クレア・リーパー

[解説]
魔族が本来持つ人間に対する敵愾心を持っておらず、生まれながらにして魔族としての欠陥を抱えている。
自身を生み出したデウスーラを父と慕い、デウスーラのために人類軍と戦った。
自身を生み出したデウスーラを父と慕い、デウスーラのために人類軍と戦った。
しかし、クレアは戦いの中で様々な人間と触れ、殺し合うことに疑問を持つようになってしまった。
やがて彼女は殺す事に嫌悪感を抱くようになり、戦う事を放棄してしまった。
だが、クレアは既に不死兵団には欠く事ができない中核戦力の一人となっていた。
不死皇カルマザードを初め、主だった重鎮がクレアに復帰の要請をしたが、クレアはこれを拒否。
自らの居城を氷漬けにして、何人たりとも踏み入れられない絶対零度の地と化し、自身を氷獄の中に封印した。
やがて彼女は殺す事に嫌悪感を抱くようになり、戦う事を放棄してしまった。
だが、クレアは既に不死兵団には欠く事ができない中核戦力の一人となっていた。
不死皇カルマザードを初め、主だった重鎮がクレアに復帰の要請をしたが、クレアはこれを拒否。
自らの居城を氷漬けにして、何人たりとも踏み入れられない絶対零度の地と化し、自身を氷獄の中に封印した。
クレアの拒絶の意思の強さを見て、魔族軍は彼女の復帰を諦めた。
魔神デウスーラもまた、彼女に欠陥品の烙印を押し「無かったこと」にした。
魔神デウスーラもまた、彼女に欠陥品の烙印を押し「無かったこと」にした。
こうしてクレア・リーパーの存在は忘れられ、立ち入り禁止区域となった彼女の城「氷漬けのアンテノーラ城」だけが残った。
アンテノーラ城の崩壊
永らく氷漬けにされていたアンテノーラ城だが、長い年月と共に徐々に構造物としての崩壊が始まっていた。
そして、聖華暦823年に寿命を迎え、城は完全に崩壊してしまった。
そして、聖華暦823年に寿命を迎え、城は完全に崩壊してしまった。
城が崩れた事で氷獄のゲヘナは維持できなくなり、吹雪は止み、氷も溶け、中に封印されていたクレアも開放される事となった。
封印が解けたクレアは、再び魔族たちに利用されることを避けるため、魔界を離れることを決意する。
そうして、クレアは身一つで冒険の旅へと出た。
自由を求め、まだ見ぬ地を目指し、クレアは今日も旅をする。
人となり
ピンク色の髪にエルフ耳を持つ13歳くらいの少女の姿をしている。
見た目はエルフそっくりなので、そうそう魔族とはばれない。
基本的に人間と接する時はエルフのふりをしているが、物騒な大鎌を担いでいるエルフ少女というのも相当おかしな存在なので上手く誤魔化せているとは言い難い。
見た目はエルフそっくりなので、そうそう魔族とはばれない。
基本的に人間と接する時はエルフのふりをしているが、物騒な大鎌を担いでいるエルフ少女というのも相当おかしな存在なので上手く誤魔化せているとは言い難い。
一人称は「クレア」、二人称は「お前」
基本的にわがままな性格で物事に対して愚痴を零したり、理由をつけて自分の仕事を他人に押し付けようとするお嬢様気質。
また、極度の世間知らずなので、ときおり不可解な言動をとることがある。
『自由』というものに憧れており、奔放に振る舞う事が自由を体現することだと勘違いしている節がある。
実は寂しがり屋で、いつも誰かと一緒にいたいと思っている。
また、極度の世間知らずなので、ときおり不可解な言動をとることがある。
『自由』というものに憧れており、奔放に振る舞う事が自由を体現することだと勘違いしている節がある。
実は寂しがり屋で、いつも誰かと一緒にいたいと思っている。
「死は救いでなくてはならない」という哲学を持っており、殺生を避けるようにしている。
その者にとって死が慈悲とならない限りは決して人を殺そうとはしない。
「人殺しを嫌う死神」という自己矛盾には自分でも気づいているため、クレアは自分のことを駄目な死神だと思っている。
その者にとって死が慈悲とならない限りは決して人を殺そうとはしない。
「人殺しを嫌う死神」という自己矛盾には自分でも気づいているため、クレアは自分のことを駄目な死神だと思っている。
別の生き方がしたくてクレアは旅をしている。
とりあえず、今は自由都市同盟という国を目指しているところ。
