テリーマン

「テリーマン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

テリーマン - (2018/06/29 (金) 16:50:10) のソース

#ref(img_487415_42685429_1.jpg,,left,width=230,title=アニメ版より。「ボーイ おとなをからかっちゃいけないよ!」)

&space(5)分類:正義超人
&space(5)出身地:アメリカ・テキサス州アマリロ
&space(5)身長:190cm
&space(5)体重:95kg
&space(5)超人強度:95万パワー
&space(5)好物:ハンバーガー、ホットドッグ
&space(5)嫌いな食べ物:牛丼
&space(5)必殺技:スピニング・トゥホールド、カーフ・ブランディング、テキサス・クローバー・ホールド等
&space(5)肩書:正義超人軍参謀、正義超人3羽ガラス([[キン肉マン]]、テリーマン、[[ロビンマスク]])
&space(5)異名:テキサスの荒馬、テキサス・ブロンコ、巨漢(ジャイアント)ハンター

#clear

&font(20,b,i,#FF4500){「キ……キン肉マンよ!&br()&space(2)オレたちは完璧な技も完璧なパワーも 持っていないかもしれない……&br()&space(2)しかし 信じ合う心だけは完璧なつもりだぜ!」}


ゆでたまご氏の漫画、『キン肉マン』に登場するキャラクター。正式名称は「''ザ・テリーマン''」。
アニメ版での担当声優は[[田中>ジョナサン・ジョースター]][[秀幸>シタン・ウヅキ]]氏。『キン肉星王位争奪戦』のみ[[速>アイアンハイド]][[水>ヴァニラ・アイス]][[奨>ウッドロウ・ケルヴィン]]氏が担当している。
キャラのモデルは[[バーンナッコー>テリー・ボガード]]…ではなく実在のプロレスラー、「ザ・ファンクス」でお馴染テリー・ファンク氏。

主人公・[[キン肉マン]]の仲間の正義超人の中でも、唯一無二の親友・相棒として知られている。
アメリカ・テキサス出身の正義超人であり、額の「米」の文字と、肩のスター・エンブレム以外は人間に近い姿をしている。&link_anchor(*1){*1}
登場当初は''ビジネスで正義活動をする''という、絵に描いたような嫌なエリートアメリカ人キャラだったが、
連載が続くにつれてそういった面は薄れていき、友情に厚く、自分より他人を大切にする奥ゆかしい超人となっていった。
尤も、その奥ゆかしい性分のせいで、息子のテリー・ザ・キッドが栄光コンプレックスに悩まされることになるのだが…
''「そういえば聞いたことがある」''と言って、仲間と読者に説明する解説役としても有名。
『魁!!男塾』の雷電と並ぶ''2大ジャンプ解説キャラ''の異名も持っている。実際彼の助言で窮地を脱した場面は数知れず。
アニメでは委員長が「そういえば聞いたことがある…」とテリーマンの顔で解説するギャグがあるなど公式も解説キャラと意識していたらしい。
彼のプロレスシューズの紐が千切れるのは[[不吉の印>死兆星]]。あまりに的中するため特殊能力みたいに扱われていた事も。

ファイトスタイルはキン肉マンとも[[ロビンマスク]]とも違う、テキサスの荒野で培った荒々しいタフネスファイトが得意。
…というか''元ネタのテリー・ファンクそっくり''である。
得意技も「スピニング・トゥ・ホールド」「テキサス・クローバーホールド」「[[ナックル・パート>ジャック・ターナー]]」とプロレスファンならニヤリとするラインナップ。
特に「あーっとテリーがいった!いったいったテリーがいったーっ!」の実況の掛け声と共に出されるブロンコフィストも再現。
超人でありながら限りなく人間的正統派プロレスで戦う男、それがテリーマンである。
これはテリーマンの一族が、超人の血統としては体格にそこまで恵まれないというハンデがあるためであり、
最後まで勝負を諦めないガッツのあるスピリット、小さな力で相手に的確なダメージを与える関節技、[[同じ>天馬星座の星矢]][[技は>獅子座のアイオリア]][[二度>チャカ]][[食らわない>カーン]]クレバーさ。
テリーマンはこれらを駆使して戦う。なお、その為か、テリーマンは自分より体格の大きい相手に対し異常な闘志を燃やす。
そのため彼を「巨漢殺し(ジャイアントキラー)」と呼ぶファンもいる……&s(){というこれら後付け設定がどんどん付け足されていった。}
体格の関係上、必然的にテリーマンと戦う相手が巨漢になるのは当たり前である。それを作者が逆手に取ったアイディアといえる。

主人公の親友キャラとして人気1位を博したテリーマンであったが、
超人プロレス路線が続くにつれ、外見も得意技も人間と大差無かった彼はどうも''[[地味>シュラ]]''な印象が拭えず、
後発の派手な超人に人気を取られていく結果になってしまった。トップ10圏外のときのコメントは「ノーコメントだ!」。
&s(){また、同時に6位に低迷したキン肉マンは「投票をやりなおせ~っ!!」と見苦しくわめいている。}
しかし固定ファンの支持と、原作者の思い入れにより最後まで活躍することになった。
連載当時''一クラスに一人はテリーマンが好きな奴がいる''と言われていたらしい。

