超弩級法撃型魔導砲グングニール - 聖華世界 @ wiki

超弩級法撃型魔導砲『グングニール』

[解説]

レスクヴァ要塞に設置されている法撃型魔導砲。ただし、そのサイズは規格外であり、常軌を逸した代物である。

元々は第三次聖帝戦争時代に帝国の機動要塞パンデモニウムに搭載されていた決戦兵器であった。
しかし、パンデモニウム陥落時に帝国軍が回収する事に成功し、それをレスクヴァ要塞に移設したのである。

この砲は液体エーテルを消費して、雷属性の法撃を放つように設計されている。
ただし、消費する液体エーテルの量は膨大であり、放たれる法撃は神代魔法『火焔竜葬』の数倍に匹敵する威力を誇る。

一度その砲を放てば、十数km先へと真っ直ぐに巨大な稲妻が迸り、その進路にあるものを何もかも灰塵へと変えてしまう、恐るべき兵器なのだ。

唯一幸いなのは、砲身のクールダウンと液体エーテルの補給により次射までに四時間以上の間隔が必要な事だろう。

[レスクヴァ要塞奪還作戦での使用について]

聖華暦835年3月に始まったレスクヴァ要塞の第一次奪還作戦の時は、聖王国側が『グングニール』の解析の途中であった為、貴族連合軍にその牙が剥かれる事は無かった。

しかし、835年7月の第二次奪還作戦では、遂に帝国軍に『グングニール』が解き放たれ………