レギオン・ネクスタント



[解説]
聖華暦600年代のアルカディア帝国の主力機であり、第三次聖帝戦争で活躍した名機、機装兵 レギオン。
その生産期間のうち、中〜後期に生産されたモデルがN型レギオンであり、第三次聖帝戦争の後期に、徐々に初期型レギオンの生産ラインを置き換えていく形で生産が開始された。
その生産期間のうち、中〜後期に生産されたモデルがN型レギオンであり、第三次聖帝戦争の後期に、徐々に初期型レギオンの生産ラインを置き換えていく形で生産が開始された。
本機は初期型レギオン及び指揮官機やエース専用機として運用されたA型レギオンの運用データを元に、全体的な構造の見直しが図られており、操縦槽を内蔵する胸部の前面装甲が強化されたほか、全体的な軽量化が進められた結果、重量は初期型レギオンと比較するとやや軽量化されている。

また、機体各部に設置された魔力収縮筋冷却用の動力パイプには、近接戦闘中の動力パイプの破断を防ぐための装甲が増設されており、継戦能力の向上も図られている。
[武装]
M-37A1魔導砲


37mm口径、ドラムマガジン採用の実体弾型マシンガン系魔導砲。
セミオートとフルオートの撃ち分けが可能なため、機構はアサルトライフルに近い。
拡張性も高く、生産時期によって初期型・中期型・後期型など細かく分類分けが行われている。
レギオン専用という訳ではなく600年代の帝国機で幅広く使われている汎用射撃兵装。
セミオートとフルオートの撃ち分けが可能なため、機構はアサルトライフルに近い。
拡張性も高く、生産時期によって初期型・中期型・後期型など細かく分類分けが行われている。
レギオン専用という訳ではなく600年代の帝国機で幅広く使われている汎用射撃兵装。
M-40B1魔導砲


M-80B4魔導砲


敵機に衝撃を与えることを優先して開発された大口径の魔導砲。
おもに散弾が用いられるが、スラッグ弾と呼ばれる質量弾を用いることも可能。
至近距離において真価を発揮する魔導砲であるため、M-60A1魔導砲やM-40B1魔導砲と比べやや扱いに癖があるため、強襲機としての側面の強い機装兵 アウジリアスなどを中心に装備された。
おもに散弾が用いられるが、スラッグ弾と呼ばれる質量弾を用いることも可能。
至近距離において真価を発揮する魔導砲であるため、M-60A1魔導砲やM-40B1魔導砲と比べやや扱いに癖があるため、強襲機としての側面の強い機装兵 アウジリアスなどを中心に装備された。
フラム・ラブリュス(火斧)


レギオンの代表的な近接兵装。刃の部分に高熱を発生させる事で敵を切り裂くヒート兵装。
仕組みは単純で複数の火のルーンを重ね合わせることでブレード部分を加熱してプラズマ化することで機兵の装甲を溶断することが可能となる。
熱量が余りにも高く使用限界は4~5回程度の使い捨て武装であるため、ヒート機構を起動しないまま使用されることも少なくない。
仕組みは単純で複数の火のルーンを重ね合わせることでブレード部分を加熱してプラズマ化することで機兵の装甲を溶断することが可能となる。
熱量が余りにも高く使用限界は4~5回程度の使い捨て武装であるため、ヒート機構を起動しないまま使用されることも少なくない。
60式溶断剣アタッチメントA型、B型


フラム・ラブリュス用の拡張装備として開発された武装で、フラム・ラブリュスの上部に取り付けるA型、フラム・ラブリュスの下部に取り付けるB型があり、同時に装備することも可能。
フラム・ラブリュスと同等の溶断機構が内蔵されているため、非常に高い切断性能を誇る。
グラナーダ

やや扱いにくいものの威力と爆発範囲に優れるボール状のものと、威力や爆発範囲では劣るが扱いやすい筒状のものの2タイプが存在しており、操手の好みや運用に合わせて選択される。
近接用魔導杖


盾


主にレギオンが装備する盾は小型、中型、大型の3種類に分けられる。
当然ながらサイズが大きくなるにつれて重量も増加するため、運用思想に合わせて装備する盾を選択するのが普通である。
また、榴弾投射器や近接用魔導杖などをマウントするためのアタッチメントが取り付けられたものも多い。
当然ながらサイズが大きくなるにつれて重量も増加するため、運用思想に合わせて装備する盾を選択するのが普通である。
また、榴弾投射器や近接用魔導杖などをマウントするためのアタッチメントが取り付けられたものも多い。
小型のものは肩にも装備することも可能で、特に広く装備されていたとされる。
外付け式高機動装備


すでに生産済みのN型レギオンを簡易な改造により高機動機に換装する為に開発された脚部用追加スラスターユニット。
スラスターと液体エーテルの増槽がパッケージ化されており、増槽内の液体エーテルを使い尽くし、デッドウェイトとなった場合にはパージすることも可能であった。
スラスターと液体エーテルの増槽がパッケージ化されており、増槽内の液体エーテルを使い尽くし、デッドウェイトとなった場合にはパージすることも可能であった。
これと高機動型バックパックを装備することで、N型レギオンの扱いやすさ、継戦能力はそのままに機動性を高めることに成功しており、開発後爆発的に普及することとなる。
[生産数]
N型レギオンは第三次聖帝戦争の後期に開発された機体であるが、以降もその汎用性の高さ、信頼性の高さから長く生産が続けられており、帝国内での運用のほか、輸出仕様も製造され国外にも広く販売されたとされる。
N型レギオンが生産された期間全体を合わせると4000機近くが生産された。
N型レギオンが生産された期間全体を合わせると4000機近くが生産された。
[バリエーション]
森林地帯対応型




主に帝国の中部〜北部の森林地帯で使用された森林地帯対応型のN型レギオン。
遮蔽物が多いためエーテル・ロケーターによる索敵を行いにくく、目視や熱源探知による索敵が中心となる森林地帯の特性に合わせ、機体色が森林での視認性を下げるものに変更されているほか、機体各部のバーニアにはカバーが設けられ、バーニアの閃光や熱を探知されにくい仕様になっている。
遮蔽物が多いためエーテル・ロケーターによる索敵を行いにくく、目視や熱源探知による索敵が中心となる森林地帯の特性に合わせ、機体色が森林での視認性を下げるものに変更されているほか、機体各部のバーニアにはカバーが設けられ、バーニアの閃光や熱を探知されにくい仕様になっている。
現地改修型を含めたさまざまなバリュエーション



最後期型



N型レギオンの生産が終わる直前に作られていたモデル。
簡易化された高機動装備が標準装備されており、量産仕様のレギオンの中でもハイレベルにまとまった性能を誇る機体となっている。
帝国国内でも長らく使用されており、700年代に起きたシリウス戦役においても運用された記録が残っている。
簡易化された高機動装備が標準装備されており、量産仕様のレギオンの中でもハイレベルにまとまった性能を誇る機体となっている。
帝国国内でも長らく使用されており、700年代に起きたシリウス戦役においても運用された記録が残っている。
輸出仕様



最後期型のN型レギオンのうち国外向けに生産されていたモデル。
輸出が開始された時期にはN型レギオンはやや型が古いといえる機体ではあったものの、価格の割に堅実な設計とクセがなく高いレベルでまとまった性能から人気は高く、冒険者用機兵としてや練習機として広く販売された。
輸出が開始された時期にはN型レギオンはやや型が古いといえる機体ではあったものの、価格の割に堅実な設計とクセがなく高いレベルでまとまった性能から人気は高く、冒険者用機兵としてや練習機として広く販売された。
添付ファイル
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