マイヤー・ウォルフ・クロッゾ
[解説]
やや赤みのかかった金髪と意思の強い黒い瞳、無骨ながら力強く整った顔立ちの男性(23歳、聖華暦830年)。
性格は公平公正、直上的で情熱的。分別は弁えており、しっかりと自制も出来る。
しかし、目の前で不埒な行いが展開されるのを黙って見過ごすような臆病者では無く、相手が強大であっても立ち向かう、獅子の心を持った漢である。
性格は公平公正、直上的で情熱的。分別は弁えており、しっかりと自制も出来る。
しかし、目の前で不埒な行いが展開されるのを黙って見過ごすような臆病者では無く、相手が強大であっても立ち向かう、獅子の心を持った漢である。
小さい頃から広い視野を持ち機転が効き、何事も先んじて行動する事を信条としている。
また体力にも自信があり、三日三晩の強行軍も平気な顔でやってのける。
また体力にも自信があり、三日三晩の強行軍も平気な顔でやってのける。
もともと生まれも育ちもヴィリアーズ領の平民で、後述する理由によって、ロウエン・フォン・ヴィリアーズとは無二の親友同士の間柄だ。
軍人として非常に優秀で、とにかく速さを重視した戦術・戦略を用いることから『迅雷のマイヤー』と渾名されるほどの名将である。
ロウエン・フォン・ヴィリアーズとの関係
それはロウエンが領地を視察している時の事である。
ラズール公爵家の暗殺部隊の襲撃に遭い、ロウエンは座乗艦を破壊されて護衛も機兵一機を残して壊滅し、窮地に立たされる。
その時、ロウエンの指揮下の機兵隊の生き残りであるマイヤーが奮起、暗殺部隊の機兵を単騎で撃破したのである。
しかし、マイヤー自身も乗機を破壊され、敵の残存歩兵戦力にロウエンと二人追われる事となった。
ラズール公爵家の暗殺部隊の襲撃に遭い、ロウエンは座乗艦を破壊されて護衛も機兵一機を残して壊滅し、窮地に立たされる。
その時、ロウエンの指揮下の機兵隊の生き残りであるマイヤーが奮起、暗殺部隊の機兵を単騎で撃破したのである。
しかし、マイヤー自身も乗機を破壊され、敵の残存歩兵戦力にロウエンと二人追われる事となった。
この時、マイヤーは最後までロウエンを守り抜き、暗殺部隊を撒いて逃げ仰せて二人で窮地を出したのである。
この逃避行の際、年齢の近かった二人は意気投合し、身分差を超えて親友同士となる。
この逃避行の際、年齢の近かった二人は意気投合し、身分差を超えて親友同士となる。
その後、マイヤーはロウエン麾下の機兵部隊の隊長へとロウエンから推挙され、以後は武勲を立てて陸上艦艦長、艦隊指揮官へと出世し、ロウエンとマイヤーは戦場でともに轡を並べる無二の戦友となったのだった。