『風雲黙示録』のスプライトを使用したハヤテ。
システムはですからー氏オリジナルで、原作の技は一通り入っているが、ライン関係のシステムは搭載されておらず、
操作も弱P・強(武器)・弱K・強Kの4ボタン方式になっている、というのはironjw氏のものと同様。
超必殺技も原作の「体力が減ったら使い放題」ではなく、一般的な「1ゲージ消費」になっている。
また ガーキャンや前転(しかし後転はない)を搭載しているので昔のキャラによくある「追い詰められると反撃できない」という心配も無用である。
ちなみに前転のモーションは原作で言うラインアタック(『KOFXI』で言う所の「飛鳥蹴り」)のモーションのため、
見た目に 全く前転感が無いが、しっかり無敵はあるので安心しよう。
2022年7月の更新より、MAXモードやクイックMAXなどが追加された「S-MIX」仕様となった。
このキャラの最大の特徴は、なんと言ってもイントロだろう。
あの、かの有名な『風雲黙示録』OPをイントロで再現してくれるばかりか、2ラウンド勝ったら 勝利ポーズでまたやってくれる。
さらに更新で BGMまで流れるようになったため破壊力は倍増した。
また登場シーンでは相手の状況を無視してあのOPデモを行うため、
同じように豪華なイントロを持つキャラクター(ですからー氏の マッスルボマー勢とか)と対戦させるとイントロが無茶苦茶カオスな状態になる。
マッスルボマー勢のように長い登場イントロを止めるコンフィグは無く、絶対にOPデモを目に通す事になる。
特にチーム戦では 全ラウンド漏れ無くデモを見せられるため、 否が応にも脳に叩き込まれること必定である。
さらに、あの雄叫びは、なんとオリジナル超必殺技「絶技!風雲天叫拳」として戦闘中にまで繰り出してくれる。
この時両者がアップになる演出が「SNK側の 真・昇龍拳」っぽくて、
そんないいポジションを風雲拳が担当するというのが実に微妙な気分にさせてくれる。
ただ、後述するが、飛天昇王脚が無敵対空技から性能が大きく変わっているため、
このキャラには無敵技による切り返しが超必殺技ぐらいしかなく、また無双乱舞の方も空中の相手にはヒットしないという弱点を持つため、
無敵対空として使えるこの技は戦力的にも ネタ的にも大いに頼りになってくれる存在である。
原作の超必殺技「奥義!無双乱舞」はなんと ガード不能の移動投げになっており、
出がかりに無敵がある上に、突進が速いため連続技にも使える。こちらも活躍の機会は多い。
ただ、前述の通り 空中の相手にはヒットしないため、密着でも 暗転見てからジャンプ余裕でしたな欠点を持つ(ただし、これはジャンプが遅いキャラを除く)。
また無双乱舞には「出してから当たるまでに疾風が走った距離」に応じて演出が変わる特性があり、
距離が短かった場合はSTB版の演出(〆の強烈斬の追加攻撃が2回)になり、
距離が長かった場合は黙示録版の演出(〆の強烈斬の追加攻撃が1回+乱舞の初撃が 足払い)になる。
ちなみにSTB演出になると威力が若干上昇する。
この『STB』版奥義!無双乱舞には乱舞の途中からハヤテが上昇していくが相手は地上にいるままになっているという演出上の不具合がある
(外見がおかしいだけで、技そのものはきちんと終わるので試合結果には影響しない)が、
これはstatedef2020の下記の部分を修正すれば直すことができる。
[State 3000, 掴んだ相手の位置]
type = TargetBind
;trigger1 = AnimElem = 1 ;←この行を消して
trigger1 = AnimElemTime(39) < 0 ;←こう変えれば直る
pos = ceil(50*const(size.xscale)),ceil(0*const(size.yscale))
postype = P1
time = -1
強烈斬は『STB』以降と同じく追加入力により追加攻撃が可能で、この追加入力にはディレイがかけられる。
また追加攻撃後には追撃が入るため、好きな技で追撃しよう。
飛天昇王脚の性能は原作から変わっていて、くるくる回っている時には無敵だが 攻撃判定は無く、
オーラを身に纏っていかにも無敵対空っぽい飛び膝蹴りの時は無敵ではない、という 原作よりさらに変態度が増した構成になっている。
相手によってはこの飛天昇王脚の長い無敵時間でことごとく技をすり抜けられてしまって一方的な試合になってしまう場合もあり、
また、無敵時間から攻撃判定発生までの間に無防備な時間が存在するため、突っ込んで行ったハヤテが敵と密着した状態で攻撃を喰らって,
その後コンボを喰らってやられるだけという事にもなりやすい。
相手がこの技に対処できるかどうかで勝率が大きく変わってくる、重要な技になっている。
決して「長すぎる無敵時間でなんでもかんでも潰してくる超性能の対空兼突進技」では無いのだが、
動画ではそのように感じられてしまう展開になってしまうかもしれない。
いかにも「対空飛び膝蹴りの部分までずっと無敵時間が続いているため、どうしようもない」ように見えがちなので誤解されやすい。
AIはデフォルトで搭載されており、風雲天叫拳の使用頻度が高いので毎度毎度 「うおおおぉぉぉぉぉーーっ!!!」の雄叫びがこだまする事になる。
あと 脱衣KOも搭載。無論 こいつが脱ぐ。
2018年5月28日には、キャノン娘氏が公開している すごい漢のAIパッチに対戦時・タッグ時の 特殊イントロが追加。
後述のアフロン氏製のハヤテにも対応しているが、『黙示録』OPを再現しているこのハヤテとのイントロは特に徹底しており、
二人で一緒に演舞を繰り広げた後に赤胴の男とすごい漢の雄叫びが 「うおおおぉぉぉぉぉぁぁぁーーっ!!!」とハーモニーを奏でて 物凄くうるさい。
ついでにすごい漢が デモシーンにまで出しゃばって来るため ハヤテ+不破+獅子王の三段重ねとなりむさ苦しい事この上ない。必見。
同氏製作の ダッチ・シェーファーにも同様のパッチが作られ、さらに仲間が加わった。
タッグマッチを使って、不破も含めて3人で試合を組めば全員で叫ぶので実にうるさい。
……問題はシェーファーの声量が圧倒的すぎて、ハヤテや不破ですら霞んでしまう事だろうか。
上の動画ではハヤテの左側に いかにも誰か入りそうな不自然なスペースがあったが、
ですからー氏が ナインハルト・ズィーガーを公開するや 待ってましたとばかりに3時間でパッチを公開。
ついに4人が揃って雄叫びを上げるようになってしまった。
ちなみに、うるささは「シェーファー>>>>>ハヤテ>>ズィーガー>不破」の順。
まさかのすごい漢最下位という結果になった。あとシェーファー凄すぎ。
|