ラ・カルト統合軍
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[解説]
聖華暦781年に発足した、先年に百年戦争終結を受けて成立した南部諸国連合(ラ・カルト)直属の軍隊。
このラ・カルト統合軍は当初、南部諸国連合を構成するクメール王国、ギルガメア王国、バラライカ共和国が供出した兵力により構成された。
ただし発足当初は、クメール王国がほぼ滅亡状態で復興途中だったこともあり、クメール王国からはクメール防衛軍に出向していた自由都市同盟都市同盟軍の将兵が、更にそちらへ出向くと言う訳が分からない状態であったりする。
このラ・カルト統合軍は当初、南部諸国連合を構成するクメール王国、ギルガメア王国、バラライカ共和国が供出した兵力により構成された。
ただし発足当初は、クメール王国がほぼ滅亡状態で復興途中だったこともあり、クメール王国からはクメール防衛軍に出向していた自由都市同盟都市同盟軍の将兵が、更にそちらへ出向くと言う訳が分からない状態であったりする。
しかしながら後世では、それで正解だったと思われている。
何故ならば、ラ・カルト統合軍ではギルガメア王国派とバラライカ共和国派が喧々諤々と角を突き合わせており、両派のバランスを取るのはクメール王国出身将兵では難しい物があったからだ。
背後に自由都市同盟本体と言う巨大権力機構を背負った、名前だけはクメール防衛軍からの出向組でなければ、双方のバランスを取る事は難しかったはずだ。
何故ならば、ラ・カルト統合軍ではギルガメア王国派とバラライカ共和国派が喧々諤々と角を突き合わせており、両派のバランスを取るのはクメール王国出身将兵では難しい物があったからだ。
背後に自由都市同盟本体と言う巨大権力機構を背負った、名前だけはクメール防衛軍からの出向組でなければ、双方のバランスを取る事は難しかったはずだ。
近年のラ・カルト統合軍は、基本的にクメール防衛軍、ギルガメア王立軍、バラライカ共和国軍とは別個に、南部諸国連合各国より将兵を募り、育成している。
これにより少なくとも表向きは、南部諸国連合のどの国にも過度に加担しない、連合独自の軍事力となっている。
ただし水面下では、やはりラ・カルト統合軍の主導権を握るため、各国間で綱引きが行われている模様だ。
これにより少なくとも表向きは、南部諸国連合のどの国にも過度に加担しない、連合独自の軍事力となっている。
ただし水面下では、やはりラ・カルト統合軍の主導権を握るため、各国間で綱引きが行われている模様だ。
なお聖華暦833年~834年のバフォメット事変において、魔王級魔獣バフォメットとその配下の魔獣軍団により、この軍はほぼ壊滅状態になる。
この時同時に、ギルガメア王立軍とバラライカ共和国軍は壊滅し、クメール防衛軍もまた半壊状態に陥った。
南部諸国連合では軍事力低下による同盟内での発言力低下を危惧し、急ぎラ・カルト統合軍の再建に乗り出す。
しかしながら、民間の復興こそが国力回復の第一歩だと言う意見に押され、結局は残存兵力の再編制が精一杯であった。
この時同時に、ギルガメア王立軍とバラライカ共和国軍は壊滅し、クメール防衛軍もまた半壊状態に陥った。
南部諸国連合では軍事力低下による同盟内での発言力低下を危惧し、急ぎラ・カルト統合軍の再建に乗り出す。
しかしながら、民間の復興こそが国力回復の第一歩だと言う意見に押され、結局は残存兵力の再編制が精一杯であった。
ここで、ギルガメア王立軍とバラライカ共和国軍が壊滅したのに対し、クメール王国のクメール防衛軍は、なんとか半壊程度で済んでいた。
ここでクメール王国は、『南部諸国連合全てのため』と言うお題目の元に、乏しい残存兵力からおおよそ半数の将兵をラ・カルト統合軍へと出向させて、その再建、再編に従事させる。
この事により834年現在のラ・カルト統合軍は、クメール王国とその後ろ盾である自由都市同盟政府の強い影響下にあると言って良い。
その事に対し反発する勢力も無くは無いのだが、それらもバフォメット事変より立ち直っていないため、どうにも動きが取れない状態である。
ここでクメール王国は、『南部諸国連合全てのため』と言うお題目の元に、乏しい残存兵力からおおよそ半数の将兵をラ・カルト統合軍へと出向させて、その再建、再編に従事させる。
この事により834年現在のラ・カルト統合軍は、クメール王国とその後ろ盾である自由都市同盟政府の強い影響下にあると言って良い。
その事に対し反発する勢力も無くは無いのだが、それらもバフォメット事変より立ち直っていないため、どうにも動きが取れない状態である。