ココペーリ族
[解説]
カナド地方西部、アルカディア帝国タンゲルマイヤー領とフォーレンハイト領に接する山岳地帯で聖華暦400年代初頭まで、鉱石採掘を生業とした固定集落を築き生活していた部族。
ココペーリ族は、カナド人ならではの恵まれた身体能力に加え、採掘用に作られた狩装兵を用いて良質の鉄鉱石などを採取し、他部族や帝国との交易を行っていたが、人魔大戦(聖華暦402~478)の激化に伴い、住み慣れたカナドの地を離れ、鉄鉱石交易での伝手を頼り、アルカディア帝国領ブレス伯爵領にまで逃げ延びることになる。この際、当時のブレス伯爵領、領主との交渉の末、帝国ひいては皇帝に忠誠を誓うことを条件に、領内に集落を築くことを認められ、良質な鉱脈の眠るトローソ山地に新たな集落を築くことになった。
その後、この部族はブレス家ならびに帝国との良好な関係を続けており、集落にも帝国人労働者などを受け入れ、鉱山都市メサ・トローソとして発展を続けていくことになる。カナドから移住時は600人程の規模であったが、メサ・トローソの発展に伴い300年後には1,500人程まで規模を拡大している。ただし混血もすすんでおり純血・混血が6:4の割合で存在している。
なお、ココペーリ族はカナドの固定集落が存在していた山中において、擱座している状態の幻装兵を発見していた。この幻装兵は山の守護神として信仰の対象となっている。この幻装兵は刀神イザナギと共に新人類解放軍と離別したものの、なんらかの事情で集団から脱落した機体だと考えられるが、どのような経緯で山に擱座していたのかは明らかになっていない。この守護神は、帝国への移住時に部族の宝として持ち込まれており、現在は鉱山の奥地、余人が立ち入ることを許されないココペーリ族の聖地に安置されている。
ココペーリ族は、カナド人ならではの恵まれた身体能力に加え、採掘用に作られた狩装兵を用いて良質の鉄鉱石などを採取し、他部族や帝国との交易を行っていたが、人魔大戦(聖華暦402~478)の激化に伴い、住み慣れたカナドの地を離れ、鉄鉱石交易での伝手を頼り、アルカディア帝国領ブレス伯爵領にまで逃げ延びることになる。この際、当時のブレス伯爵領、領主との交渉の末、帝国ひいては皇帝に忠誠を誓うことを条件に、領内に集落を築くことを認められ、良質な鉱脈の眠るトローソ山地に新たな集落を築くことになった。
その後、この部族はブレス家ならびに帝国との良好な関係を続けており、集落にも帝国人労働者などを受け入れ、鉱山都市メサ・トローソとして発展を続けていくことになる。カナドから移住時は600人程の規模であったが、メサ・トローソの発展に伴い300年後には1,500人程まで規模を拡大している。ただし混血もすすんでおり純血・混血が6:4の割合で存在している。
なお、ココペーリ族はカナドの固定集落が存在していた山中において、擱座している状態の幻装兵を発見していた。この幻装兵は山の守護神として信仰の対象となっている。この幻装兵は刀神イザナギと共に新人類解放軍と離別したものの、なんらかの事情で集団から脱落した機体だと考えられるが、どのような経緯で山に擱座していたのかは明らかになっていない。この守護神は、帝国への移住時に部族の宝として持ち込まれており、現在は鉱山の奥地、余人が立ち入ることを許されないココペーリ族の聖地に安置されている。