#region(原作でのキャラクター)
#ref(first_terry.jpg,,left,width=200,title=初期テリーマン。いかにもイヤミそうな顔だが、とりあえずスター・エンブレム多すぎ)
まだキン肉マンが[[怪獣]]退治をしていた頃に、アメリカから来たニューヒーローとして登場。
ブタ面のダメ超人だったキン肉マンと比べ人気も実力も格上。
ただし金のためにヒーロー活動をしており、マネーを払えない人間は
門前払いするという当時のステレオタイプなアメリカ人的キャラだった。
最初はダメ超人であるキン肉マンを見下していたが、彼の超人魂を見て改心。
それ以降は嫌味を言いつつもキン肉マンとミートくんに付き合うという、
現在と立ち位置こそ違う物の名コンビは既に成立していた。
物凄く余談だが、リング上では''基本的には''クリーンファイトを心がけている彼だが、&link_anchor(*2){*2}
怪獣を退治する際には''マグナム銃を使う''。&link_anchor(*3){*3}
しかし、キン肉マン同様に巨大化し、更に普通に空を飛ぶヒーロースタイルで
使用するのが銃というのも[[別の元ネタ>ウルトラマン]]的にはアレである。
また、後に生涯の伴侶となる翔野ナツ子と出会ったのもこの頃である。
#clear

第20回超人オリンピックでは予選を突破するものの、
キン骨マンが放った銃弾からキン肉マンを庇い、左足を負傷してしまう。&br()その為ロビンマスクとの試合では[[ゴング前に不意打ち>フライング]]など、敢えて汚い戦法を取ったが敗れた。
3位決定戦ではラーメンマンに反則勝ちを拾い、決勝戦ではキン肉マンのセコンドについた。

その後、左足の傷が悪化し切断してしまうことになるが、
後にキン肉マンとのタッグ''「ザ・マシンガンズ」''を組む際は義足を付けて試合に挑んだ。
この時の義足は急いで作ったために外れやすいという欠点があったが、
後に改良したものが制作され、%%読者からも%%全く義足だと思われないほど完全な動きを実現している。
そのため%%完全に忘れられていた設定を掘り起こすまで%%悪魔超人編のラストで、
黄金のマスクと銀のマスクが合体した完璧なマスクの放った光によって超人たちが回復した時に
テリーマンの足も治っていたのではないかと想像されていた程だった。

全米超人タッグ選手権に優勝後、「超人オリンピック ザ・ビッグファイト」に出場するが、
3次予選の「新幹線アタック」で子犬を助けるため新幹線を止め、失格となった。
これによりテリーマンの奥ゆかしいキャラクターが完全に確立する。

7人の悪魔超人との戦いでは仲間が敗れていく中、[[ザ・魔雲天]]を全身全霊を傾けたブレーンバスターで撃破した。
他のアイドル超人は前述のように殆どが悪魔超人達に敗北しており、かろうじて生存した[[ブロッケンJr.]]の場合でも
[[メシヤ>オメガ]]こと%%ラーメ%%モンゴルマンの介入が無ければ間違いなくそのままやられていただろうことから、
キン肉マンとモンゴルマンを除けば、唯一彼のみが7人の悪魔超人に勝利したことになる。これは特筆すべき快挙と言える。
仲間がやられるたびにシューズの紐がブチブチ切れてたのもこの試合。
ぎりぎり生き残っていたブロッケンJr.の際は糸一本繋がっていて完全に切れてはおらず、生存の証明として働いた。
……これ、「仲間が倒されたサインを示す特殊能力付きの靴」などではなく、偶然とか予感とかそのへんの類の話である。&link_anchor(*4){*4}
また、キン肉マン対アトランティスの試合では、霊界ポケットを使い、キン肉マンを苦しめる悪魔超人の亡霊を撃退した。
悪魔騎士との戦いでは、長い因縁となるアシュラマンと対戦。
両腕を奪われたり、阿修羅バスターを繰り出されたりと大苦戦するも、最後は両者リングアウトで引き分けとなった。

夢の超人タッグトーナメントでは、ジェロニモと組んで''「ニュー・マシンガンズ」''を結成し出場するも、
一回戦のはぐれ悪魔超人コンビの前に破れ、助けに入ったキン肉マングレート(プリンス・カメハメ)が犠牲になってしまう。
その後瀕死のカメハメからグレートマスクを受け継ぎ、''2代目キン肉マングレート''として、キン肉マンとタッグを組む。
(このことから『キン肉マン』を題材にしたゲームでは、テリーマンの2Pキャラが単なる色変えではなく
2代目キン肉マングレートのグラフィックになる作品もある)
準決勝で再び悪魔コンビと対戦、一時正体を暴かれそうになったが、最後は[[マッスル・ドッキング>キン肉バスター]]を成功させて勝利した。
決勝戦のヘル・ミッショネルズとの試合では1本目でマスクを剥がされて正体を明かされてしまう。
キン肉マンとの絆に亀裂が入るものの、激闘の中で信頼を回復。ザ・マシンガンズとしてミッショネルズに勝利し、
トーナメントマウンテン山頂のトロフィーをキン肉マンと共に引き抜いた。
タッグ編の最後はテリーマンの台詞(このページ冒頭)を受け、
ネプチューンマンの&font(red,b){「この世に完璧なものがひとつだけある… それは正義超人の友情さ!」}との言葉で締めくくられている。

