シルヴィア・ガーランド - 聖華世界 @ wiki

[シルヴィア・ガーランド]

私服

[解説]

ベイン・イルフートの師匠である暗黒騎士。
31歳。(聖華暦836年)
結った黒髪と赤い瞳、右頬の傷が特徴的な麗人。
834年のデンバー戦役での聖王国との戦いで左腕を失い、歩行機能にも障害が残った事で暗黒騎士として前線に出る事は無くなったが、優れた戦略眼は健在で有事の際にはベインの副官として(ベインの指揮能力が低い為、指揮権をシルヴィアに委任している)カリギュラ級重巡航艦に搭乗し指揮を執る。
士官学校にて教官を務める事もあり、厳しくも真摯な指導で生徒達からの信頼は厚い。
現役時代は二刀流による剣技を得意としていた。
一線を退いたと言っても、鍛錬やリハビリは怠らず行っており、反物質の操作や暗黒魔法の練度は鈍っていない。
身体が不自由な現在でも並の兵士程度なら暗黒闘技を使う事も無く手にした杖でボコボコに出来るぐらいには強い。暗黒騎士の中でも屈指の頑丈さを誇るベインを殴って昏倒させる腕力も健在。
空気の流れを可視化させる気流の魔眼を持ち、微細な相手の動き等からその先を予測して動く事に長けている。

暗黒騎士イザベラ・アルコリオとはレティシア・ファルコーネの元で修行した間柄で、彼女の奔放な性格に頭を痛めながらも交友関係を築いている。また、酒豪であるイザベラとは対称的に酒に弱く、簡単に泥酔してしまう。

元弟子であるベイン・イルフートから何度も言い寄られており、その度に冷たくあしらっていたが、度重なるプロポーズに遂に折れ｢レクスヴァ奪還作戦で戦果を上げれば交際を認める｣と条件を出した。
その後ベインはレクスヴァ奪還作戦で目覚ましい活躍を見せた為、約束通りベインと交際する事となった。

交際後は両親から早く結婚しろと連絡が来る様になってしまい、悩みの種が増えてしまった。

聖華歴837年、ベインと入籍。（ベインがガーランド家へ婿入りしたが、軍内では旧姓であるベイン・イルフートで通している。）

｢あの子は真面目が過ぎる。婚期を逃さなければいいが｣｢シルヴィアは行き遅れて死にそうな雰囲気あったけど、あんなにシルヴィアの事を想ってくれる旦那が出来て本当に良かったよねぇ｣とはレティシア・ファルコーネ、イザベラ・アルコリオの談。
尻が大きく安産型。

[性格]

他人に厳しく、自分には更に厳しい四角四面な人物。
その厳しさは弟子や生徒に戦場で命を落として欲しくないという思いから来るものであり、本来は人情家。
普段は年下、部下に対しても丁寧語を使うが、感情が昂ぶった際にはより厳しい軍人的な口調になる他、かなり過激な言葉も口をついて出る。
一方で、自分の厳しい性格や身体の傷を気にしており、他人から好かれると思っていない為、自身の事になるとやや卑下しがちな面もある。
愛称である｢シルヴィ｣と呼ばれるのを嫌っている。

趣味はガーデニングで、ストレスや気苦労が絶えない彼女の数少ないストレス発散方法の一つ。

[セリフサンプル]

｢己を律し、帝国の刃となり盾となる。私が貴方方に望むのはそれだけです｣

｢戦場に必要なのは強い兵士だけではない。己の役目をその胸に刻み行動しなさい｣

｢敵前逃亡とは何事だ！恥を知れ軟弱者！｣　

｢私の様な面白味のない女を口説く暇があるのなら、社交会のマナーでも学んだらどうです？｣

｢…わかりました。ベイン、貴方にはレクスヴァ奪還作戦への参加要請が来ていましたね？そこで戦果を上げることが出来たら貴方のプロポーズを受けてあげましょう｣（ベインからの37回目のプロポーズを受けて）

｢ベイン、鎧の金具がズレてますよ。全く、今の貴方は帝国の名を背負う騎士の一人なんですから、身なりもきちんと整えていないと。…仕方ありませんね。ほら、こっちを向いてください。直してあげますから｣

｢カミナ…いつか貴女の優しさが貴女自身に牙を剥くかもしれない。でもそれは貴女が向き合わなくてはならない事です。強くなりなさいカミナ、貴女の大切なものを全て守れるくらいに｣

｢ベインなら心配は無用でしょう。彼の強さは師として、妻として私が一番よく分かっているつもりです｣

戦闘
｢私の前で瞬きする余裕など与えませんよ｣

｢嘗められたものですね。今でも貴方方のような愚図に遅れを取る事などありませんよ｣

｢"帝国スラング"！次に相見えた時には八つ裂きにして魔獣共の餌にしてやる！｣

ギャラリー