ウルトラマンレオ

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ウルトラマンレオ - (2015/03/27 (金) 10:31:13) のソース

#image(bf727adeb1b09cdd73d66cd99c1b3463.jpg,title=誰かが立たねばならぬ時、誰かが行かねばならぬ時)

円谷プロによる1974年放送の特撮番組『ウルトラマンレオ』の主役ヒーロー。
本作は『[[帰ってきたウルトラマン>ウルトラマンジャック]]』に始まった第2期ウルトラシリーズの最終作である。
#region(レオのプロフィール)
身長:52メートル
体重:4万8千トン
年齢:1万歳(放映当時は2万歳)
飛行速度:マッハ7
走行速度:時速800キロメートル
水中速度:150ノット
ジャンプ力:少なくとも1000メートル
腕力:20万トンタンカーを持ち上げる
視力:100キロメートル先のマッチ棒も見える。
#endregion

[[ゾフィー]]~[[タロウ>ウルトラマンタロウ]]までの「ウルトラ兄弟」とは違い、出身地はM78星雲光の国ではなく獅子座L77星。
それ故か光の国出身者とは異なる点が多く、変身後の活動時間は3分より短い2分40秒である。


前作のタロウとは打って変わってハードな作風であり、
レオ自身もウルトラシリーズの主役の中でもこれでもかというほどに理不尽な出来事に遭遇している。

故郷であるL77星をマグマ星人によって滅ぼされたレオは地球へと逃げ延び、地球人「おおとりゲン」として暮らしていた。
ところが今度は地球に狙いを定めたマグマ星人は、二匹の怪獣レッドギラスとブラックギラスとともに襲来、
タロウに代わり防衛チームMACの隊長として地球防衛の任に就いていた[[ウルトラセブン]]に重症を負わせる。
セブンを救うため変身したレオは、変身能力を失ったセブン=モロボシ・ダンから地球を託されることになるのだった。

しかし、レオを待っていたのは決して楽な道のりではなかった。
未熟なレオは通り魔のような宇宙人や厄介な力を持つ怪獣に対抗するために毎回のように激しく厳しい特訓を課せられ
&bold(){(第6話のカーリー星人に対する特訓では、先を尖らせた丸太を避ける特訓やジープで追いかけ回すというヘタしたら死ぬだろうというものも…)}
MACの隊員たちともいまいちソリが合わない(アットホームな雰囲気だった前作のZATとは対照的。中盤で多少マシになったが)。
更には、ババルウ星人の策略で一時的にとはいえウルトラ兄弟とも敵対し、
それが解決したかと思えば[[シルバーブルーメ]]の襲撃により、支えとなっていた多くの仲間を失う。
執拗に自分と地球を狙う円盤生物により、自らが命を落とすことさえあった。

しかし、それでもレオは戦い続けた。そして、自分にとっての「本当の故郷」となった地球を守りぬいたのだ。

&font(20,red,b,i){「やっと今、この地球が僕の故郷になったんです。}
&font(20,red,b,i){ だから、青い空と青い海のある故郷をこの目で見て、この手で確かめてみたいんです」}

左手にはめた獅子の頭をかたどった指輪・レオリングを光らせ変身する。
主題歌では「獅子の瞳が輝いて…」と歌われているが、これは指輪本体が「レオリング」、指輪に嵌まった赤い宝石が「獅子の瞳」という名前であるらしい。

戦闘スタイルとしては、光線技よりも宇宙拳法による肉弾戦を得意としている。
中でも1000メートルの大ジャンプから足を赤熱化させ放つ飛び蹴り「&bold(){レオキック}」は[[とどめによく使用された>仮面ライダー1号]]ということもあって、
彼を象徴する技として知名度・人気が高い。
後年の作品では足自体が燃え上がる描写になっている。
格闘ゲームにおいては[[レオナ・ハイデルン]]のふっ飛ばし攻撃でパロディがなされていたりする。

また宇宙人や怪獣への対抗策として特訓により新たな技を編み出すのも初期のレオの特徴であり、キック技の応用の他、
身体自体をブーメランとして突っ込む「ボディブーメラン」など、1回のみの使用ながら印象的な技が多い。

かといって従来のような光線技が弱いのかというとそうでもなく、
特に円盤生物編に入ってからは、とどめとして光線技を多様するようになった。
特に固定の必殺光線はないが、赤いエネルギーを投げつける「エネルギー光球」や
腕を前に伸ばして撃つ「シューティングビーム」が比較的多く使われている。
生命を蘇らせる「リライブ光線」のようなチート技も使える。

1度だけだが、念力で工場の煙突を変化させたレオヌンチャクなんて格闘路線らしい獲物を使ったこともある。
後半には新装備ウルトラマントをウルトラマンキングから授けられた。
普段は左腕にアームブレスレットとして装着し、展開してから傘のような防御アイテム・レオブレラや
鏡の扉・ウルトラマントミラーなどに変化させられたり、そのままでも鎮火に使える便利アイテムである。
本来のマントとして纏う場面は長らくなかったが、『ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』においてようやく実現した。

