【解説】
カタンタ・ハヴィの所有するスタルカー・ヴォルフ、その後続機であるシャーフ・ヴォルフェンの機動戦術は、同盟の標準的な機兵がまともに相手取った場合、それなり以上の脅威であった。
また、カタンタ・ハヴィが宗教団体である以上、いつ、文字通り「牙をむかれる」か判ったものではない、という一派は常に存在しており、そう言った集団が対ヴォルフ系の機体として作り上げたのが、ラプティリアである。
カタンタ・ハヴィの所有するスタルカー・ヴォルフ、その後続機であるシャーフ・ヴォルフェンの機動戦術は、同盟の標準的な機兵がまともに相手取った場合、それなり以上の脅威であった。
また、カタンタ・ハヴィが宗教団体である以上、いつ、文字通り「牙をむかれる」か判ったものではない、という一派は常に存在しており、そう言った集団が対ヴォルフ系の機体として作り上げたのが、ラプティリアである。
ヴォルフ系以上に攻撃力と機動力に尖らせた機体は、機体長でヴォルフの半分ほどに収まり、大きく持ち上がった頚部によりかさが増す事になった高さも、シャーフ・ヴォルフェンの砲塔位置と同等程度、という小型さに収まっている。
最大の特徴は機体左右に張り出した可動式硬質ブレードであり、この機体が背中の刃を展開して襲い掛かった時、その影すら捉える事が出来なかった者も存在した。
前肢の爪は魔導纏槍の変種となっており、属性を付けて切り裂く攻撃が可能なほか、熟練の操手であれば、物を掴む事すらも可能にしている。
背面、両肘にハードポイントが隠されており、後付けながら射撃武装の装備も可能となっており、一部都市ではラプティリア10体でグランドホーンを行動不能にした演習結果も残っている。
背面、両肘にハードポイントが隠されており、後付けながら射撃武装の装備も可能となっており、一部都市ではラプティリア10体でグランドホーンを行動不能にした演習結果も残っている。