概要
当記事では、セトルラームの軍事に関する記録を纏める。
基本戦略
人型機動兵器と非人型兵器群
セトルラームの軍事体系では、人型機動兵器と非人型兵器群が地上・海上・宇宙の各戦域において併存している。この構造は単なる兵器分類ではなく、環境特性と運用要件に即した機能分化の結果である。人型兵器は、非定型空間において接触・進入・作業を行うための最適形態として設計されており、都市内部や艦艇区画、軌道施設など複雑かつ密集した構造物に対して物理的な可動域と操作精度を提供する。また、既存の設備体系との互換性を持つため、手動機器の操作や構造物との物理的インターフェースを追加改修なしに処理可能であり、任務遂行の即応性が高い。さらに、対人戦や心理戦が想定される場面においては、視覚的に明確な人型兵器が威圧・支配・模倣性の象徴となり、敵対勢力や現地集団に対して強い認知的影響力を持つ。この効果は、戦闘行為そのものとは異なる形で戦況に影響を及ぼす要素となりうる。一方、非人型兵器群は戦域全体の制圧・広域火力・継戦能力といった長距離・持続任務を担う構成となっており、人型兵器が対応しにくい環境(重力不定域、高速移動戦線、大規模索敵など)において主力となる。両者はそれぞれの強みを活かしつつ、役割が重複しないように設計されており、技術系譜や部品体系にも互換性を保持しているため、統合整備体系が確立されている。このように、戦術目的・空間構造・認知効果・技術運用の4点において、両兵器群は補完関係にあり、各戦域での併存が論理的に成り立っている。人型であることは偶然ではなく、軍事設計上の要請として位置づけられている。
主な共通兵器
以下は全基幹軍に配備された。共通規格の兵器である。
組織
セトルラーム連邦国防軍は、改暦以降、前身の統合革命軍から改変され、成立した。
連邦国防省所轄の正規軍である。
アリウス女大公の名のもと、文民たる行政評議会議長(大統領)が最高指揮権を預かる。軍の基本単位としては、航空宇宙軍、惑星軌道軍、星域偵察軍の3つの基幹軍の他、内務省・
公共安全管理局指揮下の治安維持軍などから構成される。それぞれに独自の軍種(特有軍種)が置かれており、必要に応じて再編成するなどの改革を繰り返してきた。最高司令官は憲法上、筆頭公爵となっているが、事実上大統領が全軍の指揮権を預かる。航空宇宙軍は星域防衛を始め、領域外における遠征作戦も担っており、最も大規模な戦力を有した。惑星軌道軍は主に惑星単位の防衛を基本とし、必要に応じて航空宇宙軍との連携も行う。星域偵察軍は領域外での調査任務を始め、新規航路の開拓を担当している。これらの戦力は、長期航行に対応するための独立した循環機構を備えており、事実上永久に活動することも可能とされた。民主化以前は大量破壊兵器による圧倒的な攻撃能力に依存したドクトリンを採っていたが、共立機構が発足して以降は全ての艦船から該当兵器を取り外し、通常戦力の質的向上を図っている。
基幹軍
統合軍
個別防衛部隊、深宇宙偵察艦隊、平和維持軍供出部隊を除く全ての基幹軍部隊に一定の連携能力が備わっている。
最新の
リンクシステムを用いて常時リアルタイムの接続を保っており、遠く離れた星域への即応を可能とした。
国内防衛部隊
パレスポル星系軍
ファーリルスト星系軍
ゾルトレーナ星系軍
アルゼヌーク星系軍
ネルポラ星系軍
ゼルステーラ星系軍
イドゥニア星内域軍
イドゥニア星系連合が規定する交戦条約に則り、フリーネア特別行政区(通称、フリーネア王国)が主な軍事費を負担している。
サリーヌセイク公国とパマヤーカル公国の防衛はイドゥニア星内域軍(惑星軌道軍)が担っており、必要に応じて軍事費を供出する体制となった。
惑星外の守りを固める外域軍は通常、イドゥニア星内の各国が交戦条約に抵触しない限り干渉できない決まりとなっている。
- 北フリーネア大陸周辺〔空軍艦艇:33隻.海軍艦艇103隻.航空機:3215機.陸戦部隊:145,4617人〕(本土防衛.温存派兵戦力)
イドゥニア星系外域軍
テルスヴィン星系軍
ルドラス星系軍
アリ―レ・セル星系軍
ゾラテス星系軍
国外遠征部隊
第1遠征機動軍
第2遠征機動軍
第3遠征機動軍
外界駐留エリア(対外派兵戦力)
ネルトヴィンリル星域.ブラムスティ方面軍
- ユピトル連合セドルナ学区〔空軍艦艇:4隻.海軍艦艇:10隻.航空機:8715機.陸戦部隊:3615人〕(教育演習対応部隊)
イドゥニア星内域.南中央大陸西部方面軍
同上。フリーネア特別行政区に準拠。
- ラマーシャ公国〔空軍艦艇:7隻.海軍艦艇:50隻.航空機:151機.陸戦部隊:3,8545人〕(対ロフィルナ王国.警戒戦力)
- ファルランベルク王国〔空軍艦艇:5隻.海軍艦艇:147隻.航空機:305機.陸戦部隊:7,5010人〕(対王政連合.対ロフィルナ王国.警戒戦力)
- フィンスパーニア王国〔空軍艦艇:5隻.海軍艦艇:58隻.航空機:127機.陸戦部隊:3,4786人〕(対ロフィルナ王国.警戒戦力)
- セルクレム王国〔空軍艦艇:4隻.海軍艦艇:17隻.航空機:57機.陸戦部隊:3612人〕(対ロフィルナ王国.警戒戦力)
- シャンルリ王国〔空軍艦艇:1隻.海軍艦艇:32隻.航空機:25機.陸戦部隊:317人〕(対ロフィルナ王国.警戒戦力)
- ロフィルナ王国〔空軍艦艇:5隻.海軍艦艇:108隻.航空機:364機.陸戦部隊:35,4628人〕(特別警戒治安維持対象.即応主戦力)
イドゥニア星内域.南中央大陸東部方面軍
同上。フリーネア特別行政区に準拠。
- ユミル・イドゥアム連合帝国イドラム皇帝直轄領.レーゼルタス〔空軍艦艇:2隻.海軍艦艇:0隻.航空機:54機.陸戦部隊:1000人〕(対王政連合.警戒戦力)
チャルチルフ星域.フォフトレネヒト方面軍
アーディティムシ星域.ヘカイシス方面軍
キクロハヌマ星域.ユピセヴィオ方面軍
- 民主ユピセヴィオ公国〔空軍艦艇:16隻.海軍艦艇:1850隻.航空機:2,6283機.陸戦部隊:10,5286人〕(復興.建設.訓練.対テロ防衛戦力)
ツォルマリア星域.パルディステル方面軍
- 共立首都パルディステル〔空軍艦艇:300隻.海軍艦艇:3000隻.航空機:30,000機.陸戦部隊:15,0000人〕(対ウェトラム.多国籍部隊供出戦力)
防衛政策
関連記事
最終更新:2025年08月28日 22:35