プロフィール
日本古来より決して表舞台に立つことを許されなかった裏武術である“闇手”。
その一派である「天牙覇鳳流」の伝承者として翔は育てられた。
どの格闘技にも属さず、“形”の無い変幻自在の攻撃が覇鳳流の極意である。
(取扱説明書より)
ジャレコから発売されたSFC用対戦格闘ゲーム『
デッドダンス』の主人公。
B級格闘ゲームではやたらと多い「
翔」の名を持つ男の一人。
ただし、英語名は
「SYOH」なので、ショウではなく「
ショー」と呼ぶべきかもしれない。
「闇手」と呼ばれる裏武術の一派・天牙覇凰流拳法の
伝承者。
ちなみにプレイヤーキャラの一人・
ザジが同じ闇手の一派である地爪覇凰流の伝承者だが、使う技は全く同じである。
二人ともゲーム上での武器は「両拳(BOTH KNUCKLE)」。
最終戦争により荒廃した世界を恐怖と暴力で支配する格闘神
ジャドーを倒し、
世界に平和を取り戻すため、ただ一人で死の塔に挑む青年である。
他の主人公達と面識はあるが、目的は同じにも拘らず決して共闘はせず、倒して通過することになる。
翔との対戦時に表示されるサブタイトルは
「正義のために」。
主人公らしく必殺技だけ見れば
波動昇龍キャラだが、
昇龍拳に当たる対空技「龍撃刃」は「→タメ←+強パンチ」という前代未聞の
前タメコマンドだった……。
もっとも動作中はずっと無敵と結構高性能で、波動コマンドの飛び道具「青雷拳」を出しレバーをそのまま前にタメてやれば飛ばせて落とすのにもさほど難は無い。
ちなみにもう一つ「装光破」という
もっと昇龍拳っぽい技も持っているが、こっちは前に滑り込んでから出すのでどちらかと言うと突進技。
咲桜拳に近い。
「もう戻れない戦いが始まった。俺は必ずジャドーを倒す!」
「ここまで来たのだ。俺は負けない!」
MUGENにおける翔(デッドダンス)
The Aboriginal One氏による原作再現仕様のものと、
Duende Macabro氏による海外版を元にしたアレンジ仕様の「SyohEX」が存在。
前者は同氏のザジとほぼ同様なので、詳細は
そちらを参照。
後者は「EX」と付くだけに超必殺技の追加など、原作とは違ったものになっている。
ちなみにどちらのキャラも前タメコマンドは再現されておらず、使いやすいものに変更されている。
この他、専用ステージもJAM氏によって公開中。
「格闘神ジャドーの恐怖の伝説は終わった
あとすこしで闇も、きえさることだろう」
「俺は、光がかんぜんに戻る時まで闘いつづける」
時は、ながれて…
「お前たち…まだやるつもりか!」
「うるせー!ぶっ殺してやる!!」
「正義のために土となれ!」
おのれの拳で、地上の闇をうちくだき
光が戻ってくるまで…
出場大会
*1
冒頭の台詞は「たとえ自身は朽ち果てようとも、明日のため、他者のために戦おう。そして栄光を掴むのではなく名も無き礎となろう」という、
含蓄に富み、決意に溢れた言葉……に見えるが、実は自分自身や仲間に向けて鼓舞するために言った台詞ではなく、
死の塔の門番やジャドー、そしてジャドーを倒した後にエンディングで
雑魚の大軍に向かって言った台詞。
要するに
「死ね」と言っている。
せっかくかっこいい決め台詞なのに……。まあ、元ネタの
「お前はもう死んでいる」(過去形)よりはまだ少しはマシであろう。
最終更新:2024年06月22日 00:04