光線は人間には無害なので
観客の人間が巻き添えになる心配はなく([[リング外にいた超人>キン肉マンゼブラ]]に当たって殺してしまった事はあったが)
戦車砲や機銃で武装した超人レオパルドンも試合中に銃器を使っていない。%%その前に一瞬で殺された%%
問題は[[巨大化して観客ごと会場揺さぶった奴>カナディアンマン]]がいる事だが……。

え?劇場アニメオリジナルの敵は、サタンキングのサタンサンダーやビッグ・シンジョウのビッグ・シン・オーラのように
結構光線技を必殺技として使ってた?そこまでは知らん。
というかこいつらは一般人を人質にとったり、大量の部下を差し向けてきたり、リング外で平然と戦うぐらいの極悪超人だし。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
一応フォローしておくと、二回戦の開始時にはキン肉マン、ロビンマスクもみなミートを背負う事すら難儀するほどに傷ついており、
その中でテリーマンはあえて二人を休養させるために前に出たのだ。
彼やミート、そして途中参加のウォーズマンやラーメンマンが戦ってくれていたおかげで、
ゼブラとの戦いまでにはキン肉マン、ロビンマスクは完全回復してベストコンディションでリングに上がれたのである。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:田中秀幸|,超人,プロレス,アメリカ人,半裸,義足