鹿型のレプリロイドだが角のような部位は持たず、代わりに側頭部から炎を噴き出して角に見立てている。
異名は「ヒートナックルチャンピオン」。
元々は
シグマがイレギュラー化する前に第17精鋭部隊に所属していた元特A級ハンターで、かなりの負けず嫌いな性格。
同部隊の
スパーク・マンドリラーと双璧を成す拳闘家として知られる実力者であったが、
前作の事件時に盟友であったブーメル・クワンガー
*1らと共にシグマの元へ下り、事件解決後も倒される事なく行方不明となっていた。
「シグマの乱」と呼ばれる前作の事件から半年後、一度は減少したかに見えたイレギュラーは増加の一途を辿り、フレイム・スタッガーもまた活動を開始。
火山を噴火させて火山灰で地球に降り注ぐ太陽光線を遮断、
世界を氷河期に陥れる計画を進め、阻止しようとしたエックスと戦う事になる。
通常と異なる縦長のボス部屋での戦闘となり、炎を纏った突進や2連射の火炎弾を繰り出すほか、
部屋の構造を活かした三角跳びを使用。
漫画版では特A級しかできない伝説の技。腐っても元特A級ハンターであるということか
エックスが壁にいる場合、壁に沿って上昇しながら突進してくることも。
体力が減ると炎が青くなってパワーアップし、
飯綱落としに酷似した大技を使ってくる(ボスラッシュ時には最初から炎が青い)。
弱点は火には水、ということでバブリー・クラブロス撃破で入手するバブルスプラッシュ。
これを当てると必ず火炎弾で反撃を行うので上手くいくとパターンにハメられる。
倒すと入手する特殊武器の「ラッシングバーナー」はダメージ判定のある火柱を発生させるが、火力が低め。
しかも火柱が消えないと次弾を撃てないため扱いが難しい。
また水中では炎が出ず発火装置のみが発射され、威力もバスター並みになるという情けないことに。
しかしこの武器の真価はチャージ版にある。
炎を纏った無敵の突進攻撃になり、エアダッシュと組み合わせて飛距離を伸ばせるのだ。
水中でも炎は出ないが空中ダッシュは発動するので、アイテム探索範囲の拡大に一役買ってくれる。
時系列的には『X2』の事件の後とされる移植作品『
ロックマンXサイバーミッション』では、
マザーコンピューター内のデータ世界の再現体という設定で同作の8大ボスとして登場した。
本作にはクラブロスが登場しないため、弱点武器が「
ストームトルネード」に変更されている。
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漫画版におけるスレッガースタッガー |
「おめーのそーゆートコが…大・大・大っ嫌いなんだーっ!」
岩本佳浩氏によるボンボン版では8大ボスの二番手として登場。
本作では現代社会で言う パワハラの常習犯で、いじめの現場に居合わせたエックスに咎められ、一騎打ちの末に敗北。
見下していたエックスに敗れた事と逆恨みがイレギュラー化の動機となっている。 最近、いじめが深刻になっていますね
『X1』でシグマが倒された事で復讐の機会を逃すも、シグマの復活に伴って表舞台に出た。
ハンター時代ではボディの細部が異なっており、イレギュラー化してシグマに改修を受けたことが示唆されている。
一方的にエックスを痛めつけて更には視覚を奪う等、終始有利に立ち回っていたが、
聴覚を頼りに撃ったバスターを至近距離で受けてしまい発火装置が暴走。
恨みつらみの断末魔を上げながら自らの炎で燃え尽きた。
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MUGENにおけるフレイム・スタッガー
Ron_Berka氏よる手描き
ドットのキャラが公開中。
『X2』のキャラの中では
アジールに次いで2番目、同作の8大ボスでは最初に当wikiに項目が作られたキャラである。
徒手空拳による近接戦が得意な性能となっている他、壁蹴りによる機動力と優秀な突進技も強み。
固有システムとして下画面に「フレイムゲージ」が表示され、
4段階ごとに炎のエフェクトが変化すると共に炎技が解禁されるなど強化される仕様となっている。
AIは未搭載。
出場大会
最終更新:2025年07月15日 21:27