
「私、だって。誰かの命を奪わずに生きていける存在になれるなら、と。ハーネイト、貴方の力は全てを変える力。微生界人に、希望をもたらす力。ようやく、本当の使命を思い出せた」
「病の魔人としての観測、その呪いを解くためなら、どんな手段でも……!え、ドラギスの後継者、あ、貴方がですか?」
微生物の魔人の中で、かなりの勢力を誇るヘルペルス一族の現代表にして、現状に抗い呪いを克服したいために藻掻く者
ウイルス界系微生界人にして、水疱瘡(みずぼうそう)という感染症、病の概念ともいうべき微生界人。大昔から存在していると言うが、生き延びるためと言え多くの命を奪ってきたことにルベオラと同じく自己嫌悪している。また彼女はヘルペルス(ヘルペス)一族の出であり、大所帯であるが家族を嫌っている。
また本来はヴァリセラ・ゾスターナという名があるが真名隠しと自身の本来の名を嫌っているためかヴァリセラを文字ってヴァルチェラと自身は名乗っているという。
彼女も含めたヘルペルス一族は人だけでなく他の生物にも迷惑をかけまくる巨大な勢力を持つ一族であるが、ウイルス界系微生界人の宿命で他の生物なしに増やせない特性があるため、結構多くが目立ちたくないのに泣く泣く取り付いているという。
一族の中にはBウイルスやオーエスキー病、馬鼻肺炎などを起こす存在もおり全員が血徒ヴァリオーラが初めて手にした力の再現を、U=ONEとなって龍と戦いたいと思っている。それは年々人間たちの自分達への対策が進んでおり存在自体を維持できるか危ういというところもある。
魔人たちにとって病を起こすことは、自身の力の源、構成要素である微生物の量の維持であり、病の名前を知らしめることで忘却を防ぐというもの。しかし病の魔人からの解放にはそれと矛盾したことをしないといけない。それに悩む。
それ故に、殆どの世界の住民が幽霊龍という存在を見ることができず知らないことに次第に怒りを覚え自分たちがそれを封印しているのにとオベリスを介して理解しつつどこかで痛い目に遭わせようと考えていた。
彼女もいい加減病、その中でも特定の感染症の象徴という呪縛から逃れたく組織に入り、血徒ヴァリオーラが伝説の力を得た件について何か手掛かりがないか一族から離れ調査していた。
血徒とは間接的にU=ONEに関して研究協力をしており、支援も惜しまなかったが突如血徒が離反する。その原因を探り潜入する中で恐るべき計画に気付きとめようとする。貴族院というウイルス界系の微生界人が持っている組織の諜報員として彼女は、友であるルベオラの奇妙な行動についても合わせ調査を開始する。
そんな中ルベオラの動向を追っていた彼女はハーネイトと出会う。彼から自分たちと同じ、いやそれ以上の力を感じ警戒する。その中で噂に聞いていた霊を喰らう幽霊龍の力と同じものも感じ取った。
それからドラギスの後継者が本当にいたことに驚き、U=ONEにしてもらったことで彼に忠誠を尽くすようになる。クロナとはその辺りで結構喧嘩している。ハーネイトにかなり懐いており病の魔人でなくなった自身をもっと認めてもらえるように動く。
ヴァルチェラは表向きは17の血魔人に従っていたが、実のところドラギスの後継者を連れてくればPという得体のしれない者の開放というバカげたことを止めてくれるのではと思いルベオラの話を信じていた。しかし彼女のやり方では時間がかかると思い直接捕まえて連れて行けばと思っていたが、既に血魔人たちは後継者のことを忘れているというか霊龍の洗脳で思い出せなくなっていた。ルベオラはそれを見抜いており魔人たちの状況を改めて聞いた彼女は戸惑っていた。
学園で事件を起こしたのはハーネイトを探すだけでなく、事件に深入りしようとしている存在への警告とこれからやろうとしている呪血テロのデモンストレーションということで魔人たちの目論見に早く気づいてほしかったためだという。
