ミロワール - 聖華世界 @ wiki

ミロワール

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［解説］

かつて聖王国北部域に存在した要塞都市。
人魔大戦の折に狂嵐の魔皇女・アースラが率いる魔族軍の襲撃を受けて陥落した。

ミロワールは聖王国北部戦線にて魔族との攻防を繰り広げる要塞や軍事拠点への補給物資を供給をする為に新設された要塞都市であり、補給線における重要な役割を担っていた。
都市は長大な壁に覆われ、非常に強固な魔導障壁によって守られていたが、度重なる魔族の襲撃によりその鉄壁の壁は陥落しようとしていた。
しかし、そんな折に都市防衛軍の長を務めていた聖騎士は『鏡面の聖女』なる存在を見出し、彼女の権能によって鏡面結界を作りだし、魔族の進行を悉く退けることに成功した。
鏡面結界はあらゆる魔族の侵入を阻み、ゲヘナすら無効化する強力な結界であり、聖女によってこの都市は難攻不落となった。

しかし、そんな平和も長く続かず、魔族たちの奸計により、都市は聖女を失うことになってしまう。
結界を起動できなくなった所にアースラ率いる軍団が襲い掛かり、都市は一夜にして全滅する事となる。

ミロワールが陥落したことで補給線が断たれた聖王国軍は総崩れとなり、北部戦線崩壊という最悪の事態を招いた。

都市の陥落は聖華暦445年7月10日と記録されている。