ギデオン・ガルブレイス
[解説]
後の世に十二使徒として知られるカーライル王朝・聖王国のクルセイダーの一人。聖華暦837年に、第三師団デァ・グロース・シルドに所属していた事が知られている。当時の年齢は26歳。一人称は公式にはわたし、私的には俺。
クルセイダーというだけで普通ではありえないのだが、それでも『普通に』強く、『普通に』三女神教を信奉し、『普通に』民衆に対し人情に篤い。と言うか、第三師団デァ・グロース・シルド自体が目立つ特色の無い、『普通に』強力な師団なのだが。
彼は元々聖痕持ちである以外は才能の低い、極めて凡庸な聖騎士の一人であった。しかし第三師団デァ・グロース・シルドに所属が許された際のアウトクルセイダーであるウィルフレッド・ウォーディントンのお言葉に、彼は感激する。
彼は元々聖痕持ちである以外は才能の低い、極めて凡庸な聖騎士の一人であった。しかし第三師団デァ・グロース・シルドに所属が許された際のアウトクルセイダーであるウィルフレッド・ウォーディントンのお言葉に、彼は感激する。
『普通である事は悪ではない。君は普通のまま努力し、その力を得た。今後も普通であり続け、幾多の『普通の者達』の憧れとなり、道標となりたまえ』
それ以後、彼は『普通に』血のにじむ努力をし、『普通に』無数の戦いをくぐり抜け、『普通に』数限りない勲功を積み重ねて、『普通に』第三師団で出世を重ねた。
無論『普通に』失敗もいくつかしたし、『普通に』悔やみ嘆いた事も多々ある。しかしながら彼はいつしか『普通に』序列89位の上位クルセイダーとして第三師団旗下の一部隊を任されて指揮するようになった。
無論『普通に』失敗もいくつかしたし、『普通に』悔やみ嘆いた事も多々ある。しかしながら彼はいつしか『普通に』序列89位の上位クルセイダーとして第三師団旗下の一部隊を任されて指揮するようになった。
彼はいつしか、凡庸な者達の希望の星となり、後の世における十二使徒の一人となったのである。
性格
普通の好青年。弱きものに優しく、勧善懲悪。ただしこの世が正義だけで回っているわけではない事も、重々思い知っている。可能な限り政治とは距離を置いているが、アウトクルセイダーたるウィルフレッド・ウォーディントンにその手の事を任せきりにしている事に、忸怩たる思いも抱いている。
アルカディア帝国に対しては、なるべく公平な目で見ようとは努力しているものの、それでも批判的。戦う相手としては雄敵かつ強敵だと思っている。
アルカディア帝国に対しては、なるべく公平な目で見ようとは努力しているものの、それでも批判的。戦う相手としては雄敵かつ強敵だと思っている。
戦闘スタイル
極めて『普通に』片手半剣と大盾、そして予備のモーニングスターを装備し、あくまで奇をてらわず基本に乗っ取って『普通に』隙が無い戦いぶりを見せる。基本に忠実であるため、敵に回した場合は怖さはそこまで無いがひたすら面倒くさく、そして気付いた時には『普通に』こちらの耐久力を削り取られてしまっている。
搭乗機兵
セリフサンプル
「わたしに続け! 護り抜くぞ!」
「くっ……。また、また俺は……」
「……これが聖職者の、枢機卿派のやることか」
「時間が余ったな。……よし、鍛練だ」
「くっ……。また、また俺は……」
「……これが聖職者の、枢機卿派のやることか」
「時間が余ったな。……よし、鍛練だ」