色歴史(共立英語:Historic color)とは、
ヒュプノクラシアのドゥルーズ時空において、歴史概念を構築する哲学的分析の一つである。
概要
ヒュプノクラシアはまどろみと魔法に溢れた世界であり、責任世界における時空のあり方とは異なり、主客の関係性として現れるものである。このため、時間は過去から未来、あるいは未来から過去へと流れていくものではない。
色歴史はこのような曖昧な時間概念を整理するための概念であり、それぞれの色歴史は牙王世界特有の歴史概念を表すものでありながら、それらは重なったり、斑点状に散りばめられていたりする。
それぞれの歴史には、固有の歴史概念に基づく魔法理念が存在し、それぞれの魔法理念は歴史概念が異なる理念に基づくため、相互に干渉しないという意味で、分けて考える意味合いを持っており、重なり合う理由にもなっている。
色歴史一覧
白歴史
白歴史とは、責任世界の歴史概念とほとんど同じ歴史概念である。歴史の内部にある主客の関係性は、非常に弱化されているが、そこにはゆらぎが存在する。このゆらぎの中に魔法が生まれる余地が存在し、このために多様な魔法概念が生まれだす場となっている。白歴史の魔法理念は白魔法と呼ばれ、最も抽象性が高いものである。
朱歴史
朱歴史とは、別名を「火の歴史」とも呼び、活性化したエネルギー体に基づく歴史概念である。このエネルギー体は、クリムゾン・エネルギー(Crimson Energy)と呼ばれ、その集積と拡散という意味で主体を、そしてその移動ベクトルという意味で客体を構成する。
活性化したエネルギー体は魔法の原点となり、この魔法理念を朱魔法と呼ぶ。
蒼歴史
蒼歴史とは、別名を「水の歴史」とも呼び、一定の波動に基づく歴史概念である。この波動は、アジュール・ウェーブ(Azure Wave)と呼ばれ、その波動の高さと幅という意味で主体を、そしてその到達範囲という意味で客体を構成する。
この波動は魔法の原点となり、この魔法理念を蒼魔法と呼ぶ。
灰歴史
灰歴史とは、別名を燼の歴史とも呼び、沈下する粒子による歴史概念である。この粒子は、グレイッシュ・シンダー(Greyish Cinder)と呼ばれ、その粒子の舞い上がりのエントロピーという意味で主体を、そしてその沈着範囲という意味で客体を構成する。
この粒子は魔法によって舞い上げられ、歴史の力学によって沈下していくエコシステムを構成している。
粒子に影響を与えることが出来る魔法を灰魔法と呼ぶ。
黒歴史
黒歴史とは、責任世界の歴史概念とほぼ反転した歴史概念である。歴史の内部にある主客の関係性は、歪みという形で極端に強化されている。この歪みは責任世界における魔法使用によって牙王世界に染み出すことによって魔法の原点となり、
黒魔法と呼ばれる魔法理念の元になっている。
しかしながら、この魔法を用いると歪みが責任世界に逆行的に滲み出すことで
事象災害の原因の一つとなっている。このため、黒魔法の行使は牙王世界においては牙王とその命を受けた妖精によって厳しく規制されている。
最終更新:2025年12月10日 18:46