Hi-νガンダム

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Hi-νガンダム - (2014/09/24 (水) 15:38:29) のソース

&lightbox(rx-93nu2.jpg,link=image,title=2007年頃のプラモデル化でデザインがリファインされました,percent=50)
 
&font(20,b,i,#778899){『確信が持てるまでは、なんでもやる!&br()&space(26)それが、戦争で宇宙を汚した我々の仕事だっ!』}
 
富野由悠季氏の小説『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン>機動戦士ガンダム]]』&link_anchor(*1){*1}に登場した、
主人公&b(){アムロ・レイ}の駆るニュータイプ専用モビルスーツ。
当初は[[νガンダム]]の小説版独自デザインという位置の機体だったが、後にνガンダムの発展型という設定に変更された。
最大の違いは背中に装備されたファンネルが[[翼>ウイングガンダム]]のように一対になっていること。
こちらのフィン・ファンネルは基本エネルギーが切れると戦場では使い捨てるしかないνガンダムのものと違い、
ポッドに再収納して充電し再度使用することが出来る。

当初は[[見た目が違うだけ>ウイングガンダムゼロ]][[の同一機>ウイングガンダムゼロカスタム]]だったが、MSV展開やスパロボやGジェネ等の外部出演などを経て
「充分な開発期間を経て完成されたνガンダムの完成形」と位置づけられていった。

#region(外部出演)
ゲームでは1999年に『GジェネレーションZERO』並びに『リアルロボット戦線』で初登場を果たしている。
小説が発行されたのが1988年なので、実に11年越しの発掘となった。ちなみに、この2作品は同日発売である。

#region(リアルロボット戦線)
初期のスパロボや[[魔装機神シリーズ>グランゾン]]でお馴染みウィンキーソフトが手がけた『リアルロボット戦線』だが、
このゲーム、簡単に言うと''「ドキッ!富野作品だけのスーパーロボット大戦」''である。&s(){本当は[[富野関係ないの>ガンダム試作2号機]]もいるけど}
そんな中に本家スパロボにも先駆けて登場したHi-νだが、本来のパイロットたるアムロは[[一年戦争時の姿>ガンダム]]だったりする。
(というのもこのゲームで登場する版権作品のキャラは「地球とは異なる惑星にコピーされた存在」であって、
 最初のシナリオでいきなり一年戦争時のホワイトベース隊の面々やシャアが一緒にコピーされて来ているため。
 このおかげで''ヘタレたアムロがカミーユに修正される''という本家スパロボでもお目にかかれない場面が存在したりする)
という訳で、原作通りの姿のアムロが乗るのはスパロボまでお預けとなっている。

性能の方は申し分なく、アムロを乗せても十分強いが、
カミーユを乗せて1ターン与えるダメージが3倍になるが自分が受けるダメージも倍化される精神コマンド「捨て身」を使い、
敵陣に突っ込ませると次のターンにはあっさり壊滅状態にできたりする。被ダメージ倍加は回避すれば問題ないしね。
#endregion

#region(スーパーロボット大戦シリーズ)
スパロボでは主にαシリーズにおける隠し機体として登場。『[[α外伝>スレードゲルミル]]』にて初登場を果たした。&link_anchor(*2){*2}
GBA媒体の『D』では今のところ唯一αシリーズ以外で参戦しており、また唯一無条件で手に入るスパロボでもある。
更に本作では特殊な事情があったため、『CCA』の時間軸にも関わらず[[サザビー]]どころか
スパロボシリーズを通して唯一ナイチンゲールまでもが使用可能。
また戦闘デモではフィン・ファンネル使用時、アムロかシャアだとララァが、[[カミーユ>Ζガンダム]]なら[[フォウ>サイコガンダムMk-III]]が、
[[ジュドー>ΖΖガンダム]]なら[[プル&プルツー>クィン・マンサ]]が現れるという専用演出になる。

余談だが第2次αでの入手条件は「5thルナ戦でアムロが乗ったリ・ガズィ(MS形態)でサザビーと戦闘する」という 
原作『逆襲のシャア』の内容を再現することだったりする。 
え?そんだけかよって?&b(){ゲームではこの時点で既にνガンダムがあるので普通リ・ガズィには乗せません。} 
そもそも、それでなくても[[F91>ガンダムF91]]や量産型νガンダムが余ってるのでリ・ガズィに乗せない。PVで伏線は張られてたけど。
隠し機体だけあって基本性能の高さは勿論、当然のように全体攻撃MAP兵器持ち、武器演出も凝っており
専用BGMありという優遇っぷり。強いて欠点を挙げるとすれば燃費だが、
逆に言えばそれをパイロット技能なり強化パーツなりで補ってしまえば誰にも止められなくなる。

|>|戦闘デモ|
|『α外伝』版&nicovideo(sm4235092){280,185}|『第3次α』版&nicovideo(sm4461727){280,185}|
#endregion

