ゲイン・モリブデン - 聖華世界 @ wiki

ゲイン・モリブデン

　聖華暦500年頃に再起動した、旧大戦時に製造された男性型戦闘用アンドロイドの生き残り。
　通常のアンドロイドでは身体は生身の、人間に近いものが
多いものの……彼は全身も大柄な、機械の身体となっている。
　アンドロイドの組織であるソキウスに所属し、同盟の国境付近を本拠地に、帝国、聖王国国境付近の監視行動を取り、国境で起こる紛争の戦況など、各種状況に対する情報を得てソキウスへと報告を行う。また、重要度の低い情報に関しては、冒険者や同盟の商人などに売買する事も行う。
　これらの活動の際、彼は自身が立ち上げ運営しているジャンク屋を隠れ蓑として利用している。
　このジャンク屋は表向き三国国境付近で起こる紛争地域を回り、機装兵などの残骸回収とその売買を行っており、ジャンク屋という立場を利用し怪しまれずに戦況の情報を得ているのだ。また現地で雇った人間の構成員を己の手足、監視の目として扱っている

　構成員の多くはジャンク屋として働いており、ソキウスとのつながりを知っているのは彼と、サポート要員として加わった二人のミカゲ族くらいである。
　戦闘用アンドロイドである事もあり、オーニュクスの管理下に置かれている。基本的にはジャンク組織の運営、管理を行うものの、戦闘能力にも長け、ジャンク屋においても運用されている従機トライレッグを扱い、直接陣頭指揮を行うこともある。