とりあえず、今は自由都市同盟という国を目指しているところ。
武装・スキル
レクイエム
クレアが持っている大鎌。
「存在の寿命を断ち切る」能力をもっている。
端的に言えば、斬った物体の寿命を迎えさせる鎌。
生き物であれば即死し、建造物であれば崩壊してしまう。
つまり、この鎌の前ではどんなに硬い機兵の装甲でも無意味である。
切られれば装甲はたちまち崩壊してしまう。
「存在の寿命を断ち切る」能力をもっている。
端的に言えば、斬った物体の寿命を迎えさせる鎌。
生き物であれば即死し、建造物であれば崩壊してしまう。
つまり、この鎌の前ではどんなに硬い機兵の装甲でも無意味である。
切られれば装甲はたちまち崩壊してしまう。
とはいえ強力極まりない効果を持っている事には変わりなく、クレアは人魔大戦時代でこの鎌を用いて数多くの機兵を屠って来た。
その強力すぎる力を忌避しており、滅多なことがなければ鎌の能力は開放しないようにしている。
その強力すぎる力を忌避しており、滅多なことがなければ鎌の能力は開放しないようにしている。
開放の式句は「Χαμένη ψυχή ειρήνη」(迷える魂に、安らぎを)
能力解放後は鎌を巨大化させることも可能。
コープス・サーヴァント
クレアが死神として管理している霊魂を使役する能力。
人魂だったり、亡者を生み出して敵に攻撃させる。
魔獣の魂なども召喚できるため、巨大な霊体を生み出すこともできる。
人魂だったり、亡者を生み出して敵に攻撃させる。
魔獣の魂なども召喚できるため、巨大な霊体を生み出すこともできる。
「アっくん」と呼んでいる小型の竜種の魔族の亡霊がお気に入り。
アっくんがクレアの腰にしがみ付くことで飛行が可能になる。
イラストでクレアの腰辺りにくっついている羽付きの生物がアッくんである。
アっくんがクレアの腰にしがみ付くことで飛行が可能になる。
イラストでクレアの腰辺りにくっついている羽付きの生物がアッくんである。
氷獄のゲヘナ
誰も近づけない凍土を生み出すほどに強力な氷のゲヘナ。
しかし、準備には魔法陣を描いたりかなり大がかりな準備が必要になる。
クレアは氷系のゲヘナを得意としており、氷を利用した戦術を構築する事もある。
しかし、準備には魔法陣を描いたりかなり大がかりな準備が必要になる。
クレアは氷系のゲヘナを得意としており、氷を利用した戦術を構築する事もある。
[戦闘スタイル]
とは言え、彼女は生き物を傷つけることを忌避しているため、滅多に本気で戦う事はない。
常に相手を傷つけずにどうやって無力化をするかを考えて戦っている。
もし、彼女が全力で戦うとしたら、それは「誰も死なせない」ための戦いの時であろう。
常に相手を傷つけずにどうやって無力化をするかを考えて戦っている。
もし、彼女が全力で戦うとしたら、それは「誰も死なせない」ための戦いの時であろう。
セリフサンプル
「クレアの名はクレア・リーパーだ。気軽に敬意を込めて『クレア様』と呼んでいいぞ」
「お前たち人間の世界はルールばかりだ。魔族と違って自由に生きられる権利があるのに、何故自らを縛る? クレアにはまったく理解できないことだ」
「クレアは一緒にいてくれる人間を欲している。死神だって孤独は嫌いなんだ。だからクレアのことを家族だと思って接してくれてもクレアは一向に構わないぞ。 なに? それは飛躍しすぎだと? むぅ、文句の多い奴だな」
「『自由』の名を関する国とは、さぞ雅やかな場所なのだろうな。クレアもはやく、その自由都市同盟とやらに行ってみたいぞ」
「クレアは救える命は救う主義だ。だから、お前の事も助けてやった。クレアがやりたくてやった事だし、別に感謝されるような事ではない」
「お前ともそれなりの付き合いになってきたな。なぁ、お前は無事に国に帰れたらどうするんだ?」
「お仲間が迎えに来たようだな。これで、クレアも晴れてお役御免というわけだ。人間のお守りなんてもうコリゴリだ。どこへなりとも行けばいい……」
「……別れがこんなに寂しいものだとは思わなかった。死神が涙を流すなんて酷く滑稽じゃないか。こんなことをしても時は戻ってくれないというのに……」
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