#region(ガンダムVS.シリーズ)
家庭用『EXTREME VS』の初回購入特典として初登場。
後に無料DLCとしても配信されたほか、アーケード版にもアップデートで参戦している。
コストはνと同じ3000。パイロットはアムロ・レイで、小説版が元のためνとは一部セリフが異なる。
素のνガンダムと比べると格闘が全般的に強化されている他、劇中で披露した「サイコフレームの共振」がパンプアップ武装として搭載。 
「共振」中は専用格闘が解禁され、ファンネルが1基につき2発弾を撃つようになり、攻撃を受けた時にファンネルがオートで反撃してくれるようになる。 
ほか、バズーカの強化やファンネルを自機周囲に待機させられるようになったなど、武装面では全体的にニューの上位互換的な性能になっている。 
しかし生存能力の要であったバリアを失い、機動力も全体的にニューより劣っている。 
要の「共振」も制限時間が過ぎると&b(){強制的にファンネルの残弾がゼロになる}などデメリットのある武器となっており、 
νの完全上位互換とは一概には言えない性能に落ち着いている。対戦ゲームなので完全上位互換では困るのだが。 
覚醒技は劇中で使用したハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー。照射ビームを撃つ。発生が早く覚醒技の中でも使いやすいほう。
この時に限り耐久力無制限のファンネルバリアが展開される。 

『FULLBOOST』ではBR最大出力が追加されたが、覚醒システムの調整で覚醒がたまりにくくなったせいで『共振』が使いづらくなっており、 
低評価と言うほどではないものの、その評価はνより低い位置で安定している。 
とはいえパイロット性能でなんとかなるレベルの差には収まっており、 
アプデで共振のデメリットがほぼ消えた(共振が終了すると、その時点で持っているファンネルの弾数が通常時に引き継がれるようになった)こともあって、 
完全な下位互換・上位互換の関係にあるわけではない。 

『マキシブースト』でもいくつか変更点はあったが、基本的な扱いは変わっていない。 
ただ、4月のアップデートで追加されたガンダムサバーニャが「普通のBR+高弾速CS+ゲロビ+オールレンジ攻撃(ビット)持ち」という 
&b(){ν・Hi-νを食いかねない中距離特化型オールレンジ持ち射撃機}だったため一時はかなりその立場が危うくなったものの、 
サバーニャの弱体化と5月のアップデートでのν・Hi-νの強化によって差別化がなされた。  
Hi-νはキャンセルルートの追加や「共振」時の性能上昇という上方修正がなされた。 
#endregion

#region(ガンダムトライエイジ)
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では「ビルドMS 5弾」から参戦。
「逆襲のシャア」がメインとなった中での電撃参戦となった。
パーフェクトレアの一枚として登場。また、隠しボスの一機としても登場している。
アタックが高い攻撃特化型ではあるものの他の能力も平均以上と隙がない上に宇宙適性が最高ランクの★に強化されている。
さすがνガンダムのお兄さんといったところか。
アビリティはもちろん「ファンネル」。
通常攻撃時かつ単機ロックオン時という制限はあるものの発動さえすれば問答無用で先手扱いになり、追加入力に成功すれば防御不可ダメージを叩き込む。 
必殺技は「ビヨンド・ザ・タイム[EX]」。 
フィン・ファンネルのバリアを張りながら突撃し、敵にビーム・ライフルとファンネルの収束一斉射を浴びせる。 
派手な演出で、ビヨンド・ザ・タイムとは大きく演出が異なる。 

専用機パイロットはもちろんアムロ(CCA、ファーストの両方)。 
詳細は弟参照。
#endregion
#endregion

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**MUGENにおけるHi-νガンダム
ぱふん氏による『[[第3次スーパーロボット大戦α>ディス・アストラナガン]]』のグラフィックを使用したものが公開されている。MUGEN1.0専用。
ファンネルを使用した攻撃は独自のゲージを消費することで使用可能。
本体へ帰還してから5秒後に再度使用可能になる。ただし食らい判定が有り、攻撃を受けて破壊された場合は20秒かかる。
少しの隙と引き換えに一気にチャージすることも可能。
超必殺技の一つは[[デッドリーレイブ]]形式の追加入力技で、シングル戦やタッグ戦等で使用可能なフィニッシュが変わる。
6ゲージ使用で[[初代>ガンダム]]や『第2次Z』におけるνガンダムのラストシューティングを再現したフィニッシュもあり、非常にかっこいい。

&nicovideo(sm24506024)

***出演大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[Hi-νガンダム],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[Hi-νガンダム],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[Hi-νガンダム],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
この小説は劇場版の初期稿を基にしているため、劇場版とは食い違う部分が多々見受けられる。
その最たる例が、&b(){アムロがすでに結婚して子持ちになっている}ことであろう。
ちなみに、その設定がボツになった原因は内部審査で
&b(){「アニメ映画の主人公が妻子持ちってどうよ?」(意訳)}とツッコまれたからなんだとか。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
ちなみに『α外伝』発売当時、スパロボ%%廃人%%ファンである声優の緑川光氏はこの機体が大好きで、
ゲーム製作の際に「Hi-νガンダムを出してください」と製作スタッフに直訴し、 
納期が迫っていたスタッフを酷使して無理矢理隠し機体として捻じ込んだという噂があった。 
あくまで噂のレベルに留まっており、本人も「一声優にそんな権限無いから!」と否定はしているものの、 
「緑川なら言ってもおかしくない」としばしば彼のファンには囁かれている。 
実際、緑川氏のファンっぷりは開発スタッフのモチベーションの上昇を促しており、 
「普段だったらこんなに上手くいかない」ぐらいのスピードで仕事が進行したり、 
戦闘アニメのクオリティがあがったりすることはあったとのことである。

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//|CV:古谷徹|,ロボット,主人公,ガンダム,軍人