&font(18,b,i,#FF4500){「オ……オレはちっちゃい時から 人になめられるのが大キライだった……&br()&space(2)相手が強者であればあるほど よけいにそうだった!&br()&space(2)この世に生をうけて きさまのようなやつらになめられっぱなしじゃ}

&font(30,b,i,#FF4500){&space(2)生きてる甲斐がねえんだよ──────っ!!」}
//「貴様のような奴らに」など、漢字変換ができる部分もありますが、原文ママで



&font(14,b){……しかしテリーマンの活躍はここまで。}

キン肉星王位争奪編では今までの功績から、正義超人軍参謀に任命される。
後進の超人を指導する立場になったが、ロビンマスク同様に王位争奪戦には中立を取らざるを得なくなった。
しかし親友の窮地を見捨てられず、勲章を捨てロビンマスクと共にキン肉マンチームに加入した。
だがこの王位編でのテリーマンは不調で、上記の篤い友情から会場に駆けつけミート君のピンチを救ったまでは良かったが、
キング・ザ・100トンとの試合では勝負に勝ったものの敵の策略で引き分けに持っていかれる。
続く二回戦のモーターマンとの試合では前試合の負傷が癒えておらず、一方的にやられたうえラーメンマンに交代して棄権。
''その後ラーメンマンがモーターマンを37秒で瞬殺''。&s(){なにこの[[かませ>アドン]]扱い}
とどめに[[敵陣営>キン肉マンゼブラ]]からは''「モーターマンは[[バイクマン>のりもの]]の充電の為だけに仲間にした」''と暴露された。
&s(){貴様らさっきまでゼブラチーム四天王の一人とか言ってたじゃないか。そうか奴は[[四天王の中でも一番の小物>M・バイソン]]とかいうアレか}
こんな雑魚にいいようにやられたテリーの立場はいったい……。&link_anchor(*5){*5}

そして、決勝戦を前にラーメンマンやウォーズマンが仮想敵を倒す特訓を続ける中、
テリーマンはキン肉マンのマッスル・スパーク習得の特訓に付き合う。%%この時点で敵と戦うメンバーから除外されていた可能性が%%
スグル版マッスル・スパークとアタル版マッスル・スパークを合わせる事で真のマッスル・スパークになるはずだ、という事で、
キン肉マンと共に人形を相手に技をかける際にアタル版マッスル・スパークを担当する事になる。
そして、ついに完成像が見えたと思った瞬間''キン肉マンに完璧マッスル・スパークをかけられていた。''[[何を言ってるk(ry >ジャン=ピエール・ポルナレフ]]
その結果、技の完成と引き換えに大怪我をしてしまい、決勝戦には参加することができなかった。
%%決勝戦の特殊な面子を揃える為に犠牲になったとか言うな%%

テリーマンはタッグだと活躍するのだが、シングルだと引き分けになったり、棄権したりと結果に恵まれず、
派手な必殺技も無いことから''「テリーマンってシングルだと実は弱いんじゃねーの?」''と揶揄されたりもする。
[[どこかの声が似ている長男>ゾフィー]]と同じようなことを言われているが、
彼が引き分け抜きで完全にシングルマッチで敗北したのは
前述のロビンマスク戦(片足に重症を負っており、そもそも試合ができる状態ではなかった)だけである。
新シリーズでも、超人強度4800万パワーを誇る完璧超人“完裂”マックス・ラジアルと戦い、激闘の末に勝利を収めている。&br()%%ワイルドバクト?BUKIボーイ?あれは黒歴史の彼方に%%
//マッスルリターンズは集英社の本に採録された際に、II世の設定とすり合わされなかったっけ?
//マッスルリターンズに登場してたクァン親子がII世でも登場してますね。初対面という扱いじゃなかったです。
//マッスルリターンズは、キン肉マンが王位に就いた後失踪して山奥に隠遁した事になっています。これは違うのではないかと……? BUKIボーイ戦の後にキン肉星に連れ戻されて、今度こそ王の仕事を真面目にやるようになったという流れかもしれませんが
//モーターマン戦は無効試合という扱い
逆に完全に打ちのめされての敗北は一切無い事、アシュラマンやヘル・ミッショネルズといった強豪を相手に奮戦、
最悪でも引き分けに持ち込んでいる事から''「誰が相手でも引き分けにできる。マンモスマン相手でも行ける」''という
%%褒めてるんだかなんだか分からない%%評価も。

なお、後年の読切作品『キン肉マンvsテリーマン』や『キン肉マンの結婚式!!』ではシングル戦でキン肉マンと互角に渡り合っている。
前者ではベストコンディションのキン肉マンに対して、前日から一睡もせず試合開始前まで全力で
アメリカから日本へ移動し体力を消耗、カーフ・ブランディングを破られ完璧マッスル・スパークの前半までを食らったが、
そこで時間切れのため試合中断。
マッスル・スパークを返す秘策があるかのような素振りを見せていたが、試合の行方は最後まで分からず引き分けに終わった。
後者は勝敗を競う試合ではなく、スパーリング形式で心ゆくまで殴り合った。

