帆風潤子


鎌池和馬氏のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』及びそのスピンオフ作品『とある科学の超電磁砲(レールガン)』の登場人物。
外伝作品『とある科学の超電磁砲外伝 アストラル・バディ』では実質的な主役を務める。
担当声優は 津田美波 女史。
『とあるIF』ボイス

レベル4の超能力者にして常盤台中学の3年生。食蜂操祈の派閥の一員であり、グループのナンバー2として実質的な運営者役を担う。
紫髪に縦ロールという如何にもお嬢様然とした髪型が特徴。
実はこの髪型は元々は三つ編みだったものを美容師に勝手に変えられた物であり、
食蜂に「愉快力の高いヘアスタイル」と煽られ褒められて以降、そのままにしている模様。
バストサイズは食蜂を上回っており、非常な巨乳の持ち主。

その見た目に違わず性格もお淑やかで上品な物腰をしており、(下記の食蜂への入れ込みとゲコ太愛を除けば)極めて常識人的な感性をしている。
派閥での立ち位置もあって後輩からは「お姉様」と呼ばれて慕われている。どこぞの変態とは色々大違いである
そんな彼女ではあるが食蜂には心酔し切っており、年下の彼女を「女王様」と呼んで憚らず、密かにメイドとして一生使えるという願望を持っている。
一方で彼女の為を思って意見を呈する事を辞さないなど、強い意志を持っており、何だかんだで食蜂からの信頼は厚い。
ただし作中ではその忠誠心が空回りして食蜂に嫌がらせ(と思いやり)から心理操作でエクレアを早食いさせられて体重を増やされたり
(なお、記憶改鋳により帆風本人には原因が分からない)、
食蜂と美琴との争いに振り回されたりと「苦労人」としての役回りを演じさせられる事が多い。

ヒロインの御坂美琴とはマスコットキャラクターのゲコ太が大好きという共通点を持ち、携帯は美琴と同じゲコ太(ピョン子)モチーフのものを使用している。
大覇星祭以降意気投合しており、ゲコ太トークで盛り上がったり、一緒に限定グッズを買い求める等良好な関係を築いている。
美琴には食蜂と仲良くなってもらいたいとして色々努力はしているが、現状全く上手く行っていない。

……こう書くと「ちょっと変わり者だが全体的にはおっとりした箱入り娘」といった印象を受けるが、戦闘面では一変してレベル4能力者の中でも屈指の武闘派。
能力の「天衣装着(ランペイジドレス)」は、体細胞中の電気信号を操り筋力・反射神経・スピード・五感などの身体能力を爆発的に向上させるというもの。
その出力は瞬間的にはレベル5に匹敵する代物であり、作中でも上位の実力者である削板軍覇と一時的にではあるが互角に殴り合える程の力を見せる。
また、運動音痴の主とは対照的に能力無しでも抜群の身体能力を誇る。
本人の気質的に戦いを好むタイプでは無いが、能力を最大限に活かす為の武術やヨガの鍛錬を積んでおり、確かな戦闘センスを持つ。

+ 過去について
上記の能力は学園都市暗部の研究機関・才人工房で能力開発を受ける事で身に付けたもの。
本来のレベル2相当から短期間で成長したものの、無茶な能力開発の影響で脳の血管が拡張し、恒常的な頭痛と能力暴走の危険に苦しむ毎日を送っていた。
食蜂とは同じ機関の出身であり、頭痛を和らげてもらっていた事もあるが、帆風の記憶には残っていない。

余談だが、今でこそ『超電磁砲』シリーズにて多くの見せ場が与えられている彼女だが、
初登場時は一介の名無しのモブ(通称「縦ロール」)に過ぎず、本名が判明するまでに6年の月日を要している。
メタ的には結構なシンデレラガールと言えよう。


MUGENにおける帆風潤子

DidiGetsRekt氏とGloves of Doom 氏の共同製作による、MUGEN1.1キャラが公開中。
スプライトは『MELTY BLOOD』のドットを改変したものを使用している。
原作のイメージ通り肉弾戦に特化した性能をしており、非常にアグレッシヴな動きを見せる。
「天衣装着」はバフ技として再現されており、発動すると機動力が上がり、ロマンキャンセルが扱えるようになる。
AIは搭載されていない。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2025年09月29日 20:16