また、作中中盤からは双子の弟・&bold(){アストラ}が登場。
初登場は第22話で、兄弟怪獣ガロン・リットルの前に危機に陥ったレオを助けるため現れた。
#region(アストラのプロフィールと詳細)
#image(3faf9c3645c1fe1e.jpg,title=兄よりシンプルな頭部)

身長:50メートル
体重:4万9千トン(旧設定では4万6千トン)
年齢:1万歳(旧設定では2万歳)
飛行速度:マッハ10(旧設定ではマッハ20)
走行速度:時速900キロ(旧設定では700キロ)
水中速度:140ノット
ジャンプ力:400メートル
視力:海中でも10キロ先が見える。
腕力:キングにもらったアームリングの力により、レオを上回る。

故郷が壊滅した際に死んだと思われていたが、瀕死の重症を負い、マグマ星人に囚われ捕虜となっていていた。
そこを伝説の超人・ウルトラマンキングに救出されたようである。
左足には捕らわれていたことを示す鎖「マグマチックチェーン」がついている。
どうやらあまりにも強固でキングを持ってしても外せなかったらしく、未だに残ったまま。
ガロン・リットル戦以降も時々兄のピンチに助太刀に現れているのだが、放浪癖があるのかレオとの再会後も地球には留まっておらず、人間の姿で活動している描写もない。
普段どこで何をしているのかはレオさえも知らず、ナレーターでも「どこへ行くのか誰も知らない」と語られるなど徹底して伏せられている。

そのことを利用されてババルウ星人に捕わられ、なりすまされてしまったことも。
レオはたとえアストラが大罪を犯し地球とウルトラの星が危機に陥り、そのアストラは問い質しても何も答えず(まあ偽者だからなのだが)、
その上ウルトラ兄弟全員を敵に回すという絶望的な状態に陥っても、
それでもなお命に替えてもアストラを守るというほどにこのたったひとりの弟を愛している。
レオと協力し「ウルトラダブルフラッシャー」という強力な合体光線や
破壊された物を一瞬で直す「ウルトラダブルスパーク」が使える。

基本的にサポート役の印象が強いが、負傷していたとはいえレオが苦戦した円盤生物を単身で倒してもいるため
アストラ単体でもかなりの実力を持っていることが伺える。

ちなみにアストラといえば&bold(){台詞が「レオ兄さん!」ほぼ一辺倒なのも有名。}
後年、エイプリルフールでもネタにされていた(ちなみにババルウ星人がなりすました=アカウントを乗っ取ったニセアストラだったというオチ)。
映像作品でこれ以外に喋ったまともな台詞といえば映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』での「大丈夫か?メビウス!」くらいである。
#endregion

円盤生物の元締めであるブラックスターを壊滅させた後は地球上で旅に出ていたが、
後に諸事情で地球に留まる事になったダン達と入れ替わる形でタロウと共に地球を離れ、アストラ共々宇宙警備隊として活動していた。

その後、平成の『ウルトラマンメビウス』に客演。
冒頭で敵の宇宙人に敗れたメビウス(とCREW GUYS)に対し、かつてダンが自分にそうしたようにその不甲斐なさに厳しく叱咤して成長を促す。
そして再び戦いに望むメビウスを人間体で見守っていたが、打開されて劣勢になった敵がGUYSを人質に取ったのを目の当たりにするとレオに変身。
GUYSを救出したあと、メビウスとの共闘で敵を打ち倒した。


&font(20,red,b,i){「お前になら…いや、お前達になら託せそうだ。俺の故郷を」}

そして映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、
自分の師であるセブンの息子・ゼロの師となり彼を鍛えるという美味しいポジションに。
OV『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』でもゼロの危機に駆けつけ、合体技を披露するという活躍を見せた。
映画『ウルトラマンサーガ』のカットシーンでは怪獣兵器となった[[タイラント]]を撃破している。
この活躍は本編で観ることこそ叶わなかったが、『ウルトラマン列伝』第39回にて一部が放送された。
フルバージョンは後にディレクターズカット版と『新ウルトラマン列伝』の分割放送でようやく日の目を見ることになる。

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**MUGENにおけるウルトラマンレオ
bakisimu氏による手描きドットのレオが2014年12月6日に公開。最新版は2015年2月8日のβ版。
基本的な仕様は同氏の[[エース>ウルトラマンエース]]同様で、スピリッツシステムも存在。
映像作品のほか、ゲーム『Fighting Evolution』シリーズをもとにしたモーションの技もある。
特にゲージ技のレオキックを発動すると原作映像がカットとして挿入され、見応えは抜群。しかしレオキック発動中は無敵ではないため飛び道具や当身技を喰らうと、原作映像のカット終了後にダメージを受けて潰される悲しい状況が起こるため慎重に狙う必要がある。

更新にてレオヌンチャクや超必殺技のウルトラダブルフラッシャーが追加されている。

10段階に調節可能なデフォルトの[[AI]]が入っており、なかなかの強さを誇る。
今後の活躍に期待したい。
|&nicovideo(sm25063185)|&nicovideo(sm25265339)|


***出場大会
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//***出演ストーリー

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//主人公,ヒーロー,超人,宇宙人,ウルトラマン