#region(『キン肉マンII世』時代のテリーマン)
続編『キン肉マンII世』では第1話から登場し、新世代の悪行超人に正義超人軍団が敗れたことを
キン肉マンに告げ、息子であるキン肉万太郎に希望を託すことを助言する。
仕事が多忙で、息子のテリー・ザ・キッドとは余り会話する機会が無かったらしく、
更にキッドは奥ゆかしい性格のせいでNO.1になれなかったと思い込み、父に反発してしまう。
しかし戦いの中でキッドは父の素晴らしさに気付いていき、「超人オリンピック ザ・レザレクション」の予選で
溺れた子供を助けて失格になったキッドにテリーマンは賛辞の言葉を送っている。
#region(…だが)
息子のキッドは父親の「派手な必殺技が無いから活躍できない」という欠点を強く意識し、
当初は「自分は父親のようにならない」と志していた。デビュー戦では父親顔負けの大逆転勝利をもぎ取ったが、
次のスカーフェイス戦でいきなり悲劇を迎える。
ひょっとすると逆転勝利するかも、というフラグはスカーフェイスが真の姿を出した瞬間に叩き折られ
繰り出した技をことごとく2倍の効果に改良されて逆襲され、
「テリー一族には有力な必殺技が無いから活躍できていなかったが、こうすれば良かったんじゃないか?」
という展開を敵の手で行われてしまったあげく、最期はアルティメット・スカー・バスターで轟沈。
圧倒的な実力差を見せつけられてからは戦う気力さえ失い、
父親が守っていた''心が折れての実力負けは絶対にない''という一線も陥落。
この惨めな敗戦の後は戦う機会すら殆ど無くなり、二軍同然のポジションへ。
超人オリンピックでは上記の通り予選敗退(一応、4人しかいないオリンピックアメリカ選抜代表にはなっている)、
悪魔種子との戦いではケビンやスカーフェイスが奮戦する中、[[リング外で見ているだけだった>カナディアンマン]]。

しかも、キッドが中々活躍できずに苦労している間に
ロビンマスクの息子ケビンマスクはどんどん格を上げていき、万太郎に次ぐ準主役の位置を獲得。
王位争奪編からのロビン優遇・テリー不遇は息子の代になっても続き、より格差が広がってしまったのである。

『究極の超人タッグ編』ではロビンマスクと組んで、ケビン不在の間に試合に出られるという最大のチャンスを得た。
正義超人たちが予選から一回戦にかけて次々に脱落する中、
&s(){どうでもいい雑魚の}悪行超人タッグを撃破して二回戦に進出するなど比較的目立つ活躍をし、
テリーマンへのわだかまりも消えたが、時間超人との戦いはやっぱりというか惨敗。
せっかくロビンと組んだと言うのに、''王位編じゃなくてタッグ編のロビンと組んだのがいけなかったようだ。''
実際、一回戦、二回戦ともにロビンの奇行に振り回されていたし。
その後、万太郎のマッスルスパークの特訓の犠牲になり、最後は結局''定位置の解説役に収まった''。
そして時間超人を倒して優勝したのは例によって万太郎&ケビンマスク……。
%%まあII世は万太郎とケビン以外全員冷遇だからしょうがないけどね!%%

ちなみにキッド版の解説導入台詞は「そういえば''パパから''聞いたことがある」となる。
やはり情報源は親父だった。
#endregion

『究極の超人タッグ編』では本領発揮できる環境が整い、キン肉マンとの「ザ・マシンガンズ」で出場。
度重なるキン肉マンの負傷をカバーしながら悪行超人タッグを撃破している。
その都度、キン肉マンのフォローをしながら勝ちをもぎ取っていけたのは、
テリーマンの的確なサポートと満身創痍なキン肉マンの力を最大限まで引き出した戦術眼によるところが大きいだろう。&br()本編では一瞬で済ませていたマッスル・ドッキングが実は緻密で入念な計算に基づき、
かつ二人の信頼と友情の為せる阿吽の呼吸で初めて成立していた事が描かれている。
ちなみにこの計算は基本的にキン肉ドライバーを担当する事が多いテリーマンが行っている。
ツープラトンの至宝と呼ばれるマッスル・ドッキングは、
二人の阿吽の呼吸・テリーマンの計算・キン肉マンのパワーのどれを欠いても完璧に決まらない絶技である。
カメハメとも決めた?''あの人はキン肉マンの師匠だから決めて当然''。
最終的には''時間超人&大魔王サタン&完璧超人が総掛かりで呪いをかける''という凶悪すぎる妨害工作%%と万太郎の絶大な主役補正%%のため、万太郎のチームに敗れてしまった。
だがその状態ですら、万太郎とその相棒を半死半生のKO寸前まで追い込んでおり、キン肉マンが極度の疲労状態でなければ万太郎のチームも倒していた可能性はかなり高い。
やはりテリーマンはタッグでこそ映える男なのだ。
#endregion

