屍隷(しれい)
[解説]
死霊術によって操られる死体の総称。
一口に屍隷と言ってもいくつかの種類に別けられ、次項でそれらの分類と説明を行う。
一口に屍隷と言ってもいくつかの種類に別けられ、次項でそれらの分類と説明を行う。
屍隷の種類
○降霊型
死人の魂を呼び寄せ、死体に憑依させる事で作られる屍隷。死霊術の中でも高度な術式となる(というか厳密には本当の死霊術の範疇なのはこれだけ)。
生前の記憶を持っていることも多く、会話や自律的な行動も可能。
ただし、死人の魂を留めおくのは24時間以内にする事が推奨される。
理由としては第一に24時間を過ぎれば魂が悪霊化するリスクが高まる事、第二に神人に目を付けられるからである。
死人の魂を呼び寄せ、死体に憑依させる事で作られる屍隷。死霊術の中でも高度な術式となる(というか厳密には本当の死霊術の範疇なのはこれだけ)。
生前の記憶を持っていることも多く、会話や自律的な行動も可能。
ただし、死人の魂を留めおくのは24時間以内にする事が推奨される。
理由としては第一に24時間を過ぎれば魂が悪霊化するリスクが高まる事、第二に神人に目を付けられるからである。
○寄生生物使役型
小型魔獣屍傀蟲を寄生させて死体を操る方法。
数種類のフェロモンを使い分ける事である程度のコントロールができる、とはいえごく簡単な事に限られるのだが。
厳密には死霊術とは言い難い方法であるが、まぁ、それが知られなければ人から見れば立派な死霊術である。
小型魔獣屍傀蟲を寄生させて死体を操る方法。
数種類のフェロモンを使い分ける事である程度のコントロールができる、とはいえごく簡単な事に限られるのだが。
厳密には死霊術とは言い難い方法であるが、まぁ、それが知られなければ人から見れば立派な死霊術である。
○傀儡型
雷魔法操演雷糸を応用して死体に埋め込んだ金属製ワイヤーに電流を流し、筋肉や神経系を刺激して操る方法で、見た感じは死体を人形劇の人形のように自在に操るものである。
タオ族にのみ伝わる方法で、習得も扱いもかなり難しい。
あと厳密には死霊術とは言い難い方法であるが、まぁ、それが知られなければ人から見れば立派な死霊術である。
雷魔法操演雷糸を応用して死体に埋め込んだ金属製ワイヤーに電流を流し、筋肉や神経系を刺激して操る方法で、見た感じは死体を人形劇の人形のように自在に操るものである。
タオ族にのみ伝わる方法で、習得も扱いもかなり難しい。
あと厳密には死霊術とは言い難い方法であるが、まぁ、それが知られなければ人から見れば立派な死霊術である。