イフリート - 聖華世界 @ wiki

イフリート

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［解説］

『獄炎獣』と呼ばれる獣種の魔族。
二足歩行する獅子のような姿をしており、長い角と燃え盛る炎の尾を持つ。
獣の姿をしているが、高い知性を持ち人語を解することができる。

イフリートは戦闘用に作られる最上級の使役獣の一つで、上位の魔族や大悪魔によって生み出される。
自身を生み出した存在を主として忠誠を誓い配下として仕える。

体格は５～８ｍと体の大きさは素体として使われた魔獣の大きさによって大きく変動する。
戦闘形態として獣の姿を取るが、その実態は体内に内包された邪法の炎であり、イフリートの炎を宿らせた生物はイフリートの意のままに操られる。
そのため、獣の器を攻撃しても本体の炎が健在である限り、獣の器は肉体を再生させることができる。
しかし、肉体の再生には邪力を多大に消費するため、無限に再生することはできない。
邪力を消耗させることでイフリートは弱り、邪力が尽きると共に炎は燃え尽きてイフリートは消滅する。

攻撃手段として爪や角による物理的な攻撃に加え、邪法の炎を用いた火炎攻撃や爆風を用いた突進を行う。
また、自身の邪力を臨界させることで、噴火のような大爆発を発生させることもできる。

イフリートは非常に高い攻撃能力を持つが、その代償として生物としての繁殖能力を備えておらず、自然に数を増やすことはない。
また、イフリートを生み出すためには大規模な儀式を必要とするため、その触媒となる素材や魔獣を揃えるのにも労力が伴う。