『II世』が終了した後に再開された『キン肉マン』本編では、物語の冒頭から登場。
//連載再開してかなり経つのでregion処理を解除します
その連載第一回目でのテリーマンの登場シーンは&b(){線路に入った子犬を助けるために列車を止める}という前に見た事のあるものだった。最早お約束なのか。
&s(){というか、前回の新幹線は競技用で無人だったからよかったものの、今回は普通に運行していたため、&br()中の乗客の安否及び、勝手に列車を止めてしまったことで後でテリーがどれだけ怒られたのかは微妙に想像したくない}
そしてその後、完璧超人の襲来を察知して''またしてもシューズの紐が切れてしまった''。%%やっぱりそれ特殊能力付きの靴なんじゃ%%

キン肉マンは故郷・キン肉星の大王となってキン肉星に帰ってしまったので地球におらず、
ロビンマスクらアイドル超人の殆どが療養中で不在という状況で 押し寄せてきた完璧超人を迎え撃つ事になる。 
まず先陣を切ったジェロニモが''パンチ一発で撃沈''した後、[[ビッグ・ボンバーズ>カナディアンマン]]があっという間にやられ、
さらにタイルマン、ベンキマン、カレクックといった%%二軍の%%正義超人たちが超人パワーを奪われてしまう。
この状況に至ってテリーマンはたった一人で開戦を決意、完璧超人の中から名乗り出た7名を相手に戦う事になる。
絶望的な戦況の中、テリーマンは完璧超人の一番手“完裂”マックス・ラジアルを相手に奮戦。
マックス・ラジアルの圧倒的パワーを前に苦戦を強いられるが、ネバーギブアップの精神で立ち上がり、見事に一勝目を挙げる。
「テリーマンはタッグでしか勝てない」「引き分けしかできない」といった、これまでの汚名を払拭した。
#co(){
そして激闘の負傷のため倒れかけたテリーマンのもとに、キン肉星から駆けつけたキン肉マンの姿が。
さらに治療を終えたバッファローマンが立ち上がり、七人の悪魔超人とともに悪魔超人軍として参戦。
完璧超人の中に存在する、正義超人と言えどもまともにぶつかっていい相手では無いという強豪の存在を危惧した
[[悪魔将軍]]が悪魔超人軍を動かしたのだ。
満身創痍の身で戦地に向かおうとするテリーマンは突っ込んできた七人の悪魔超人に跳ね飛ばされ、
キン肉マンや悪魔超人たちの試合を見守ることになる。
テリーマンは「敵同士なんだから応援はやめろ」というジェロニモやスプリングマンを振り切り、
かつて死闘を演じたザ・魔雲天にエールを送る&s(){が、魔雲天が窮地に陥るたびに&b(){シューズの紐が切れる}ため、}
%%読者からは「『フラグが立つからやめろ』と止められているようにしか見えない」と言われた%%。
また、この時戦った悪魔超人の中で唯一生還した[[ブラックホール>四次元殺法コンビ]]が、
魔雲天戦後のテリーマンを思わせる姿の現し方をしている。
//この部分はもう冗長な記述になっていたのでコメントアウトに。詳細な描写を戻したい場合のために消さずに残しておきます
}

その後はキン肉星からキン肉マンが駆けつけ、さらに七人の悪魔超人が参戦、
ロビンマスクらアイドル超人たちも治療を終えて復帰、
さらに[[悪魔将軍]]が完璧超人の本拠地・超人墓場に進軍、悪魔六騎士が参戦し……と、
しばらくテリーマン(とキン肉マン)の試合が無いまま物語が進み、負傷を癒す時間を得る事ができた。

そして「許されざる世界樹(アンフォーギブン ユグドラシル)」での完璧超人との決戦に際し、
悪魔超人の本拠である魔界でアシュラマンを撃破した強敵ジャスティスマンとの戦いに
アシュラマンと幾度も戦ってきた最大のライバルとして名乗りを上げる。

ジャスティスマンは旧作でゴールドマンとシルバーマンの争いに決着をつけた「裁きの神ジャスティス」として語られていた伝説的な人物で、
『II世』の実質的ラスボスを務めたアシュラマンが悪魔超人たちとの友情パワーを全開にしても真正面から粉砕するとてつもない実力を持つ強敵。
もはやまともな戦闘で彼を打ち負かす事は誰にもできず、友情パワーの凄さを見せつけて認めてもらうぐらいしかできないという
「撃破不能ボスイベント」のような存在だった。
//ジャスティスマンの解説、アシュラマン戦での経緯を詳細に書こうとしてみたらテリーマンのページなのに無茶苦茶長くなってしまったので短めに
テリーマンとの戦いではジャスティスマンの方から「勝つ事ができれば考えを変えてやろう」と和解条件が提示されるほど。
しかし、それは弟子が師匠に認めてもらうための修行イベントではなく
「甘えも油断も一切無い。殺すつもりで戦ってやろう」と恐ろしい迫力で告げられる。
和解のための条件をあらかじめ提示されているだけに試合中の説得は「勝ってから言うことだな」と全く聞いてもらえない。
テリーマンの攻撃が直撃してもほとんどノーダメージ、ジャスティスマンの攻撃は一撃ごとにテリーマンの手足を破壊していくという
圧倒的な実力差を見せつけられ、これまでの戦いでは%%義足だったという設定が完全に忘れられるほど%%全く問題になっていなかった
改良型の義足が不調をきたしてしまう。
しかも、ジャスティスマンは「もし義足が不調でなければ、勝てていたかも知れないというわずかな希望すら残さないために」と、
あえて義足を狙わずに圧倒。
テリーマンは手も足も出ないまま、ジャスティスマンの必殺技ジャッジメント・ペナルティに捕らえられてしまい、あえて自らの義足を攻撃した。
そしてジャッジメント・ペナルティを喰らい、義足も外れ誰もがテリーマンの敗北だと認識した時…

