S型アクティブ・プロテクション
[解説]
通常機兵への魔導障壁搭載は長年の研究テーマだが、785年のアクティブ・プロテクションの有用性が証明されると今度は機兵にも似たようなシステムを搭載出来ないかという声が上がった。
これに対し開発元であるロココ設計所はアクティブ・プロテクション用に魔導障壁発生器の小型化したとはいえ、機兵サイズまでさらに小型化するのは難しいと早々に断念。
代替案として風魔法によって発生させた突風により敵の攻撃を跳ね返す物理障壁型アクティブ・プロテクションを開発した。
この装備は特に魔導砲等による砲撃に対して極めて有効的であり、機兵に蓄積される衝撃を低減し機体の硬直を防いだ。
しかしこの装備が最も防御力を発揮するのは展開してから1〜2秒の間の事であり、それ以降は徐々に防御性能が低下し消滅する。
時間経過による物理障壁消失後は一定時間のクールタイムを経るまで再展開不可能になる。
しかしこの装備が最も防御力を発揮するのは展開してから1〜2秒の間の事であり、それ以降は徐々に防御性能が低下し消滅する。
時間経過による物理障壁消失後は一定時間のクールタイムを経るまで再展開不可能になる。
この装備は直ちに量産され、都市同盟軍の選択式装備として数多く調達されることになった。
また近年では他の魔法も絡めた派生型のS型アクティブ・プロテクションも開発され、防御だけでなく攻撃にも転用可能な炎型や雷撃型も開発されている。
一部の技術者の間では未だに魔導障壁型の開発を諦めておらず、細々と研究が続いている。