「精霊機 ゼートゥ・クァル・ゴオラ」

[解説]
それは後に自由都市同盟と呼ばれる国が興る土地の東のはずれ、人と亜人が共に住まうとある小さな地方都市にある、小さな工房で産声を上げた。
事の発端は旧大戦の傷跡も未だ完全には癒えぬ聖華暦18年、その工房を取り仕切っている、老いた鍛冶師/技師の孫が綺麗な石ころ、大人の握り拳ほどの、薄明かりを灯したように慎ましく輝くガラス質の石、それを道端で拾って来たことだった。
老鍛冶師には、科学の知識も少なからずあったため、放射能汚染を恐れてその石を調べたが、その輝きは幸い放射能汚染によるものでは無かった。
老鍛冶師には、科学の知識も少なからずあったため、放射能汚染を恐れてその石を調べたが、その輝きは幸い放射能汚染によるものでは無かった。
その石が何なのか、危険は無いのかで困りあぐねた老鍛冶師のところへ、その近隣で信仰されている土着宗教カタンタ・ハヴィの僧が訪れる。
その僧は、その石に「意志ある力」が宿っていると言った。
驚く老鍛冶師。だが真に驚いたのは、その僧が次の瞬間、空気に溶け込む様に姿を消した事であった。
その僧は、その石に「意志ある力」が宿っていると言った。
驚く老鍛冶師。だが真に驚いたのは、その僧が次の瞬間、空気に溶け込む様に姿を消した事であった。
そして老鍛冶師は、北の国々……まだやっと組織や領土が定まりはじめたばかりであったが、それらで今までの機兵……将来は幻装兵と呼ばれるそれに代わる、新たな機兵が造られ始めている事を思い出す。
その中でも最新の物は、魔導炉に僧や魔導士が大事にしていると言う聖遺物を組み込み、科学技術に頼る割合を減らしたと言う代物だった。
その中でも最新の物は、魔導炉に僧や魔導士が大事にしていると言う聖遺物を組み込み、科学技術に頼る割合を減らしたと言う代物だった。
老鍛冶師は決意する。
この石を使って、その新しい機兵とやらを造ってみせるのだ。
今まで老鍛冶師は兵の幻装兵 シュナイダーのパーツを造る下請仕事程度しかしてこなかったが、それでも機兵をなんとか1機組み上げるだけの知識と技量は持っていた。
そして2年後の聖華暦20年。老鍛冶師の前には、美しくも勇壮な白亜の機兵……精霊機が立っていた。
それを見届ける様にして、老鍛冶師は数日後、この世を去った。
この石を使って、その新しい機兵とやらを造ってみせるのだ。
今まで老鍛冶師は兵の幻装兵 シュナイダーのパーツを造る下請仕事程度しかしてこなかったが、それでも機兵をなんとか1機組み上げるだけの知識と技量は持っていた。
そして2年後の聖華暦20年。老鍛冶師の前には、美しくも勇壮な白亜の機兵……精霊機が立っていた。
それを見届ける様にして、老鍛冶師は数日後、この世を去った。
そしてその機兵は更に2年後、最初に「石」を拾って来た張本人である、老鍛冶師の孫である少女「コンスタンス・カーディフ」が操手となる事で起動を果たした。
そしてその後代々彼女の子や孫、子孫代々がこの精霊機ゼートゥ・クァル・ゴオラを乗機とし、様々な冒険を繰り広げる事になる。
そしてその後代々彼女の子や孫、子孫代々がこの精霊機ゼートゥ・クァル・ゴオラを乗機とし、様々な冒険を繰り広げる事になる。
え?精霊機の封印?ナニソレ(爆)。
この機兵を言い表すには、凄まじいの一言で足りる。
と言うか、それ以外に何とも言い様が無い。
と言うか、それ以外に何とも言い様が無い。
ただ強いだけではなく、追い詰められて損傷著しい場合など、数秒~数分で機体を全快状態まで癒す事が可能(一度使用すると3日~30日の間は使えなくなる能力だが)。
普通に倒すにはきっと、某アルカディア帝国のゲインズ・ガロウド・クーロ以上の機兵を連れて来なければ無理だろう。
しかも相手側からすれば、勝てたとしても深いダメージを負う事必須である。
普通に倒すにはきっと、某アルカディア帝国のゲインズ・ガロウド・クーロ以上の機兵を連れて来なければ無理だろう。
しかも相手側からすれば、勝てたとしても深いダメージを負う事必須である。
以下に、この機兵の装備を列挙する。
[機兵用破斬剣『レルディン・ブライツ』]
破壊的な力を持つ白銀の霊剣。一日一回まで、射程距離400mまでの目標に対し斬撃のダメージを飛ばす、「飛斬」の技が使用できる。
ダメージは直接この霊剣で斬るのと変わらない。
離れた敵に通常の命中判定を行い、致命打撃(クリティカル)が発生したなら、これも通常の攻撃と同じように処理。
射線(視線)が通らない敵には攻撃不可能。
破壊的な力を持つ白銀の霊剣。一日一回まで、射程距離400mまでの目標に対し斬撃のダメージを飛ばす、「飛斬」の技が使用できる。
ダメージは直接この霊剣で斬るのと変わらない。
離れた敵に通常の命中判定を行い、致命打撃(クリティカル)が発生したなら、これも通常の攻撃と同じように処理。
射線(視線)が通らない敵には攻撃不可能。
注1:この操手キャラ及び機兵は、ゲスト用キャラです。使いたいと思ったら、時代ごとに操手を設定してSSなどに登場させて下さい。後々の時代に出演させる際は、精霊機である事は隠した方が無難です。なお、設定したキャラは、メニューの共通NPC一覧に入れておいて下さると幸いです。
注2:機体を回復させる能力は、1D10×1D10×2秒(2秒~3分33秒333……)かけて、機体耐久度を全快まで持って行くことができます。1回使用すると、3D10日(3日~30日)の間使用できない。期待値は16.5日となり、2週間ちょっとです。
注2:機体を回復させる能力は、1D10×1D10×2秒(2秒~3分33秒333……)かけて、機体耐久度を全快まで持って行くことができます。1回使用すると、3D10日(3日~30日)の間使用できない。期待値は16.5日となり、2週間ちょっとです。
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