&font(18,b,i,#FF4500){「ヘイボーイ!せ…正義の魂をからかっちゃいけないぜ!」}

テリーマンは自ら義足を壊す事でダメージを軽減して生き延びており、未だ戦闘意欲を失っていなかった。
ジャスティスマンは、全力で殺しに行ったジャッジメント・ペナルティに生き延びたことで「二重処罰の禁止」という法規を示し、
すでに判決を下したテリーマンへの攻撃を停止する。そして、もはや戦う力も残っていないのに戦闘意欲を放棄しないテリーマンの姿に、
宇宙じゅうの観客たちから憧憬の感情が集まっていることを悟った。
それが完璧超人のあり方とは異なる、新たな永遠の強さに繋がるかも知れないと考え、ジャスティスマンはテリーマンに勝利を譲り試合放棄した。

実力で相手を上回ってKO勝ちするという事はできなかったが、そもそもジャスティスマンはそれができるような相手ではない。
正義超人の戦闘目的は「相手と分かり合うこと」であり、これまで多くの完璧超人を倒す事はできたが和解の前に自害されてしまった事と比べると
正義超人に理解を示してもらえたテリーマンの功績の方が大きいと言える。
完全な形で相手との和解を成し遂げたのはキン肉マンに続いてテリーマンが二番目であり、
主人公の最高の相棒・正義超人の二番手としての地位は保たれたと言えるだろう。

そして、シルバーマン([[ゴールドマン/悪魔将軍>悪魔将軍]]の実弟。完璧超人穏健派の事実上のトップ)に「&bold(){自分たち始祖の役目はもう終わった」「スパっと潔く消えたいので、そのために(ジャスティスマンから譲られた)光のダンベルを渡してほしい」}&link_anchor(*6){*6}(意訳)と求められたテリーマンは一度は「いくらなんでも他の超人の自殺のために手助けはできない」として強く拒絶する。
その後シルバーマンの「では自分たちの庇護や管理の下でないと地上の超人はやっていけないのか?」という説得をうけ、苦渋のもと光のダンベルを渡したのだが…?

#region(アデランスの中野さん「怖いですね~恐ろしいですね~」)
アンファーから販売されるシャンプー『スカルプ D』の限定版「クリアギフトBOX」に付属する
ポストカード用のイラストを、ゆでたまご氏がコラボとして書き下ろしたのだが、その内容は……
「&b(){リング外でも絶え間なくヘアケアを続けていたキン肉マン親子に対し、&br()&space(2)テリーマン親子はヘアケアを疎かにしていた為、[[頭髪に差が>磯野波平]][[ついてしまった>ベジータ]]}」というものだった。
&b(){どうしてこうなった。}

#image(nikuXD.jpg,width=320,title=ゲェーッ!)

……しかしまぁ、見事にズル剥けてしまったテリーであるが、「剥げてもかっこいい」との声も上がっているようだ。&br()%%てゆうか、ボーボーに伸びすぎてるキン肉マン親子は逆にキモいという意見も。確かに伸びすぎである。%%
%%マスクに穴が開いてる万太郎はともかくスグルは髪がマスクを貫いてるし%%
ちなみに、元ネタのテリー・ファンクの実兄であるドリー・ファンク・ジュニアの頭髪はこの禿テリーにそっくり。
なので、それを知るプロレス通からは&b(){ドリーマン}なんて呼ばれていたりもする。
(「ドリーマン」という名の超人はテリーマンの父親として作中に実際に登場している。ドリー・ファンク・シニアからの命名だろう)
#endregion
#endregion

&nicovideo(sm13170290)
キャラクターソング集『超人大全集』に収録されているテリーマンの主題歌。作中でも幾度と無く[[BGM]]として流れており、
特に魔雲天との戦いの後、誰もが死んだと思っていた状況で夕日をバックに生還するアニメ59話での展開は涙腺崩壊必至である。

&font(20,b,i,#FF4500){「かつて、テキサスの自由と独立を守る為、&br()&space(3)西部の勇者達がメキシコの独裁者の大軍と戦って命を落とした」&br()「私の体には、その勇者達の血が流れているのだ!」&br()「私も、自由と正義を守る為には喜んで命を賭ける!」}

----
**MUGENにおけるテリーマン
ですからー氏によるテリーマンが存在する。
同氏の肉キャラ同様、FCゲーム『マッスルタッグマッチ』のドットを使っており、基本システムも同じである。
|試合(14:13~)、解説(25:11~)&br()&nicovideo(sm15961085)|