戦闘術は血闘術の水液術系をメインとしており、呪血系の呪術系統の達人。また、U=ONEになったあとはハーネイトからCDDとUAを受領しそれも使いつつ、血闘術も併用する。
血衣の形は悪魔型であり、大きな腕と龍因子との共鳴で形成された龍血鎧を纏う姿。
性格はとてもおとなしく、口数も少なく少したどたどしい。よく考えてから口に出すが、怒りにかられるとまくし立ててくる。元血徒であるヴァリオーラことミロクと出会った時はその変わりように己が目を疑っていた。しかしそれがドラギスという存在によるもの、その力を継いだ者が孫にいると聞いて流石に興奮したとか。生ける伝説であるヴァリオーラの隠れファンでもあるためその辺りだけ饒舌になりドラギスの後継者であるハーネイトにも興味津々である。
この影響か、それともU=ONEにしてもらったためかハーネイトに対し隠れヤンデレと化している。ハーネイトはそばにいる者に合わせたテンション、気勢を合わせる性質があり彼女の傍では物静かになる。伯爵については扱いがぞんざいである。しかし龍を止められなかった負い目があり、どうすれば早く彼の記憶が戻るか方法を模索中である。
彼女は、ルベオラと同じく今まで奪ってきた命の分、未来に生きる者を守ろうと加入する。それが、終わりのない旧支配者たる霊龍との戦いの日々を暗喩していても。
セリフ
+ | ... |
現霊:なし
青と緑の龍因子を宿している。また血闘術に長けている。微生界人の中でもウイルス界系の者は探索能力が大きく劣りやすい。U=ONEになってもその影響を少し受けるがCDDのサポートなどである程度は補える。ヴァルチェラはその中でも割と探索性能が高い。ヘルペルス(ヘルペス)一族は探索能力が総じて高いらしい。ただしほとんどが病の悪魔、魔人であるためその力を捨て生まれかわるためにルベオラやインフルなどと手を組み血徒という組織の元になった組織を立ち上げている。
クラス適正
アタッカー | シューター | シールダー |
サーチャー | レコンダー | サポーター |
Aミッション
攻撃よりのサーチャーだが、制圧攻撃の面積は広くない。代わりに中ボスやエリアボスなどに対し大ダメージを与えるスキルを持っている。
通常戦闘
主に菌属性の戦戯(スキルアーツ)を覚える。追加効果を持つ戦戯でじわじわと追い詰めていく。
ステータス
Aミッション:前方縦2マス×横3マス
通常攻撃:単体菌属性攻撃×2HIT
通常攻撃:単体菌属性攻撃×2HIT
Lv | HP | CP | 力 | 霊 | 速 | 体 | 心 | 運 |
50 | 900 | 500 | 129 | 130 | 130 | 80 | 101 | 85 |
習得戦技一覧
名称 | 消費CP(%) | 習得LV | 効果 | 技説明 |
血闘術・血風斬閃 | 紅い風を吹かせ、当たると裂傷が発生 | |||
血闘術・血風断閃 | 紅い風を吹かせ、その領域内をずたずたに断つ | |||
血闘術・血禍風嵐 | 紅い風の大嵐で吹き飛ばす | |||
血闘術・血水溶壊 | 徐々に敵の身体を汚染し融かしていく血闘術の中でも凶悪な物の液術版 | |||
血闘術・血水魔弾 | 血液を弾丸にして飛ばす | |||
血闘術・血魔解放 | 血衣に宿した魔の力を開放する | |||
血闘術・血衣解放 | 血衣の力を開放し、強化モードになる。 | |||
血闘術・血水對砲 | 手元から血液の放射砲を放つ | |||
血闘術・血水閃麗 | 強烈な血のレーザーで敵を一閃 | |||
血闘術・呪血拘縛 | ||||
血闘術・呪血水域 | ||||
血闘術・呪血泡爆 | ||||
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