「この俺と闘うのだ
死ぬ気で来い!」
プロフィール
“闇手”の一派である「地爪覇鳳流」の伝承者である。
異国人であるというハンデをその天才的な武術センスで克服し、伝承者の地位に上り詰めた。
翔とは大戦以前に一度真剣勝負をしているが、双方の危険を察した立ち会い人が試合を中断させた為、決着はついていない。
(取扱説明書より)
スーパーファミコンで発売されたジャレコの対戦格闘ゲーム『
デッドダンス』のキャラクター。
ザジィではない。
"闇手"の一派である「地爪覇鳳流」の
伝承者。
主人公の
翔と全く同じ性能を持つ2Pキャラで、同キャラ対戦用に存在する
ケンポジションのキャラ。
この手の2P用キャラというのは
美形会議なんてネタが作られるくらいに
美形で金持ちで…というのがお約束になっているものだが、
そんな既成概念を根底から打ち破る
黒人ハゲ。アメリカ刑事ドラマの相棒キャラですか。
性格も己の力と野望に暴走する男と言った感じで
「力こそ正義」と言って憚らず、対戦時に表示されるサブタイトルも
「地上最強伝説」。
味方からも敵からも「お前の拳には殺気しか見えないぞ」
「お前の拳は我らと同じ殺気の拳だ。殺気の拳では格闘神様に勝つことなど絶対にできん」と指摘される。
そして戦いの果てに格闘神
ジャドーを倒すと、彼に成り代わって世界の支配に乗り出す。
翔はまず真っ先にこのハゲを土にすべきだった
馬にまたがりマントを羽織った姿は正に
拳王そのものなのだが、
いかんせん黒人ハゲという容姿が元ネタとの威厳の差を醸し出してしまう。
せめて兜を被れ。
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貧弱な黒王号 |
部下達が掲げている「Z」の旗のために拳王軍じゃなくてジード団に見えるというのがまた格を下げてしまっている。
ザジの軍だから頭文字のZになるのは分かるのだが……。
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原作での性能
翔と全く同じ、と言う事で、かの
コマンドだけ有名な
6タメ4+Pコマンドの対空技「竜撃刃」、
ごく普通に236+Pで放つごく普通の
飛び道具「青雷拳」、
43+Pというこれも変わったコマンドで前に滑りながら
昇龍拳を繰り出す
咲桜拳の元祖「装光破」を持つ。
足で相手の顎を捕らえて踏み付けつつ落下する空中投げ「獄爪撃蹴」が中々かっこいい。
MUGENにおけるザジ
The Aboriginal One氏による、原作の
ドットを用いて作られたものが存在。
技は原作のものを再現しており、
超必殺技などは無い。
なお、元はSFCのゲームなのでサイズは小さめ。
流石に
前溜めコマンドは採用されておらず、竜撃刃のコマンドは236+Pに変更されている。
原作で236+Pだった青雷拳は66+Kに、装光破は214+弱P(弱K)にコマンドが変更されており、
全部出し方が変わっているというややこしい事になってしまった。
特に「66+Kで普通の飛び道具を撃つ」というのが慣れなくて操作に困りがち。
竜撃刃を強で出すと原作でのパワーアップ状態になるので
攻撃判定が非常に広くなる……が、
何故か
喰らい判定も攻撃判定と同じ広さになり、無敵は無いので
対空技を出してるはずなのに訳の分からん位置で潰されるという事になる場合も
(上のアッパーで闘気を放っているGIF画像全体に攻撃判定&喰らい判定があると思えばいい。
長い武器の先まで喰らい判定があるキャラとか、召喚した精霊にまで喰らい判定があるキャラのような感じ)。
一方で喰らい判定を付け忘れているらしい箇所がいくつか存在し、
特に
青雷拳(一般的に言えばただの波動拳)が動作丸ごと無敵と言うのはいくらなんでもおかしい。
ボイスの設定もおかしいようで、「せいらい/けん」「りゅうげき/じん」「そうこう/は」の台詞のそれぞれ後半部分が発音されず、
「せいらい」「りゅうげき」「そうこう」だけになっている。
他にも投げの動作がどうも変だったりと、残念ながらキャラとしての完成度は高くない。
AIは搭載されていない。
「俺は勝ったのだ…」
「格闘神を倒したいま 俺に敵はいない!ハハハハ…」
「新たな時代は俺が起こす!」
「俺が伝説だ!」
新たな伝説が、いまはじまろうとしている
ザジのつくる伝説とは光なのか、それとも…
出場大会
最終更新:2024年10月30日 20:24