「テキサス・クローバー・ホールド」「カーフ・ブランディング」などテリーマンを代表する技が揃っているが、
やはりキン肉マンやロビンマスクと比べると地味な印象があるかもしれない…。
そもそもゲージ技の「[[バスターバリエーションPart5>キン肉バスター]]」はキン肉マンとのタッグ技であり''彼の技ではない''。
ちなみにこの技は火事場のクソ力中に発動すると「''マッスルドッキング''」へと変化。
どこからともなくネプチューン・キングが現れ一緒に技を食らうが気にしないほうがいいだろう。
ただし、タッグの相方がキン肉マンで、なおかつテリーとは別の相手がキン肉マン側の投げ間合いに入っていた場合は
''原作通り二人同時に決めることが出来る''。
実戦の敵も味方も自由に動き回る中で決めるのは非常に難しいが、''肉ファンだったら是非とも狙いたい''[[ロマン技]]である。
なお、キン肉マンの方が条件を満たさなかった場合は普段通りネプチューン・キングを連れてくることになるが、
テリーの方が投げに失敗した場合はキン肉マンの方も自動的に失敗扱いになる。
まぁ、[[ゲーム的にはあくまでテリーマンの技ということになっているので、その辺りは致し方ないだろう。>○○だからしょうがない]]

基本攻撃力が低めだが「フライングニードロップ」「スピニング・トゥ・ホールド」「テキサス・クローバー・ホールド」とダウン攻撃技が豊富。
「スピニング・トゥ・ホールド」は追加入力可能で、全て出してやっとまともなダメージになる。
数多くの特殊技から投げに繋ぎ、ダメージが期待できる「全身全霊をかたむけたブレーンパスター」
「カーフ・ブランディング」を的確に決める必要がある。

余談ながらこのテリーマンは改変自由であり、同フォルダには超人制作用のスプライトシートも同封されているので、
肉ファンは超人制作にチャレンジしてみては如何であろうか? &s(){むしろ創生(つくれ)!!}
また、彼の息子テリー・ザ・キッドは[[声だけ>ラッキー・コルト]]MUGENに参戦していたりする。
親子タッグを組んでみてもいいかもしれない。それ抜きでもテキサスブロンコタッグでもある事だし。

&font(24,b,i,#FF4500){「GO FOR BREAK! 当たって砕けろだ!」}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[テリーマン],sort=hiduke,100)
-[[ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】]](おまけ)
-[[巡り会う運命よ再び!高性能タッグ大会【ステラ杯2】]](おまけ)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[テリーマン],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[テリーマン],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[サイキョー流珍道中第二幕 サイキョー漫遊記]](ゲスト解説)

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ちなみに、この漫画においてはテリーマンに限った話ではないのだが、時期によってデザインが割と変わっている。
多くの場合テリーマンは元ネタに習って短髪なのだが、「アメリカ遠征編」のみやや髪を伸ばして長髪になっている。
ただし次の「ビッグファイト編」では髪を切ったということで再び短髪に戻っている。
実は作者は長髪のテリーがやや気に入ってなかったらしいのだが、ファンの中には長髪テリーを好む人がとても多い。
その声を受けてか、現在展開されている新シリーズではテリーは再び長髪に戻っている。
[[カラーリング>カラーパレット]]についても、髪は原作では[[銀髪>レミー]]、アニメでは金髪となっており、コスチュームも原作では初期は青色でそれ以降は赤色だったが、
アニメでは一貫して青色のまま。更に肌もアニメではピンク色となっている。
ちなみに肌の色に関しては中井先生(ゆで作品のうち作画を担当してる先生)いわく「自分たちで指定したわけではないが、白人の肌が紅潮しているように見えて『ああ、なるほどなぁ』と感心した」とのこと。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
なぜ''基本的に''なのかというと、周知の通りどんな相手にもテリーマンは不屈の闘志テキサスブロンコを燃やすのだが、
それがエスカレートして暴走し、早い話が[[ぶちキレて>ハート様]]とんでもないことをしてしまうことも少なくないのである。
オマケにそんな状態になったテリーは夢の超人タッグ編のアシュラマン戦を見ればわかるように''反則を躊躇しなくなる。''
実際、魔雲天との戦いにおいて他のアイドル超人達の死を嘲笑った魔雲天に対し、怒りを爆発させて猛烈なラッシュをかけるシーンは
作中屈指の名シーンとして名高いが、その後冷静さを完全に失ったテリーは
''ロープへ逃げている魔雲天にストンピングをかける''という、委員長が指摘するまでもない反則行為を行なっている。
また、現在展開されている新シリーズでも、正義超人・悪魔超人・完璧超人の間で平和協定条約が結ばれ平和な世の中になったのだが、
その条約を破棄したい真・完璧超人により、[[仲間の正義超人達>カナディアンマン]]が次々と倒されていくという挑発行為をされる中で、
遂に(キン肉マンがキン肉星へ戻っているため)正義超人代表として条約に調印したテリー本人が真・完璧超人に手を出してしまい、
結果的に正義超人と真・完璧超人の間で全面戦争が発生してしまう。早い話が戦いの火蓋を自ら切ってしまったのである。
その結果、他のアイドル超人達がメディカルサスペンションで休養を取っておりすぐには出られないため、
実質テリー一人で複数の真・完璧超人と戦うことになってしまった。言い方は悪いが完全に自業自得である。
そして、一回戦の対マックス・ラジアル戦では頭に血が昇ったという理由で再び''ゴング前の奇襲攻撃''という反則を繰り出してしまい、
敵側のストロング・ザ・武道から''「卑怯な真似しか出来ないから奴らは下等超人なのだ」''と煽られてしまった。%%ごもっともです。%%

