機装兵シルバ・タクル
[解説]
聖華暦400年代にアルカディア帝国で開発された試作実験機で、量産はされなかったために第三世代機兵の扱いである。原型となったのは300年代の帝国機装兵カン・バーディであり、更にその源流を遡れば帝国によって滅ぼされたゼスキア王国の主力機装兵ツヴァン・ダードにまで至る事ができる。
この機体は、あくまで全体的な能力バランスを重視して生み出された。やや機敏さに優れる他は特に突出するところは無かったが、反面まったく弱点は無い。そして細身でありながら基幹構造の頑丈さ、強靭さは同格の他機種では到底及ばず、格上の機体に匹敵する。
後にこの機体を基本として、六聖者黒銀の貴公子クリストフ・ファリオンの乗機である機装兵シルバ・リオンや、重機兵ダウド・ドランクが開発される事になる。この機体自体は無名で終わったが、後々まで幾多の強化装備などの実験台として使い倒されたらしい。基幹構造の強靭さは、度重なる改装工事にも耐えられるだけの強度を持っていたのである。
この機体は、あくまで全体的な能力バランスを重視して生み出された。やや機敏さに優れる他は特に突出するところは無かったが、反面まったく弱点は無い。そして細身でありながら基幹構造の頑丈さ、強靭さは同格の他機種では到底及ばず、格上の機体に匹敵する。
後にこの機体を基本として、六聖者黒銀の貴公子クリストフ・ファリオンの乗機である機装兵シルバ・リオンや、重機兵ダウド・ドランクが開発される事になる。この機体自体は無名で終わったが、後々まで幾多の強化装備などの実験台として使い倒されたらしい。基幹構造の強靭さは、度重なる改装工事にも耐えられるだけの強度を持っていたのである。
なおこの機装兵は、あくまで試作機、実験機であったため、実戦には出なかった。このため武装は装備されていない。