土方十四郎


「腕一本もげようが、足一本とられようが
 首つながってる限り戦わなきゃならねーのが真剣勝負ってもんだ」

漫画『銀魂』の登場人物。
アニメの担当声優は 中井和哉 氏。実写映画では柳楽優弥氏が演じている。

江戸の治安を守る特殊警察「真選組」副長(ナンバー2)。
クールで二枚目な青年で、仕事もできて統率力もあり、
問題児の上司と部下に挟まれているためフォロー上手で、
不器用ながらも周囲に気を配ったり世話を焼いたりと、面倒見のよい人物である。

このように、作中キャラの中では比較的常識派兼ツッコミ寄りの土方だが、
極度のマヨラーで食事には元の食べ物が見えなくなるまでマヨネーズをかけて食う悪癖がある。
アニメオリジナルエピソードではマヨネーズ工場行きのチケットを手に入れるべく、
大量購入したマヨネーズを隊士達にも片っ端から食わせるという暴挙に出た。
また、重度のヘビースモーカーであり、江戸中に禁煙令出された時は職務放棄してハメック星へ吸いに行こうとした程。

こんな残念な部分も相応に持つ男であるが、実情を知らない女性からは人気が高いようで、
劇中で近藤から真選組一のモテ男とも評されているが、当人はあまり女性に関心を示さない。
唯一、沖田総悟の姉であるミツバと相思相愛だった過去はあるものの、血の中で生きる自分が彼女を幸せにすることは出来ないと考え、
彼女に想いを告げられた際は自分なんぞに未練を抱くことなく真っ当な男性と結ばれて欲しい意図で、
決して自分の本心を明かす事は無くミツバの気持ちにも応じることなくあえて冷たく突き放している。
とはいえ土方も本気で惚れ込んでいたようで、本編でミツバ以外にの女性に靡くことは無かった。

坂田銀時とは犬猿の仲であるが、歯医者や幽霊が大の苦手なことや、
常人とはかけ離れた味覚を持つなど、非常に似た者同士である。

剣の腕は沖田総悟や銀時には劣るが、金属製のシャッターを切断したり、
ヘリコプターに飛び乗ってローターを叩き斬るなど、常人よりは遥かに強い。
また、「真選組の頭脳」と呼ばれる程に勘が鋭く頭も切れ、
敵が数で勝り窮地な状況下でも不意打ちのジャスタウェイ爆弾による攪乱で打開したり、
格上の相手でもチノ=リ地の利を駆使する等して拮抗した戦いに持ち込めるほどで、
実際に劇中でも作者が剣技は土方より上と認めている沖田相手に完勝したことがある。

読者からの人気は高く、人気投票は第一回・第二回3位、第三回・第四回・第五回2位、
10周年企画「第1回表紙登場権争奪『銀魂』オールキャラ総選挙」では見事1位に輝いている
(銀時とジャンプの表紙を飾るキャラを選ぶ投票なので普段1位の銀時は不参加)。
ロロノア・ゾロ伊達政宗と共に担当声優の中井氏を代表するキャラとして知られることもあり、
原作内で彼らのパロディを堂々とやったことがある原作が原作だししょうがない

なお、実写版で土方を演じた柳楽氏はフリチンが隣にいるせいで演技に集中できずNGを連発して演じるのに大変苦労したらしい
(氏は14才でカンヌ国際映画祭の男優賞を受賞するほどの演技力の持ち主なのだが)。


MUGENにおける土方十四郎

Mikel8888氏による、『JUS』風ドットで製作されたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
ちびキャラながらリーチは悪くなく、機動力も優秀で使いやすい。
ツッコミ風にドロップキックしたり、ジャスタウェイをばらまくユニークな技もある。
超必殺技ではマヨネーズ砲をぶっ放す。
AIもデフォルトで搭載されている。

余談だが同製作者の大猿と戦わせると近藤と勘違いする特殊イントロがある。

出場大会



最終更新:2025年03月18日 23:52
添付ファイル