とはいえ、魔雲天に反則をした際の''「こいつらが今までやってきたことを思えば、これくらいの反則がなんだ!」''という台詞は
ミートを人質にとったり他のアイドル超人を卑怯な手で抹殺してきた悪魔超人相手には非常に説得力があるし、
真・完璧超人との一件も、テリーは[[仲間達が次々と襲われていく中で敢えて黙って見ていられるような男では無い>獅子座のアイオリア]]のである。
そもそも友好条約に乗っ取って手を出さずに我慢していたテリーマンの目の前で挑発がてらに仲間の正義超人を叩き潰して行く行為も十二分に卑怯な真似である。

クールで冷静なキャラに見られがちだが、時には熱く勇敢に立ち向かっていく。それがテリーマンの魅力なのである。
てゆうか、反則のことを言い出したらアイドル超人の殆どは残虐・悪魔超人を経験してるわけだし、
主人公であるキン肉マンですらアメリカ遠征編においてシャネルマンという残虐超人を演じたこともあれば、
悪魔将軍戦で凶器を隠し持っていたり、(事前に発覚したため未使用)
II世の『究極の超人タッグ編』において''観客の見ていないところでは悪魔超人に確実に勝利するために''
''堂々と反則技を用いていた''という衝撃的な事実が明らかになったこともあった。
この事実はテリーも否定していないため、実質テリーもどこかで反則技を用いていたということになる。
%%正義超人の定義ってなんだったっけ……?%%

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
超人同士の戦いでは[[悪魔将軍]]でさえリング内でレフェリーの裁定に従って勝負してくれるのに対して、
怪獣は大きさが違いすぎ・意思疎通が困難・周囲の一般人も容赦なく襲うという相手なので
キン肉マンやテリーマンなど超人たちも巨大化・光線技・銃器などを解禁している。
このあたりが禁止になるのはあくまでも[[リング内で超人同士のプロレスを行うという試合形式>大会ルール]]の場合である。

超人同士の戦いで光線技を持ちだしたのは王位争奪編のプリズマンのみで、彼のカピラリア七光線は人間には無害なので
観客の人間が巻き添えになる心配はなく([[リング外にいた超人>キン肉マンゼブラ]]に当たって殺してしまった事はあったが)
戦車砲や機銃で武装した超人レオパルドンも試合中に銃器を使っていない。%%その前に一瞬で殺された%%
問題は[[巨大化して観客ごと会場揺さぶった奴>カナディアンマン]]がいる事だが……。

え?劇場アニメオリジナルの敵は、サタンキングのサタンサンダーやビッグ・シンジョウのビッグ・シン・オーラのように
結構光線技を必殺技として使ってた?そこまでは知らん。
というかこいつらは一般人を人質にとったり、大量の部下を差し向けてきたり、リング外で平然と戦うぐらいの極悪超人だし。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
しかしこのブチブチと切れた紐、実は重要な意味を持っている。
からくも魔雲天を撃破したテリーマンだったが、断崖絶壁デスマッチにおいてリングへの衝撃が激しい大技を連発したため、
リングを支えるワイヤーロープが切れ、更に魔雲天に「死ぬ時は一緒」とブーツを掴まれ、リングごと谷底に落下してしまう。
誰もがもうダメだと思った中、ボロボロになりながらも脱げたブーツを片手にテリーマンは生還した。
状況から考えると魔雲天にブーツを掴まれたものの、紐が切れていたためブーツは脱げやすくなっており、
間一髪のところで脱出することができた、ということであろう。
これは状況からの推測でしかないし、そもそも仲間の死とブーツの紐が切れることの因果関係もはっきりしない。
それでも仲間達の犠牲は決して無駄ではなく、彼らの戦いがテリーマンの命を救ってくれたのだと信じたいものである。

&aname(*5,option=nolink){&color(red){*5}}
一応フォローしておくと、二回戦の開始時にはキン肉マン、ロビンマスクもみなミートを背負う事すら難儀するほどに傷ついており、
その中でテリーマンはあえて二人を休養させるために前に出たのだ。
彼やミート、そして途中参加のウォーズマンやラーメンマンが戦ってくれていたおかげで、
ゼブラとの戦いまでにはキン肉マン、ロビンマスクは完全回復してベストコンディションでリングに上がれたのである。

&aname(*6,option=nolink){&color(red){*6}}
テリーマンの説明ではないので簡単なものにとどめるが、&bold(){神器のダンベルをすべて揃えて祭壇にそなえると完璧超人始祖10人がみんな消滅する。}
かなりえげつないシステムであるが、目的としてはシルバーマンの言のように「始祖たちがもう役目を果たし切った時のための退場方法」として用意されたものである。%%が…?%%

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:田中秀幸|,超人,プロレス,アメリカ人,半裸,義足,ヒーロー