トリスメギストス家
[解説]
元々エルメス・トリスメギストスは豪商の家に生まれたお金持ちのボンボンでしかなかった。
錬金術に興味を持ち、仕事もせず日々研究に没頭して生きて来た。
しかし、才能はからっきしであり、彼が作る錬金術の発明品は世間には見向きもされなかった。
錬金術に興味を持ち、仕事もせず日々研究に没頭して生きて来た。
しかし、才能はからっきしであり、彼が作る錬金術の発明品は世間には見向きもされなかった。
ある時、彼は古代アリーシア文明のものと思われる遺跡を訪れ、その遺跡内部の隠し部屋を発見する。
隠し部屋の中には直径120cmほどの巨大な緋色の球体が安置されておりエルメスは人を雇い、これを持ち帰った。
この球体は強力なエーテルの波動を発しており、これを無限機関として用いれば超巨大装兵を作る事も可能と思ったエルメスは超巨大装兵建造計画を発案した。
隠し部屋の中には直径120cmほどの巨大な緋色の球体が安置されておりエルメスは人を雇い、これを持ち帰った。
この球体は強力なエーテルの波動を発しており、これを無限機関として用いれば超巨大装兵を作る事も可能と思ったエルメスは超巨大装兵建造計画を発案した。
計画始動から30年後、精霊機デモクロン・オーラム・マグヌスは完成し、その偉業を称えてトリスメギストス家は伯爵の貴族位を与えられた。
トリスメギストスは帝国貴族であるが、少々特殊な扱いとなっており領地というものを持たない。
彼らの所領は精霊機デモクロン・オーラム・マグヌスのみであり、この都市における全権を持つのと引き換えに土地は与えられていない。
とはいえ移動都市という存在は莫大な富を生む為、デモクロンのおかげでトリスメギストスはお金に困ったことはない。
彼らの所領は精霊機デモクロン・オーラム・マグヌスのみであり、この都市における全権を持つのと引き換えに土地は与えられていない。
とはいえ移動都市という存在は莫大な富を生む為、デモクロンのおかげでトリスメギストスはお金に困ったことはない。
また聖華暦550年代にデモクロンの機体構造を解析して小型従機オラムを開発する事に成功した。
しかし、デモクロン内部には大規模な工場は存在せずオラムを量産するにあたってトリスメギストス家はフォーレンハイト家に製造を委託している。
儲けは50%ずつの分割となったが、オラムは大陸各地で売れに売れたためトリスメギストス、フォーレンハイト家の双方は大いに潤った。
しかし、デモクロン内部には大規模な工場は存在せずオラムを量産するにあたってトリスメギストス家はフォーレンハイト家に製造を委託している。
儲けは50%ずつの分割となったが、オラムは大陸各地で売れに売れたためトリスメギストス、フォーレンハイト家の双方は大いに潤った。