パーヴェル・ペトローヴィチ・クローニン

[解説]
ちょっとくたびれたサラリーマンの様な感じを受ける、常に疲労感を漂わせている人物。
アクが強い部隊メンバーの起こした面倒ごとなどの尻拭いなど様々な雑用で、いつも若干オーバーワーク気味である。
はっきり言ってしまえば苦労人。
ただしそれで彼を与し易いと見るのは、大きな間違いだ。
アクが強い部隊メンバーの起こした面倒ごとなどの尻拭いなど様々な雑用で、いつも若干オーバーワーク気味である。
はっきり言ってしまえば苦労人。
ただしそれで彼を与し易いと見るのは、大きな間違いだ。
彼が雑用などを引き受けているのは、それがあくまで部隊のためだからである。
いい様に彼を利用しようと近づいて来た者などは、まずは柔らかく拒絶される。
それでもしつこく食い下がった場合は、手痛いしっぺ返しを受ける事は間違いない。
いい様に彼を利用しようと近づいて来た者などは、まずは柔らかく拒絶される。
それでもしつこく食い下がった場合は、手痛いしっぺ返しを受ける事は間違いない。
グライフリッター入隊前は自由都市同盟都市同盟海軍第1艦隊陸戦隊機兵部隊の小隊長であり、中尉であった。
しかしアルカディア帝国よりの亡命者の子息であったため差別を受け、海賊根拠地への上陸作戦など様々に功績はあれど出世は頭打ち。
所謂、万年中尉の地位に甘んじていた。
しかしアルカディア帝国よりの亡命者の子息であったため差別を受け、海賊根拠地への上陸作戦など様々に功績はあれど出世は頭打ち。
所謂、万年中尉の地位に甘んじていた。
32歳の頃、直属の上司との間にちょっとした見解の相違から地味に確執が生まれ、海軍陸戦隊に居づらくなり除隊。
冒険者になる事も考えたのだが、最終的に彼は傭兵協会の門を叩く。
そして傭兵協会の訓練課程を経てフリーランスの傭兵となった。
冒険者になる事も考えたのだが、最終的に彼は傭兵協会の門を叩く。
そして傭兵協会の訓練課程を経てフリーランスの傭兵となった。
このバフォメット事変により、グライフリッターは約4割の損耗を出す。
彼が所属していた第九小隊も、小隊長を喪って潰走しかけた。
ここで彼は、その半壊した小隊の指揮権を臨時に掌握。
的確な指揮と指示、そして確たる戦闘技量により小隊を救い、更なる戦果までも挙げる事に成功した。
彼が所属していた第九小隊も、小隊長を喪って潰走しかけた。
ここで彼は、その半壊した小隊の指揮権を臨時に掌握。
的確な指揮と指示、そして確たる戦闘技量により小隊を救い、更なる戦果までも挙げる事に成功した。
そしてバフォメット事変終結後、彼は生き残りの小隊員たちから満場一致で、新たな第九小隊隊長へと推薦されたのである。
彼はグライフリッターの部隊においては、傭兵として、操手として、戦闘技能的には一見抜きんでた能力は持っていない様に見える。
ただしあくまでそれは、単一の戦闘技能に関しての事だ。
彼の恐るべき点は、『どの分野に於いても、2位~3位程度の技量を維持している』と言う点にある。
ただしあくまでそれは、単一の戦闘技能に関しての事だ。
彼の恐るべき点は、『どの分野に於いても、2位~3位程度の技量を維持している』と言う点にある。
つまり彼は、格闘でも白兵戦でも剣技でも、射撃戦でも操縦技術でも、戦術でも戦略でも戦闘指揮においてすらも、2位~3位程度の能力を持っているのだ。
そして他のグライフリッター主要メンバーたちからは、『奴と戦う場合は『なんでもあり』で闘るのはゴメンだ』とまで言われている。
彼は相手の得意不得意を見抜く目も確かであり、そして手段の引き出しも広いため、常に敵の不得意な状況で戦う事ができるのだ。
そして他のグライフリッター主要メンバーたちからは、『奴と戦う場合は『なんでもあり』で闘るのはゴメンだ』とまで言われている。
彼は相手の得意不得意を見抜く目も確かであり、そして手段の引き出しも広いため、常に敵の不得意な状況で戦う事ができるのだ。
ちなみに彼の率いる第九小隊も、いわゆる『なんでもできる』マルチロール小隊として鍛えられている。
彼と彼らは、戦場で戦線に穴が開いた場合など、判断に迷ったら『とりあえずこいつらを充てておけば大丈夫』と便利に使える部隊である。
まあ、そんな彼であり彼らであるから、非常に忙しい苦労人になってしまうのは間違い無い。
彼と彼らは、戦場で戦線に穴が開いた場合など、判断に迷ったら『とりあえずこいつらを充てておけば大丈夫』と便利に使える部隊である。
まあ、そんな彼であり彼らであるから、非常に忙しい苦労人になってしまうのは間違い無い。
ちなみに専用機を与えられてはいるが、その専用機もチューニングは尖った性能よりも、汎用性と信頼性重視である。
更に修理や調整が間に合わない場合、幾度となく予備機の一般型マーセナル・グライフに乗り換えて出撃する事もあった。
なお第九小隊の機体も、個々人向けのチューニングは最低限。
平均化した能力と機能での小規模集団戦闘が得意である。
更に修理や調整が間に合わない場合、幾度となく予備機の一般型マーセナル・グライフに乗り換えて出撃する事もあった。
なお第九小隊の機体も、個々人向けのチューニングは最低限。
平均化した能力と機能での小規模集団戦闘が得意である。
[搭乗機体]
[セリフサンプル]
「自分はパーヴェル・ペトローヴィチ・クローニン。君の小隊長だ」
「最低限の書類はきちんと出してくれ。特に自分の機体関係のは。それ以上を要求するつもりは無いよ」
「済まないが、書類仕事が詰まってるんだ。飲みには行けないよ。……手伝ってくれる? 悪いね」
「こちら09-00。09-03、現在位置を維持しろ。安心しろ、見捨てないのはわかっているだろう?」
「部隊長、敵の排除に成功。現場にて警戒態勢に移行しま……。え? ……了解。小隊各員に通達。B-07-0Dポイントに急行し、敵を排除する。……はぁ」
「最低限の書類はきちんと出してくれ。特に自分の機体関係のは。それ以上を要求するつもりは無いよ」
「済まないが、書類仕事が詰まってるんだ。飲みには行けないよ。……手伝ってくれる? 悪いね」
「こちら09-00。09-03、現在位置を維持しろ。安心しろ、見捨てないのはわかっているだろう?」
「部隊長、敵の排除に成功。現場にて警戒態勢に移行しま……。え? ……了解。小隊各員に通達。B-07-0Dポイントに急行し、敵を排除する。……はぁ」
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