マルケス子爵家
ラズール公爵家の勢力に属する貴族。交易都市ベンドーバーを領地に持つ。現当主はベンジャミン・マルケス。
ベンジャミン・マルケスはラズール公爵の財務担当内政官でもあり、あまり領地にはいない。軍歴はなく、普段は事務作業に忙殺されている。
ベンジャミン・マルケスはラズール公爵の財務担当内政官でもあり、あまり領地にはいない。軍歴はなく、普段は事務作業に忙殺されている。
マルケス子爵家は600年代初めに優秀な官僚が、当時のラズール公爵に見出され、貴族の女性と結婚、爵位と領地を賜ったのが起源であり、それ以降代々内政官を務めている。
現当主には長男と次男ジェローム・マルケス、長女ジェラルディン・マルケスがいる。
マルケス家出身の者は、たとえ軍に入っても多くは主計部に配属され、武名を響かせる者は皆無だった。
この為家出していたジェラルディン・マルケスが暗黒騎士候補生になったのは晴天の霹靂であり、喜びと困惑が相半ばであった。
マルケス家出身の者は、たとえ軍に入っても多くは主計部に配属され、武名を響かせる者は皆無だった。
この為家出していたジェラルディン・マルケスが暗黒騎士候補生になったのは晴天の霹靂であり、喜びと困惑が相半ばであった。
ちょうどラズール公爵と皇帝との関係が悪化しつつあった頃のため、マルケス家はジェラルディンには好きにさせる一方あまり接触をとらず、代わって個人的武勇に優れたジェロームに戦力を与え当主名代として貴族連合軍に参加させた。
この為レルアンの乱では、ジェロームとジェラルディン、兄妹同士の戦いが起こってしまう。
この為レルアンの乱では、ジェロームとジェラルディン、兄妹同士の戦いが起こってしまう。
レルアンの乱後は爵位と領地を没収された。